Live Depot
Every Thursday, PM8:00〜from TOKYO FM HALL
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Vol.165 2004/07/29 ON AIR (guest:鈴木聖美)
「こんばんは!大江千里です。全国各地で真夏のイベントラッシュですけど、私大江千里もあさって7月31日に大田区池上本門寺で納涼千里天国を開催することになりました。歌って踊って、そしてちょっぴり切なくなる楽しいイベントなんでみなさん是非、5時開演なんで今から急ぎ足でチケット買っていただきたいと思います。頭から思いっきりプロモーションやってますけど。今夜も東京FMホール、熱く盛り上がっていきましょう。今夜は日本を代表する女性ソウルシンガーが登場します。オンリーワンのボーカルを堪能していただきましょう」
(鈴木聖美登場)
千「抱きしめてしまいました、すみません」
鈴木「お久しぶりです」
千「EPIC25以来です。あのとき隣同士の楽屋だったんですよ」
鈴木「あの時あまりお話しできなかったんですよね、残念ながら」
千「HPも拝見しました」
鈴木「私あまり見ないの、自分の(笑)」
千「あんなに素晴らしいのに。オートマチックに聖美さんの歌が流れるような仕組みになってましたよ」
鈴木「すごいじゃん!ありがとうございます」
千「浜っこのイメージのある清美さんですけど実は……」
鈴木「久しぶり、浜っこなんて言われるの。私、江戸っ子だから。再婚して横浜に行ったから今は浜っ子でございます」
千「詳しい説明ありがとうございます(笑)。先週アルバムのレコーディングが終わったばかり。今日のライブはどんな感じになりそうでしょうか」
鈴木「エキサイティングにロマンティックにいきたいと思います!」
千「ちょっといいですか。爪が片手しか塗られてないんですけど」
鈴木「あんた細かいねー。時間がなかったの。楽屋でペラペラペラペラしゃべっちゃってマニキュア半分しか塗ってないの」
千「こっち鈴木聖美、こっちは」
鈴木「普通のおばさん」
千「(笑)。メンバーのかた出てきましたけど楽しいライブにしましょうね」
(鈴木聖美ライブ)
『Soul Mate』『Touch the world』『Wait and see』
-CM-
千「セッションタイム!(千里さんのピアノ演奏)東京FMホールからブロードバンドとFM放送で生中継、大江千里のLive
Depot、今夜のゲストは鈴木聖美!今日はリハーサルのときは白のブラウスに黒のスカートだったんですけど本番は打って変わって」
鈴木「変わりました?」
千「変わりました、変わりました。黒で耳にもイヤリングが」
鈴木「千里さん、あんまり変わんないですね。リハのときの方がかっこ良くなかった?」
千「(笑)、すいません、そうですか。衣装は毎回着替えてるんですよ、リハと本番と変えようと思って」
鈴木「リハの方がかっこ良かったよ」
千「そういう人多いんですけど。気合い入り過ぎてるんですかね、本番ね」
(セッション)
鈴木聖美『ロンリーチャップリン』
(千里さんとのデュエット。聖美さんはステージ中央ではなくピアノのサイドに立って歌ってました)
千「こんなに近くでデュエットできるなんて夢のようですけど。87年の大ヒット曲ですよ。マーチン以外とあまりデュエットしたことないんですか」
鈴木「この曲はテレビでいろんな人とデュエットしました。千里さんは何番目になるのかしらって感じで。今日初めて会ってバチッと。私がちょっと間違ったぐらいだもん」
千「セッションって一回切りだから山あり谷あり」
鈴木「スリルがすごい好きなんだよ、私。いい感じだよねー、歌い方も独特な千里節って感じで。私、ハートにきたわ。いい感じよ」
千「去年からマーチンと久しぶりにデュエットショー復活して」
鈴木「十何年ぶりかしらね、やりましょうってことで」
千「兄弟で目と目を合わせるときってどんな感じなんでしょうかね」
鈴木「彼はサングラスかけてんじゃん、だから合わないのよ」
千「(笑)、目と目合わない、こっちの顔が映ってるから」
鈴木「どこ見てるか分かんないし。だから自然に」
(鈴木聖美ライブ)
『The Last Train』『心のキャンドル』『TAXI』
千「『デュエットしたい外国人R&Bシンガーがいたら教えて下さい』。今いますか」
鈴木「今ですか?強いていえば誰かしら。もう死んじゃったけどサム・クック。してみたかったな」
千「聖美さんはニューアルバムのレコーディングが終了ということなんですけど、この秋リリース」
鈴木「10月過ぎちゃうかしら。6月にリリースするよとかファンの人にね、9月だわとかさんざん言ってたんだけど結局だんだん延びてしまって。私のせいじゃないもん!スタッフだもんね」
千「(笑)、人のせいに!四年ぶりなんでしょ?」
鈴木「そう、タイトルがずっと決まんなかったのね。『聖美』って名前にしようかなとかいろいろ考えたの。今日楽屋で決まっちゃった」
千「さっきですか?楽屋でガハハハーッていってたあの時に?」
鈴木「『Go on』にしました。続いていくよって。いつまで歌うか分んないけどさ、とりあえず続いていくよーって感じで」
千「秋に向けていろんな予定が入ってるみたいですけど去年からマーチンとのディナーショー復活」
鈴木「去年もあったんですけど今年もリクエストにお応えしまして兄弟でします」
千「東京は8月28日に東京プリンスホテル」
鈴木「あ、そうですか、把握してないんですよ、私」
千「これ、間違いはないと思いますよ(笑)」
鈴木「そうですか、ありがとうございます。ぜひとも来て下さいよ」
千「いいですか」
鈴木「もちろん!料理もおいしいと思うし何も食べずにいらっしゃい」
千「分かりました(笑)。わーい!ソロのコンサートツアーはいつ頃になるでしょうか」
鈴木「まだアルバムリリースがいつとか決まってないじゃん。その後になると思います。けど私はまだ聞いておりません。決まりましたらぜひとも!」
千「この番組でもまた紹介したいと思いますので。最後に聞きたいんですけど日本にもR&B定着してきましたけど、おねえちゃんが歌いたい音楽っていうのはどんな音楽?」
鈴木「歌いたい音楽はね、私は歌ってきたと思うし、だから自分らしさ、欲張っちゃいけないと思うのね。年齢の関係もあるんだけど、やっぱり声もだんだん変わってくると思うんでね。それに伴って歌う歌っていうか自分にマッチする曲は自然についてくるもんだと思うから無理して自分からリクエストしないし、自然体で歌えればそれが自分の音楽だと思うから。それでいきたいと思います。『Go
on』でございます」
エンディングテーマは『ママはおねえちゃん』