久しぶりに花が咲きました!

久しぶりに花を咲かせた月宮殿
  待ちに待った花が遂に咲きました。\(^^)/ しかも、前回(4年前)は1輪だけだったのですが、今回は3輪蕾を付けました。写真のものは2輪目です(花の左横の赤い突起物が3輪目の蕾です)。花の大きさを測ってみましたら、直径が5.5cmありました。結構大きいです。
  ところで、このサボテンの蕾は“アッ!と喜ばせる”ところがあります。それは、突如として大きな蕾が出現する、ということです。と言いますのは、このサボテンの蕾は疣と疣の間から出てくるのですが、ご覧のように表面が白銀色の刺で覆われていますので疣と疣の間は殆ど見えません。ですから、蕾が刺の間から顔を出すときはもうかなり成長して大きくなっているわけです。

  この株は前回の写真のものと同じ株なのですが、比べて見れば一回り小さくなっていることにお気付きかと思います。実は一昨年に上半分のところで胴切り、挿し木して仕立て直しをしております。前回の写真に既にその兆候が出ていますが、下半分が黒くなっていて実質的に枯れた状態になっていましたので手当てしたものです。

満開の花を付けた月宮殿
2014年4月撮影
  さて、では何故今年は咲いたのか?ということですが、(想像の域を出ませんが)このサボテンはどうやらある程度の寒さに当てることで花芽を作っているのでは?と思います。
  といいますのは、今回はかなり寒いときにも冬用の容器に入れたままで冬越しをさせました(これまでは、最低気温が2℃以下と予想されたときは屋内に取り込んでいました)。氷点下という日が3、4日あったように思います。設置していた温度計によると最低気温が-4℃(!)ということもありました。前回花を付けた時は阪神大震災直後の春でしたが、その時も(約2ヶ月間避難してましたので)屋外に放置せざるを得ませんでしたので、かなり低い気温に当たっています(雨避けと風避けはありましたが)。つまり、共通項は寒さということです。満月も久しぶりに花を咲かせましたが、こちらもやはり条件は同じで、やっぱり寒さのようです。
  ということで、確認のため来年も試してみようと思っています。( → 試してみました!)

  で、その後順調に成長しています。上の株ですが、写真右の感じに大きくなり、毎年満開の花を咲かせています(5号鉢に植えています)。



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