比較的大型に育つのがこの仲間の特徴で直径20cm~30cmになります。寒さに強く、丈夫なものが多いので栽培は楽です。小玉の時と大株になった時で形が随分異なるものが多いのですが、このサボテンはあまり形を変化させずに大株になります。ですから大株でも非常に形が整ったものが多いのも特徴です。 大きく育つわりには、比較的小玉の時から花をつけますので、小さな株を入手しても大きな株を入手してもそれなりの栽培を楽しめます。しかし大株になりますと一度に咲く花の数も増えますので、初夏から秋半ばまでひっきりなしに花を咲かせて目を楽しませてくれます。 |
薄黄色で直径7cmくらいの比較的大きめの花を咲かせます。中心部の真っ赤な部分が印象的です。蕾と花だけ見ればテロカクタス属の大統領に似たところがあります。 どの程度の大きさから蕾を付けるのかは定かではありませんが、直径5cm位から花を咲かせるようです。 春、成長を開始するのは比較的早めで、4月頃から新しい刺を出し始めます。新しい刺とともに蕾を付けますので、休眠に入る10月頃まで次々と花を咲かせます。
性質は丈夫で、特に根の成長が旺盛です。比較的水やりを好むようです。ただ、必ず用土の表面が乾いてからやるようにして下さい。寒さにも強いので、冬も屋外の設備にて栽培しています。 前述のように水やりを好むようですので、私の場合、冬場でも月に1回水やりをしています。水やり後は耐寒性が落ちますので、水やり後3~4日は屋内のよく日光の当たるところに置いて管理しています。
成長開始が早めですので、植え替えは3月中旬までに済ませる方が良いでしょう。前述の通り根の成長が旺盛ですので、植え替えの際、根は短めに切り詰めた方が良いかと思います。
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パステル調の薄黄色でやや厚手の花びらをした直径8cmにも及ぶ比較的大きな花を咲かせます。同じハマトカクタス属ですが、上記の竜王丸とは異なり、花の中央部までほとんど同じ薄黄色です。花びらも雌しべも雄しべも雄しべの柄の部分まで薄黄色です。蕾はツクシのような形をしており、竜王丸や大統領と違って先が丸みを帯びています。 肌は少し光沢のある深緑色をしており、長くてやや太めの立派な刺が生えています(6cmくらいあります)ので、花なしでも充分に観賞用として楽しめます。
このサボテンもどの程度の大きさから蕾を付けるのかは定かではありませんが、直径5cm位から花を咲かせるようです。成長開始はやや遅めのようで、5~6月くらいからでしょうか。新しい刺を出し始めると刺とともに蕾をつけますので休眠に入る10月頃まで次々と花を咲かせます。
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