Live Depot
Every Thursday, PM8:00〜 from TOKYO FM HALL
http://www.tfm.co.jp/senri/
Vol.149 2004/04/01 ON AIR (guest:キンモクセイ)
「東京FMホールへお越しのみなさん、ありがとうございます、ようこそ!そしてFM放送をお聴きのみなさん、ブロードバンドをご覧になってるみなさん、そして東京MXテレビをご覧のみなさん、こんばんは。改めまして大江千里です。4月1日のこのキリのいい日にこのLive
Depotはなんと四年目に突入いたしました。今日はステージセットもちょっと変わって気分も新たにパワーアップでいきたいと思います。今夜はいろんな音楽の要素を、スカとか歌謡曲とかミックスして独特の世界を作っているこの人たち、まさにポピュラーミュージックグループという感じですけど。早速紹介したいと思います、キンモクセイ!」
(キンモクセイ登場)
千「こんばんは!この番組二回目の登場ですけど。お一人ずつキャッチコピー付きで短いご挨拶をよろしくお願いします」
伊藤「いつもガリガリ痩せております伊藤です。よろしくお願いします」
後藤「いつもデブデブしております後藤です。よろしくお願いします」
張替「いつも適当です。ドラムの張替でーす。お願いしまーす」
千「張替さんは髪も伸びて眼鏡も変わって雰囲気ずいぶん変わりましたけど。よろしくお願いします。次はベースですね」
白井「はい。春になりセンチメンタル白井ちゃん、白井です」
千「うつむき加減に言うのがいいですね(笑)。では最後に締めてもらいましょうか」
佐々木「はい。キンモクセイ、コーラス、ギターは佐々木です。キャッチコピーぽく言ってみました」
千「なるほど。さてライブづいてるというか、今週も旭川でしたっけ?」
伊藤「行ってましたね。カニがサービスで出てきました」
千「カニがステージに?」
伊藤「ステージじゃなく(笑)。ラムしゃぶをいただきに行ったんですがカニがサービスで出てきたんですよ」
千「カニも食べラムしゃぶも食べライブも熱く!新作が出ましたもんね。今年第一弾のシングルはCD発売よりちょっと前にカセット発売という。今ここにあるんですけど、紫色のカセット、『二人のムラサキ東京』、これが先行発売になりました!演歌のかたとかカセットで発売したりしますけど、これはデュエットソングということで?」
伊藤「そうですね。曲が最初からデュエットというか日本の昭和歌謡というか、そういう雰囲気をかもし出していたので、それに引っ張られてカセットも出したいなと」
千「東京ジェンヌっていう相手?デュエットのあの人は誰なんだってみなさん思ってらっしゃると思うんですけど。なかなかライブできないですもんね」
伊藤「そうなんです。やりたいんですけど一人じゃ歌えないもんなー」
千「それが今日この番組で初披露です!ということは…これ以上は言いませんけど。では今夜のステージングにかける意気込みを白井さんから一言!ラジオ聴いてるみなさんにどうぞ」
白井「ここの音はすごく気持ち良くてリハのときから僕達はなんて気分がいいんだろうって感じだったので、今日はそういう感じで演奏したいと思ってます。みなさん、一つになれればいいんじゃないかと思っております」
(キンモクセイライブ)
『人とコウモリ』『悲しみ草』
-CM-
千「セッションタイム!(千里さんのピアノ演奏)キンモクセイー!東京FMホールから生中継、大江千里のLive
Depot、今夜のゲストはキンモクセイです。ステージの下手の方にキーボードがありまして、その前に大江千里陣取りました。今日はもうこれ、たまんない選曲ですよね。聴いたことあるかな?今日のお客さんは平均年齢読めないですもんね!ざわざわしたところで曲にさっといってみようかしら(笑)」
(セッション)
YMO『君に、胸キュン。』(歌も演奏もとっても楽しそうな雰囲気でした)
千「YMO、83年の春のシングルですけど、ヒットシングルです。今から21年前です。ちなみに私がデビューした年です(笑)。リアルタイムで聴いてた?」
伊藤「聴いてないですね、リアルタイムでは。記憶にはあるなぁと。細野晴臣さんは僕は役者だと思ってましたから。コマーシャルとかによく出てたなぁと」
千「そっちの方の印象で先に覚えてたと。どうしてこの『君に、胸キュン。』を?白井さん」
白井「やっぱり春だからじゃないですかね」
千「(笑)、頼むわ、ちょっと」
白井「好きなんですよ、単純に。キンモクセイはこういう打ち込み音楽ってやってなかったので聴いていてすごい新鮮で。で、PVすごいじゃないですか。ものすごいキュンってやってるじゃないですか。あれを見て、もうこれだと」
千「キンモクセイがこの曲をやりたいって言ってると言われて、これ結構難しい…」
伊藤「すごい難しかったですよ。今もやりながら心の中は汗かいてました」
千「全然表は汗かかないんだよね!全く汗というものが顔から出ない!」
伊藤「そうですね、病気ですかね?」
千「(笑)、でも中身は心で汗かいてたと」
(キンモクセイライブ)
『二人のムラサキ東京』『君とチンパンジー』『Pocket Song』
(『二人のムラサキ東京』では千里さんがトレンチコートを着て登場し、東京ジェンヌのパートを歌っていました(^_^;)
千「今日は4月1日でエープリルフールなんで何かやろうっていうのと番組も新しくリニューアルってことなんで、久しぶりにキンモクセイが来るってことなんで、いろんな要素が絡み合ってたんですけど、あのデュエットの案は初めて聞いたときはぶったまげましたけど。果たしていいのかな?と思って。いいわけないと思うんですけど(笑)。僕なりに聴いたときに、自分が例えばカラオケで歌うときとか自分がその曲を聴いたときに自分なりの歌い方というか、そういうイメージで歌ってみたんですけど。東京ジェンヌっていうのはそもそもはどういうキャラなのかってメールが来てますよ。『東京ジェンヌって誰かと思ったら千里さんなんだ。ネットで見てびっくり!あとでオンデマンドでゆっくり冷静になって見たいと思います』。(笑)、冷静になって見ないで。『本物のジェンヌはトレンチコートを着ているのですか』という質問もきていますが」
伊藤「トレンチコート着てましたね」
千「あの歌を歌うときはトレンチコート着るんですか」
白井「東京ジェンヌはいいですよ。レコーディング中に好きになりそうでした、みんな」
千「お美しいかたなんですか」
白井「美しいです」
千「みなさん、ご存じのかたかもしれない?」
伊藤「声を聴いていただければわかる人はわかると思います」
千「新曲をデュエットにしようっていうのは誰のアイディアで出てきたんですか」
伊藤「これはもう曲がそういう曲から始まって。こういう曲、得意なんですよ、僕は」
千「今、胸を張りましたね」
伊藤「こういう曲だったらいくらでもできるぞっていう」
千「これは波に乗るとメガヒットしそうな」
白井「花見の席で早速歌ってほしいですね。ここにネクタイ巻いて歌ってほしいですね。若い女子社員に軽いセクハラしながら上司が歌っていただけるとうれしい」
千「なるほど、なるほど(笑)。今月21日にCDリリースされるわけじゃないですか。でも既に新曲のレコーディングをやってるというのを聞いたんですけど。どうなんですか、後藤さん」
後藤「結構順調に」
伊藤「大分とってますね。最近はまた新しいタイプの曲というかバンドみんなでアイディアを出し合って音で会話をしながら作っていく感じが多くて曲の雰囲気も変わってきましたね。男らしいというかバンドらしくなってきたような」
千「僕、二回目じゃないですか、セッションしてもらうのも。リハーサルからずっと見ててゴリっとしてるっていうか前よりお互いをよく見てるっていうか、やっぱライブたくさんやってきてるのかなぁって思ったんだけど」
白井「ほんとにライブしたくてたまらないですね。毎日演奏したいですね。冗談じゃないですよ(笑)。ほんとにバンドにみんな会いに来てくれて、その前で演奏するのはたまらないですね」
千「お客さんの反応が見えると、それでまた曲のアイディアが」
白井「そうですね、レコーディングしててもライブを意識しますね」
伊藤「ライブで曲が育っていくので続けたいですね、ライブは」
千「さて一枚『キンモクセイの佐々木さんは以前、某ラジオ内で大江千里の物まねをなさってました。ぜひご本人の目の前でお願いします』」
佐々木「とんでもないこと言いますね(笑)」
千「『なぜ千里さんの物まねをはじめたのか教えて下さい』」
佐々木「なんででしょう?好きなんですよ、あ、好きなんですよって(笑)。千里さん、僕大好きでございます。ピアノ弾いて歌ってる人っていうのが好きでですね、その流れではないですけど物まねしたのは。なんでですかね」
白井「とにかく真似しなよ」
千「どの曲なのよ、聞きたい、聞きたい」
佐々木「♪きみが欲しい 今でも欲しい〜 すいませーん」
白井「どうですか」
千「いや、いいです」
佐々木「一瞬静かになって恐かったですね(笑)」
千「これはやっぱり固唾をのみますよ」
佐々木「僕だけ持ちネタを持ってなかったんですよ。バンドの中でみんなそれぞれ物まねがあって」
千「俺は間に合わせか(笑)。では今度直に教えましょう。さて『私は今就職活動中の21歳、そろそろ疲れもたまってきて毎日不安な日々。キンモクメンバーや千里さんは就職活動したことありますか。もししてなかったらアルバイト面接での面白いエピソードがあったら教えて下さい。こんな疲れてる私に応援メッセージをよろしく』」
伊藤「一回だけ会社に入ったことありまして。自動販売機のジュースを管理する会社だったんですけど遅刻が多くてクビになりました」
千「(笑)、よく売り切れ、売り切れ、売り切れになってしまう」
伊藤「はい、売り切れが続出でお前は使えないと」
千「白井さんは何かやってたことありますか」
白井「やってましたよ、パートのおばちゃんと一緒に冷凍庫とかでいろいろ運んでましたよ。その頃が一番もてましたね。パートのおばちゃんに夕方いつも『白井君、これ甘いの食べな』っていっぱいもらって毎日吐き気してました。でもあの頃が僕の全盛期です」
千「一方、今かかってるBGMに足踏みをしてリズムをきっている張替さんは何かやってました?」
張替「私は眼鏡屋さんだとか販売員とか」
千「眼鏡、好きなんだよね」
張替「そうですね、眼鏡は作ったりしてたんですよ、検眼して」
千「へぇそうなんだ。(ライブのお知らせ)後藤さん、どんなライブになりそうですか」
後藤「これはもうすごいライブにしたいと思います」
千「これはすごい、すごいで(笑)」
後藤「もう口では言い表せないくらい、来た人を損させません」
千「うん、うん。そんな頼るような目で僕を見ないで(笑)」
後藤「もう雨が降っても晴れても関係ない」
伊藤「今年まだワンマン一回もやってないですし、本当に楽しみでリハーサルから演奏が熱くて、熱くて。ほんとに涙が出るんですよ、うれしくて」
エンディングテーマは『二人のムラサキシキブ東京』