Live Depot
Every Thursday, PM8:00~from TOKYO FM HALL
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Vol.169 2004/09/02 ON AIR (guest:SOFFet
「どうもこんばんは、大江千里です。ようこそ、ようこそ。満杯ですね、今日。ありがとうございます。今夜はヒップホップです。気持ちのいいラップを聴かせてくれるスウィングラップユニットSOFFetが登場します。今日は二人の登場と同時にパフォーマンスがスタートする予定ですので、ここでSOFFetのことを簡単に紹介をしておきたいと思います。去年の三月にメジャーデビューした小学時代からの友達というYOYOとGOOFの二人組、この夏には六枚目のシングル『Private Beach』をリリース。各地のイベント出演、インストアや海辺のライブ、積極的に重ねてきて先週セカンドアルバム『SWINGIN' BROTHERS』が出たばかり。リハで初めて会ったんですけど性格も気取らないで、すごく良くて音もかっこいいんで東京FMホール、実はスタンディング禁止と思ってるかたいらっしゃるようなんですけど全然そんなことないので、その場で立ち上がってスウィンギング、ダンシングで今日は思いっきり、それぞれ自由にSOFFetの音楽を楽しんでいただきたいと思います」
(SOFFetライブ)
『春風』『人生一度』

千「改めて紹介しましょう。今夜のゲストSOFFetです!SOFFet一人ずつラジオを聴いてるみなさんにご挨拶をお願いします」
YOYO「SOFFet二人いますが僕がスリムな方、YOYOと書いてヨーヨーです」
千「YOYOくんのリハの時に着てたTシャツをGOOFが着てる、本番で」
GOOF「リハで張り切り過ぎて汗かき過ぎちゃったんで本番着れなくなっちゃったんでね(笑)。SOFFet二人いますがファットなGOOFと書いてグーフです!」
千「二人のファッションはそんなわけで思い思いのTシャツと思い思いの帽子、パンツはロールアップしておりますけど、GOOFくんはロールアップして、またずらして落ちてるって感じもするんですけどポイントは?」
GOOF「だいぶ足が短い……」
千「(笑)、あとは帽子が、キャップが二枚重ねになってて」
GOOF「これは知る人ぞ知る二個かぶりですね」
千「ポイント、こだわりっていうのはあるんですか、かぶり方に」
GOOF「下になる方はちょっと小さめだったり、上にある方はちょっと大きめだったり、ま、普通の」
千「逆だったらすごいです、それは(笑)」
-CM-
千「セッションタイム!(千里さんのピアノ演奏)僕は番組オリジナルデポピアノに向かってセッションタイムの時間がいよいよ始まります。今日のゲストはSOFFet!」
(セッション)
ウルフルズ『バンザイ〜好きでよかった』
(演奏は千里さんのピアノのみというシンプルなもので、その分ふたりの歌う歌詞が際立っていました)

千「どうしてこの曲を選曲したんですか」
GOOF「とにかく好きで好きで。カラオケでもよく歌ってるんです」
YOYO「二人で中学二年の時にギターを始めたんですけど、そんときに弾き語りでこの曲よく歌ってました。思い出の一曲でもあるんですよ」
GOOF「詞がいいですね、やっぱり。こんなストレートに表現できるのって素晴らしいですね」
千「SOFFet流の『バンザイ』のポイントっていうのは今日は何だったんでしょうかね」
GOOF「思いきり声を出す。すごい顔してましたね(笑)」
千「ガーッとくるとピアノもガ、ガ、ガッていきたくなるっていうね」
YOYO「素晴らしい演奏ありがとうございます」
千「いやー僕も気持ち良かったですよ、ありがとうございました」
YOYO「こんな豪華なのないですよね」
GOOF「こんな豪華なカラオケないよね」
千「カラオケじゃない(笑)」
(SOFFetライブ)
『Private Beach』『仮面ライダー』『SWINGIN' BROTHERS』
千「どうでした?この東京FMホールの雰囲気、独特でしょ?天井高いし」
GOOF「すごい今日はみなさんと一つになった気がしますね」
YOYO「本当にいいですね、ここ」
千「ちょっとドーム状の響きなんだよね、ここ。今夜もSOFFetのお宝映像、会場のみなさんと一緒に見ながらお話を伺いましょう。これ、極楽とんぼの山本さんですよね?スリーショット、これはなんでなんですか」
GOOF「『Private Beach』のPVに出ていただいたんです。その時に撮影現場で一枚スナップを撮らさせてもらったんですけど」
千「リハーサルの時に二人がお笑いとか好きなんだという話聞いてたけど山本さんと会うきっかけになったというのは何があるんですか」
YOYO「ずっと僕らがお笑い好き好きって言ってて、みんなで話してプロモーションビデオに吉本興業の若手芸人さんに毎日出てもらう日替わりPVって企画になって。夏休み41日間41バージョン作ったんですけど」
GOOF「ギネス記録に申請中でして」
千「え?まじで?(笑)」
YOYO「はい。その依頼を出した時に山本さんがその話を聞き付けて、山本さんが前からSOFFetのことを知っててくれてCDも全部持ってて下さって実はすごい好きっていうふうに言ってくれて。で、自分から出て下さる、みたいな話が」
GOOF「山本さん、僕らの曲を東京FMさんに問い合わせしたんですって。そしたらホッファだかソッファだか、そんなんです、みたいな」
千「(笑)、局に問い合わせたけどホッファだかソッファだとか言ってた?」
GOOF「それですぐレコード屋さんに行って下さったんです」
千「じゃPV撮影の後も帰る時とかガンガンに」
YOYO「帰る時も車でいらしてたんですけど、いきなり爆音でSOFFet流して」
GOOF「あんな夜中にあんな爆音出したら大変ですよね」
千「プロモーションビデオ一緒に見てみましょうね。これはライブハウスですよね」
YOYO「これはスタジオ、セットですね」
千「山本さんがステージ側にいて客席の方でSOFFetの二人がいろんな衣装着て何人もいるっていう」
YOYO「山本さんに魔法をかけられて僕らが増殖したっていう、そういう話なんですよ」
千「気持ちよさそうに歌ってますけど。山本さんプラス42バージョン?もともとはお笑いとライブってノリ的に共通する部分とか感じますか」
GOOF「僕らも芸人的なノリのところがなきにしもあらず」
YOYO「アーティストといわずゲーティスト」
千「(笑)、でも音楽かっこ良くてステージ面白くて、お客さんは最高ですよね。二人は小学校の頃に友達でと聞いてるんだけど、知り合うきっかけはあったんですか」
YOYO「クラスが同じになったんですよ、小学校五年の時に。実は親父が同級生なんですよ」
千「YOYOとGOOFの親父も同級生?」
YOYO「同じ中学を出てて、その話を親から聞かされてて、お互いに。それで学校で意識しはじめて」
千「(笑)、じゃ音楽を一緒に始めるようになったきっかけは?」
GOOF「中二の時にギターを一緒に買いましてフォークソングとかポップスを弾き語りしてたんですよ。それは遊びの延長のような感じだったんですけど、中学三年の時に日本語ラップをやっている近所のお兄ちゃんがいて、その人のオリジナルデモテープをもらって、それを聴いたのがきっかけで真似し始めたんですよね」
千「プロフィールにYOYOがアメリカの音楽学校に一人で行っちゃって、その期間ていうのも二人はずっとやり取りをしてたわけですか」
YOYO「トラックとか学校で作ったやつを送ったりして、遠距離楽曲制作と自分たちでは言ってたんですけど、なかなか難しくて夏休みの時に日本に帰って、そこで作りためて、みたいな」
千「「ずーっと二人で音楽は作ってたんだね」
GOOF「なにげに九年なんです、SOFFetを作ってから」
千「15から始めてるわけだ。セカンドアルバム出ました。スウィングラップと自分たちで言ってるそうなんですけど、これはこれからもやっていきたい部分で?」
YOYO「そうですね。今回のアルバムでスウィングラップ、ジャズとラップを組み合わせた新しい音楽っていうことで自分たちで出した言葉なんですけど、今回のアルバムで結構いいところまで確立できたような気がしてるんですけど」
千「ストリングスとかブラスの音が重厚に入ってて言葉がそこに乗るとワクワクしてくるような感じですよね。(ツアーのお知らせ)一言最後にライブの抱負かなんかどうぞ」
YOYO「本気で気合い入ってます。体力作りもしてます。とにかく楽しい、僕達揺れ兄弟って言ってるんですけど、みなさん揺れ兄弟の一員に引き入れたいなと、こう考えています」
エンディングテーマは『SOFFet in AUTUmn』