「みなさん、こんばんは!大江千里です!会場盛り上がってますか〜〜!」-CM-
(久々に頭からテンション高い声)
「6月に入りまして、この番組も10回目を迎えることができました。HPもパワーアップしまして今週からステージの様子が動画で見れるようになっています」
(石嶺聡子登場)
千「石嶺さんは今日は赤地に白の水玉のパーカーを着ていらっしゃいますけど、ポップな装いが好きなんですか?」
石嶺「結構こういう感じで着てたり。あと赤が好きなんで爪とかも全部赤にして」
千「あ、ホントだ(笑)」
石嶺「テンションをあげようかなと思って」
千「やっぱり気持ちも変わりますか?なるほどね。今日の生放送、そしてこの人の前でライブをやるわけですけど、どうですか?」
石嶺「やっぱり生は緊張しますね」
千「緊張をほぐす方法とかありますか?」
石嶺「さっき、そこでピョンピョン跳んでたんです、ずっと。まだまだおさまらない感じ」
千「一緒に跳びますか?(笑)」
(石嶺聡子ライブ)
『会いたくて会えなくて夢を見て』『ローズマリー&タイム』(フューチャープロスペクト)
-CM-
千「セッションタイム!」(セッション)
(今週の千里さんのピアノ演奏は結構ノリがよくて客席も手拍子)
千「石嶺聡子ぉ〜!」
(やっぱり、かなりテンション高めな声)
千「ラジオの前のみなさん、運転しながら聴いてる人、何が起こったんかって感じかもしれないですけど(笑)」
(ここで石嶺聡子さんから3人のメンバーを紹介)
石嶺「キーボードの明石さん」
千「あかしぃ〜!」
(千里さんのPAGODAPIAでもキーボードを担当している明石敏子さん)
石嶺「パーカッション、いっぴきさん」
千「いっぴきぃ〜!おしゃれなシャツです、派手です。石嶺さんよりみんな派手ですね(笑)。おさえてくださいよ」
石嶺「ギター、ひろくん」
千「ひろくん!ひろくんもよく見ると派手ですね(笑)」
エルビス・コステロの『ALISON』(石嶺聡子ライブ)
1コーラス目は千里さんが歌い、2コーラス目は石嶺さん。最後は二人のデュエット。千「ひとことどうぞ」
石嶺「すごい気持ちよくて。私、デビュー当時にここで初めてコンサートをしたんですよ。その時の緊張感とかあったんですけど、今日のお客さん、めちゃめちゃ歌いやすい環境を作ってくれて」
千「今夜のセッションのエルビス・コステロの『ALISON』、石嶺さんからのアイディアだったんですけど、シブイとこきましたね」
石嶺「シブイですかね?エルビス・コステロは大好きなんですけど、なかなか男性の方とセッションする機会がないじゃないですか?それで、大江千里さんの声で『ALISON』を聴くとどうなんだろと思って」
千「僕ね、エルビス・コステロ、すごい好きなですよね。石嶺さんがエルビス・コステロとあとジョニ・ミッチェルていう案も出てたじゃないですか。シブイっていうか、僕がすごい好きなアーティストが2人出てきた時点でシンパシーというか嬉しいなと思って」
石嶺「しっとりする感じの曲なのに最後あんな盛り上がっちゃっていいのかなとか思って。ひと味違う『ALISON』を今日歌うことができて、すごいな〜、大江さんと思ってしまいました」
千「とんでもない(笑)。ありがとうございます。でも、シブイ選曲というか小さい頃から洋楽に慣れ親しんでた?」
石嶺「うちの父が洋楽を聴いていて、おうちの中ではビートルズやカーペンターズが流れてて。で、うちの姉はレベッカかけたりとかユニコーンかけたりとかっていう感じで」
千「ジャパニーズ・ポップス」
石嶺「その中で千里さんの曲もかかってて」
千「フォローありがとうございます(笑)」
石嶺「(笑)みんなで物真似してたんですよ」
千「え?私のですか?(会場から拍手)聴かせていただいていいですか?」
石嶺「すごい物真似が趣味なんですけど、でもね全然独り善がりの趣味なんで」
千「突っ走ってくださいよ、この際。かけ声とんでますよ」
石嶺「え、どうしよう?いいんですか?」
千「いいっすよ、もちろん」
石嶺「♪じゅっうにんとぉいろ〜 あ、似てない〜」
千「(ピアノで『十人十色』を弾きながら同じフレーズを歌って)こんな感じですかね?(笑)何となく口のあたりがそうなのかな?ってちょっと複雑な気持ちで、今」
石嶺「すいません〜」
千「物真似を見てて、いきなり僕の真似をしてきた人をTVの前で見たことあるんですよ。僕は絶対!似てないと思うんだけど、白シャツにGパンで眼鏡がボストンタイプの眼鏡で絶対これは俺じゃないと。でも、その場にいた人は全員笑ってましたね(笑)。貴重な物真似をありがとうございます」
石嶺「すいません〜」(会場拍手)千「最近ギターにはまってるという話を聞いたんですが」
石嶺「2年前ぐらいから始めたんですけど、やっぱりアコースティックギターの音色が好きで、自分で弾き語りしてみたいなぁと思って。今は洋楽のカバー曲とか弾いたりして歌ってます」
千「『ひだまり』っていうマキシシングルの中の曲ってご自身で作られてるじゃないですか。作詞、作曲。自分で歌詞を書いたりするようになってから歌に対する気持ちみたいなものって変化しました?」
石嶺「あ、これは一番大きいところで、デビュー当時とかは人にいただいた曲は下手に歌っちゃいけないと思ってて。けど、もっと気持ちに近づいた歌を歌いたいなぁと自分の中で余裕が出てきたんで、それを詞を書き始めたり曲を作ったりとか。自然な流れだったと思うんですけど」
千「じゃ『ひだまり』って曲も素直な自分が出てる感じ?」
石嶺「そうですね。ストレートすぎるよっていうぐらい私は感情を割とストレートに出しているので。情景が浮かぶような歌っていうのはなかなか自分には書けないところだったりするんですけど、またどんどん色んな詞を書いていけたらいいなぁと思ってて」
『天気雨』『ひだまり』--CM--
千「気持ちよさそうでしたね」
石嶺「すごい気持ちよかったですね。アコースティックライブであまり汗かくことないんですけど、なんかこう汗かいて」
千「自分の最初のコンサートをやった場所だっていうそういう想いも結構ね」
石嶺「そうですね。うん、色んな思いがありますよね、この場所には」
千「この番組続けてますんで、また帰ってきてくださいね」
(6月発売予定のマキシシングルの紹介)
千「『ひだまり』は、これ作曲初めてやった曲ですか?」
石嶺「形になったのは初めてですね」
千「このマキシシングルは石嶺聡子的にはどんな世界?自分の言葉で」
石嶺「『天気雨』と2曲目の『やさしい声』は別れの歌なんですね。3曲目まで別れの歌だったらちょっときついなぁと思ってラブラブな曲を書きたいなぁと思って自分の中ではバランスを考えたんですけど。でもまぁ、せつなさ感があったりとか、曲に優しい気持ちがあったり切ない感じがあったりというのはあるととてもいいんじゃないかと思うので、色んな要素が踏まえられてるマキシシングルになりましたね」
千「淋しい気持ちを歌っても声でくるまれるというか救われるような感じってありますもんね」
石嶺「あ、そうですね」
千「じゃシンガーソングライターとしてもこれからどういう風になっていくのか楽しみですけど、音楽的に挑戦してみたいこととかってありますか?」
石嶺「音楽的に挑戦したいことですか?」
千「これまでのアルバムって必ずカバー曲が入ってたりするじゃないですか。今後のアルバムはまたそういうこととかも?」
石嶺「そうですね。好きな楽曲とかカバーできたらいいなと思いますし、あと自分で作った楽曲をもうちょっと増やしていきたいと思います。すごいペースが遅いんですよ(笑)」
千「いや、かかりますよ、やっぱり。曲を産むのがね」
最後のエンディング曲は『秋唄』のような雰囲気がある和風のメロディ。
「石嶺さんのイメージで作ってきたんですけど、石嶺聡子の『聡』をとって『さと』っていうタイトルですね。ふるさととかイメージを重ねてみました」