一属一種の珍しいものです。半透明で銀白色の美しい刺を持ち、深紅の大輪の花をつけ、その対照の妙が何とも言えません。株の大きさが8cm程度になると花を付け始めるようです。 雄しべが花の色と同じ深紅だというのも大変珍しく、約30年前には、サボテン界の最高級品と珍重されたほどです。 他のサボテンと異なり、花は夜昼なく10日程度咲き続けます。これも嬉しい限りです。 ただ、問題点が2つあります。それは… 刺が鉤針状になっていること。しかも、ちょっと反り返っている、といった生やさしいものではなく、しっかり180度と折り返っており、恐らく数あるサボテンの中でも最もその度合いが強いと思われます。ですから、レースのカーテンでも引っかかるともう大変。普通に引っ張っただけでは絶対に取れません。ピンセット等を使って気長に1箇所ずつ外すしかありません。
もう1つの難点は(これは私だけの問題かも知れないのですが)、なかなか花が咲かない、ということです。
写真は96年、栽培を初めて10年目にして初めて咲いたときのものです。何が良かったのか、今もまだよく分かりません。 お陰様で、4年ぶりに花を咲かせました!\(^^)/
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