一属一種のサボテンですが、ロビビア属、エキノプシス属に分類される場合もあります。変種としては、体全体が山吹色となった、所謂“斑入りサボテン”の山吹が有名です。
学名:Chamaecereus silvestrii |
||
実際、どの程度遮光するかとかは、それぞれの場所で条件が異なる(例えば、隣の家の陰になる時間がある、とか、塀の影になる、とか)と思いますので、株全体の色を観察しながら決めるのが良いと思います。左の写真のような若草色になるよう調整してください。
因に、茶色くなってしまった場合でも、その後適切に管理を行えば成長を再開させますし花も咲かせます。どうぞご安心を。
因に、このサボテン、昔(つまり私が幼い頃)は「どんどん子吹きし、それがすぐ取れてそれを挿し木するとすぐ大きくなるので駄物扱いされていた」のですが、私の購入するサボテンとしては思いの外“高価”で1100円も(?)しました(殆どのサボテンが500円前後なので)。まぁ、株が大きかった、というのが一番の理由でしょうけれども。(^^)ゞ
“駄物”な割には、結構日当たりとかに注意しないと成長しない、とか、逆に、塀の脇に沢山路地植えになっていてほったらかしにしているとしか思えないのに元気に成長して花も咲かせているのを見付けたり、とちょっと不思議なサボテンです。
一方、寒さには強く、水やりも好み(過湿にはならないよう注意が要りますが)、成長ははやいです。子吹きも旺盛で群生します。また、その子供は取れ易く、落ちると容易に発根し、そこからまた増えていく、といった感じです。約2cmくらいであれば充分発根可能でので、私の場合、試しにそれらを発根させて庭の日当たりの悪い所に地植えにしています。さて、どのように成長するのかしないのか、花は咲かせるのか、とか楽しみにしています。
逆に子吹きして出た枝がどこまで大きくなるのか、ですが、20cm程度までのものしか見たことがありません。その長さに達したところで、或いは、達する前に販売されるからかも知れません。前述の“塀の脇に路地植えになって”いる株もどれも15cm程度以下でした。実際、どこまで大きくなるのか、注視して行きたいと思います。(^^)
最後に植え替えですが、春先に蕾を付けますので、花を終えてからの6月以降が良いと思います。私の場合、8月~9月の秋の植え替え期に植え替えています。もっとも、子供がポロポロ取れたものを挿し木した株がいくつかありますので、そのうちの1つを春先に植え替えてみてどうなるかも試してみたいと思います。結果が分かればまたご報告させて頂きます。
|
|
|