Live Depot
Every Thursday, PM8:00〜 from TOKYO FM HALL
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Vol.10232003/05/01 ON AIR (guest:ザ・ベイビースターズ)
「こんばんは!大江千里です。ゴールデンウィークですけれども今日はゴールデンな放送にしたいと思いますんで、みなさん、よろしくお願いします。ラジオを聴いてるみなさんも一週間のご無沙汰でした」
(ザ・ベイビースターズ登場)
千「こんばんは!お一人ずつ、担当とお名前、そして自己アピールをお願いします」
田中「ボーカル、ベースの田中明仁です」
高橋「ギターとリーダーと優しさを担当しています高橋りきやです。よろしくお願いします」
市川「自他共に認めるマダムキラーのピアノ、市川洋介です。よろしくお願いします」
浅見「ドラムの浅見トマルです。よろしくお願いします」
千「ちょっと簡単に紹介しましょう。去年の夏にシングル『ヒカリヘ』でデビュー、そして先日ファーストアルバム『べビスタ』が発売になりました。そして今はツアー中ということで。そんなわけでゴールデンウィークらしいことしてますか」
田中「ゴールデンウィークは毎日日本各地で歌ってます」
千「キャンペーンでかなり過酷なスケジュールをこなしていると。今日は楽しんでってくださいね。今夜のステージにかける思いを一言」
田中「みんなの心に届くように頑張って歌いますので楽しんでってください。よろしくお願いします」
-CM-
(ザ・ベイビースターズライブ)
『ヒカリヘ』『サクラサクコロ』
-CM-
千「セッションタイム!(千里さんのピアノ演奏)音楽のキャッチボール、セッションタイムがやってまいりました。今日は初顔合わせですけど、この曲いきましょうか」
(セッション)
チューリップ『ぼくがつくった愛の歌(いとしのEmily)』
千「これはキーボードの市川さんが入ったときに、市川さんが一応新しいメンバー、入ったときに初めてみんなでやった思い出の曲だというふうに聞いたんですけど」
田中「初カバーした曲なんですね」
千「マダムキラー市川(笑)、入る前はこのバンド、いいぞっていろいろ言われたと思うんですけど、いざ入ってみてどうですか」
市川「入ったばっかりのトキはすごくパシリに使われました」
浅見「今でもな」
田中「今でもパシリ?一番年下なんだよね」
市川「年下って言ってももう25ですけどね、もうね」
高橋「どういうことだよ、それ(笑)」
市川「いやいやいや(笑)」
千「ベイビースターズ、生で目の前で演奏してるの聴くの初めてですけど、すごいね。みんな、例えば市川くんにしたってオルガン弾いてピアノ弾いてコーラスやってスマイル笑顔振りまいて(笑)」
市川「(笑)。それが一番大事です」
浅見「そこがマダムキラーの大事なとこ(笑)」
千「見てて楽しくなるね。一緒に歌いたくなるような。それぞれ、このバンド組もうと思ったきっかけは何なんですか」
田中「元々歌がちゃんとあるバンド組みたくて。元々僕達ビートルズがすごい好きで、四人組で全員歌を歌うようなバンドを組みたくて、元々僕田中とギター高橋が大学が一緒だったんですけど、そこでビートルズみたいなバンドを組もうっていうのが始まりで、長く活動していくうちにいいメンバーと巡り会い、今の形になったわけです」
千「ベイビースターズっていうのはビートルズじゃないけどBで始まってSで終わる的な、そういうのもあるんですか」
田中「そうですね。やっぱりBで始まるバンドはすごくブレイクするっていうのがありまして(笑)。例えばビートルズだったり」
高橋「ボン・ジョビだったり」
浅見「日本でいえばブルーハーツとか」
市川「あと坂東英二さんとか」
田中「ややウケ」
市川「いい感じです。ありがとうございます」
千「自分で拾ってくれよ(笑)。ドラマーの浅見さん、何かいいチャンスが来るときに必ず浅見さんが怪我をする?」
浅見「逆です。僕が怪我をするといいチャンスが舞い込んでくるんですね」
千「今どっか怪我…」
浅見「今ここを擦りむいたので」
千「平たんに起こらないときは自らぶつけてみるとか(笑)?」
浅見「最近メンバーの目が怖いんですよ」
千「実際フーハーだけじゃなくてワオワオまで一緒にはもってしまうと、これは中々普段でも仲が悪いとワオワオまでいかないでしょ」
田中「普段も仲が良くて」
高橋「トイレとか行って、みんなで並んでしてるときに、あ〜♪って重なってくるんですよ」
千「(みんなのあ〜♪に)(笑)。みんな、引いてるって。さざ波が半蔵門辺りまで。今帰ってくるの待ってる状態なんでね。それぞれの音楽的な共通点っていうのはどういう部分で一緒になったんですか」
田中「元々はビートルズ好きってところから始まったんですけど、僕と高橋はハードロックが好きだったりとか、ビートルズは好きなんですけど、それ以外のところは、ドラムの浅見トマルはオフコースが大好きとか」
千「でも、どっかで歌をみんなではもりながら伝えるっていうような、気持ちを伝える的な、そういうものが好きだっていうことは共通してると。今日来てくれてる方ですけど『今日はお母さんと二人で来ました』、どちらのかたでしょうか?あ、小さく。いましたね。娘さん二人で?いやいやいや(笑)。『母娘で共感できる音楽を作るべビスタはすごい』」
田中「ありがとうございます」
千「『これからもまた二人でライブに行き続けます。応援しています。』嬉しいじゃないですか。そして『歌詞はどんなときに』、みんな曲作ってはりますけど、『どんなときに思いつくの』っていう」
田中「僕は風呂に入ってるときとか(笑)。お風呂とかシャワーとか浴びて、あ、思いついたって思うと鏡に書いて、消えたあとで見直しにいく感じですね」
千「よく車に乗りながらね。いやいや、その話はやめときます(笑)。どういうときですか」
高橋「僕は車乗ったりして行き帰り、通勤通学、通学って歳でもないんですけど(笑)」
田中「昔しゃべってたよね。学校まで結構遠かったんですよ、彼は。学校に来るまでに100曲できるんだけど学校に着くと全部忘れちゃうんだよって(笑)」
千「ギターの高橋さん、リーダーじゃないですか。バンドでリーダーって、僕いつも不思議なんですけど、どういうことを具体的にするんですか」
高橋「そうですね。ここは俺より目立つなとか、そういうところをね(笑)」
浅見「打ち上げのときに乾杯をいう役だけですね」
高橋「あと、ここに出る前にいくぞ!オーッ!それだけですね。そのふたつの仕事が主な、ハイ」
千「スタジオ取ったり、そういう仕事も」
田中「昔はスタジオ取るのが大変な仕事だったので、それをみんなめんどくさくてやりたがらなかったんですよ。で、彼にやらせてて。じゃ、リーダーにするからやってねって」
市川「ま、まとめるとリーダーがダメだと周りがしっかりするってことですね」
千「若い市川くんがしっかりと今まとめましたけど(笑)。この四人じゃなきゃできないってことを目指してるわけじゃないですか。リハーサルして曲ができ上がって、あ〜やっぱりこの四人で良かったなって思う瞬間っていうのはどんな?」
田中「ライブでバーンと四人でひとつになった音を出したときがすごく感じるとこですね。あと、CDになって聴いてみたときに、それぞれ一流てほどうまいわけでもないけど、この四人にしか出せない雰囲気であり勢いでありが出てるときが、すごくバンドやってて良かったなと思います」
(ザ・ベイビースターズライブ)
『永遠に咲く花〜evergreen〜』『くもりのちはれ』『ヤング☆ヤング☆ヤング』
-CM-
千「お疲れさまでした。代表して、どうでした?」
田中「楽しかったです。すごく広くて立派なホールで。気持ちよく歌わてもらいました」
千「良かったです。ベイビースターズ、ついにファーストアルバム出ました。『べビスタ』〜!なんか直球ですね」
田中「はい、そのまんまです」
千「大江千里、おえせん、みたいなね(笑)。『べビスタ』、どんな感じに仕上がりましたでしょうか」
田中「僕達五年間活動してきたんですけど、その中のずーっとやってきた曲もあれば、このアルバム用に書いた曲もありまして、五年間の歴史というか、僕達の成長も含めた僕達の五年間の歴史というか魂がね、ギュッとこもった一枚になりました」
千「東京でのワンマンライブも決定しました。楽しいでしょうね。べビスタの、一緒に歌って同じような、どっちがステージなのかわかんないようなね(笑)。5月19日に渋谷のON
AIR WESTです」
高橋「待ってます。全員来てください」
浅見「待ってます」
市川「多分来るよね」
田中「千里さんも是非来てください」
千「あ、ありがとうございます。5月19日、はい。微妙な時期なんで。僕もコンサートが始まるのでちょっと睨みつつも(笑)。さっき僕達の五年間の集大成、ある意味これがスタートになるわけで、集大成であり思いの詰まった、僕もデビューアルバムそうだったけど、また次二枚目きますからね」
田中「そうですね。まずツアーが終わってから考えようって感じなんですけど、やりたいことはものすごくいっぱいあって。ファースト作って出来上がって、あとで聴いてみると、あ〜、あんなこともできたなっていろいろ逆に見えて」
千「それ、あるよね。作ったあとでマスタリングしながら聴いてるときに、あ〜」
高橋「(笑)。そうそう。あれ入れるの忘れた〜とかね(笑)」
千「ありますよね。旅行とか多いと思いますけど、『べビスタは旅やツアーに欠かせないものってあります?』」
高橋「ツアーに欠かせないもの?何かあったっけ?」
田中「はい!やる気です!」
千「はい、ありがとうございます。ま、これで締めさせてもらいますね(笑)。デビュー二年目の夏に向けて全開で是非頑張って、また番組に戻ってきてください」
エンディングテーマは『小さくてでっかい星』