Live Depot
Every Thursday, PM8:00〜 from TOKYO FM HALL
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Vol.151 2004/04/15 ON AIR (guest:成田昭次
「どうもこんばんは、大江千里です。会場の雰囲気、ニコニコしてますけど。何かを待ちわびて、もうすぐあの声に生で久々に聴けるわけですよね。今夜のゲストをお迎えしましょう。男闘呼組の活動休止後バンド活動を経て、今年はソロアーティストとして本格的に再始動、成田昭次ー!」
(成田昭次登場)
成田「こんばんは」
千「こんばんは!迷彩のTシャツに白のパンツ、ラフですけどかっこいいですね」
成田「大江さんもその帽子、素敵です」
千「これ、針金で曲がるんです。久しぶりですね」
成田「ご無沙汰してます」
千「80年代に歌番組で会ったりしたことがあったんですけど。男闘呼組としてデビューしたのが1988年」
成田「そうですね。ずいぶん昔ですね」
千「16年前ですよ。何が一番変わりました?」
成田「ちょっと老けましたけど(笑)。中身変わってないんで」
千「そして今年の一月に移籍第一弾のシングル『ボクノスベテダッタノニ』、カタカナで表記されてて。僕、この曲すごい好きなんですけど」
成田「あ、ありがとうございます」
千「例えば男が女の人に伝えるラブソングと、もう一つ、ずっと待ってるファンの人とかね、スタッフとかいろんな人へ向けてのそういう思いも」
成田「はい、ほんと幅広く。長いことかかってしまったんですけど、いろいろ言葉にできなかったこととか気持ちがふんだんに詰まってるんで、もし聴く機会がありましたら是非」
千「今日歌いますよね(笑)?『さよなら』ってもう帰るのかと一瞬ドキッとしました(笑)。一月にリリースされて三か月ですけど各地のキャンペーンとかでいろんな人と再会したりとか初めて行く場所とかあるんじゃないですか」
成田「久しぶりに先月、北海道と九州訪れたんですけど」
千「男闘呼組のときってキャンペーンとかやってたんですか」
成田「やってました。まじめにやってたんですけど、本州出たの久しぶりだったんですよ(笑)。十年以上間があったんでかなり町並みも変わってますよね。どこ行っても地方に来たっていう感覚がないですよね。駅の周り、近代的になってるじゃないですか、今って」
千「キャンペーン先の楽しみとかあるんですか。散歩するとか」
成田「昔からそうなんですけど地方行くとホテルじゃないですか。好きなんですよ。結構現実離れできるじゃないですか」
千「普段の生活から切り離してね」
成田「心地いいんですよね、ホテル暮らし」
千「わりとホテルの部屋でもエンジョイできるタイプで。さて今夜の編成ですけど、成田さんはギターとボーカル、サポートメンバーでギターとキーボードが加わってアコースティックスタイルですけど、こういう公開生放送っていうのは久しぶりでは?」
成田「久しぶりです。ほんと光栄です。こうやってまた歌って演奏できる場所をいただけてありがとうございます」
千「今夜の気合いのほどというか、みなさんに一言演奏前にお願いします」
成田「僕もそろそろいい年なんで(笑)、ちょっぴり大人になった感じが自分の中でもしてるんで、今日はその少し大人になった成田昭次を感じてもらえればと思っています」
(成田昭次ライブ)
『Wonderful my lady』『Anytime』
-CM-
千「セッションタイム!(千里さんのピアノ演奏)東京FMホールから生中継!Live Depot!今夜のゲスト、成田昭次!ステージの上手側にはキーボードの岩瀬聡志さんがいらっしゃいます。そして成田さんの気持ち下手側にはアコースティックギター&コーラスの中川進さんがいらっしゃいます。そして下手のトーク席の横に設置されたキーボードの前に大江千里座りました。今日四人でお送りする曲はビートルズのこの曲です」
(セッション)
ビートルズ『We can work it out』
(千里さんはキーボードとコーラス。この曲は初めて聴く曲でしたが不思議なリズムの曲でした)

千「お互いセッションをやり終えた後の正直な感想を一言ずついきましょうか」
成田「緊張しました(笑)」
千「緊張しますよね、初めてですからね。この曲は短いけど、いろいろ詰まってる曲ですよね」
成田「いいですよね。他にもビートルズ、名曲がたくさんあるんですけど、この曲は結構昔からすごく好きだったんですよ。いつかやりたいなって思ってたんで」
千「ビートルズの四人も男闘呼組の四人とだぶるところがあって」
成田「まぁ、おこがましいですけどね(笑)。僕ら日本人ですからね(笑)」
(成田昭次ライブ)
『ボクノスベテダッタノニ』『Free way』『Same old scene』『Song for you』
千「今メールが届いてます。『まさに感激、感動中です。なかなかライブを見にいけない私にとって今日はとても楽しみにしてたんです。本当に今、成田昭次さんが歌っているんですよね』。双子の替え玉じゃないですよ、本人ですからね。もうひとかた、『成田君と呼んでた頃が懐かしい。声がとても落ち着いていて、どんな雰囲気になったのかなと思ったら以前より若い感じに見えますよ』ということですね」
成田「がんばって若作りしてます、なんて(笑)」
千「(笑)。『昭次さんは千里さんにお会いして印象はどうですか。千里さんは昭次にどんな印象を持ったのかなぁ』」
成田「気さくで腰の低い方だなぁと。そのままの人の良さが」
千「(笑)、そんなことないですよ。僕は昔の男闘呼組のときはすごくミュージシャン指向強いというか楽器が好きな人なんだろうなぁという印象があったんですけど、久しぶりに会うとかなりさらけ出してるというか、自分の内面、弱い部分とか情けない部分とかどんどん自分の声で表現していってるなぁって」
成田「正直にいこうと思ってますんで。名前が昭治だけに(笑)」
千「笑うとこ、笑うとこ(笑)」
成田「すいません、外しました」
千「いやいや、そんなことないですよ(笑)。さっき4月21日にシングルの『Same old scene』が出るという話をしてましたけど、今アルバムを製作中ということですけど、どれぐらいできてるんですか」
成田「もう完成しております」
千「今言葉で説明できるとすると」
成田「もうタイトルも決まってるんです。『Free way』というタイトルで。全14曲ぎっしりつまってるんで。去年の秋位からずっとレコーディングしてたんですけど、ようやく完成したばかりなんですけど、それが夏7月、8月あたりに出ます」
千「楽しみですね。(ライブのお知らせ)どんなライブに?」
成田「今日はアコースティックだったんですけど今度はバンドでドカーンといきます。一緒にストレス発散できればなと思って」
千「今、音楽どっぷりな感じが伝わってきてますけど一年後ぐらいにこういうところにいたいみたいな思いありますか」
成田「本当にいい意味で自分をずっと追いつめながらっていう状況の中でいるのが居心地いいので。後戻りはないんで(笑)。もっともっとみんなと一緒に楽しめる、歌える、踊れる曲をもっと作っていきますんで。今年はもっと僕と一緒に久しぶりに弾けてストレス発散できれば、それを願ってますんで」
千「音楽でホームラン打って下さい!」
エンディングテーマは『After we can work it out』