サボテン栽培のポイント -雨に当てない-

  雨にあてない、と言うことは水やりと関係があります。よく「水やり3年」とか言うそうですが、水やりもやはり園芸全般の基本と言えるところでしょう。サボテンでも同様です。

サボテンの水やり

  基本は、余計な水は与えない、ということです。雨にあてない、と言うこともこの理由からです。余計な水を与える、つまり、水をやり過ぎますと根腐れをおこしてしまいます。サボテンの場合、根腐れは胴体にまで及びますので(つまり、胴体も腐ってきます)注意が必要です。
  私は透明のアクリル板を用いて雨避けを作っています(実物はこれです。ご参考までに)。こうすれば不慮の雨でもサボテンが濡れることなく、充分な日差しを得ることができるからです。
  では、水やりはどの程度すればよいのか、ですが、先ずよくサボテンを観察して下さい。新しい刺が出ているかどうかが分かります(新しい刺が出ている=成長している)。成長期、休眠期についてはこちらもご覧下さい。

【成 長 期】

  • やや多めに水をやっても大丈夫です。でも週に1回程度で良いと思います。
  • 水やりの時間帯ですが、夕方に与えるのが良いでしょう。
  • 非常に元気の良い株でしたら、週2回の水やりでもOKです。
  • 但し、培養土によって乾燥の度合いが違います。水はけの善し悪しには注意して下さい。少なくとも、表面が乾くまでは水やりをしないで下さい。
  • いずれにせよ、水のやり過ぎは水のやり無さ過ぎより危険です。サボテンは乾燥には強いですから、どちらか迷ったときには水やりしない方が安全です。
【休 眠 期】 特に12月~3月
  • 月に1回で充分です。2ヶ月に1回でもOKです。全く与えなくても枯れることはありません。
  • 水やりをした直後は寒さに弱くなりますので、水やり後1週間程度は寒さに当てないようにしてあげましょう。
  • 水を与えなくても、日光には充分当てて下さい。

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