Live Depot
Every Thursday, PM7:00〜from TOKYO FM HALL
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Vol.179 2004/11/18 ON AIR (guest:川嶋あい)
「こんばんは!大江千里です、ようこそ。今夜は路上ライブ1000回という目標を掲げて積極的に活動、そんな音楽への姿勢と飾らない歌声から路上の天使と呼ばれているシンガーソングライターが登場します。川嶋あいさんです」
(川嶋あい登場)
川嶋「こんばんは、よろしくお願いします」
千「こんばんは。黒のチェックのスカートと黒のニットで登場です。はじめまして。リハーサルの時からお客さんの方から見てたんですけどガラッと変わってシックな装いで登場ですけど。ちょっと紹介させて下さい。川嶋あいさんは福岡出身、今年高校卒業した18歳、I
WiSHのボーカルとしても活躍中ですけど、昨日五枚目のシングルが出たばかりです!自分の曲が表に出た日、一夜明けたわけですけど、どんな気分ですか」
川嶋「実感はないんですけど、でも発売したということで嬉しいですね」
千「どんどん今伝わって行ってる最中ですからね。今週の日曜日は路上ライブ始めてから1000日目、1000回にはもうちょっとって感じですけど。渋谷の路上で歌った?どんな感じでした?」
川嶋「もう寒かったんですよね。いつも弾き語りでやってるので結構手もかじかんで」
千「外で鍵盤弾くと大変ですよね(笑)」
川嶋「でも1000日目まで長いようで短くて。嬉しかったですね。1000回まで頑張ろうってまた思いましたね」
千「その話はまたあとでゆっくり聞きたいと思いますけど。今日のライブはアコースティックな編成となってますけど、今夜の意気込みをラジオ聴いてるみなさんに一言お願いします」
川嶋「今夜はしっとりとしたライブを届けようと思ってます。心をこめて歌いますので是非みなさん聴いて下さい」
(川嶋あいライブ)
『時雨』『525ページ』
-CM-
千「セッションタイム!(千里さんのピアノ演奏)東京FMホールから生中継、大江千里のLive
Depot、僕もデポピアノに向かってセッションタイムです。今夜のゲスト、川嶋あい!」
川嶋「よろしくお願いします」
千「今日は川嶋あいさんにとってもこの曲は思い出深い曲と聞いてますけど、その曲を早速2人でお送りしましょう」
(セッション)
尾崎亜美『オリビアを聴きながら』(千里さんのピアノがすごく歌ってて素敵でした)
千「尾崎さんのこの曲、すごい思い出深い曲だと」
川嶋「そうなんですよ。私が初めて路上ライブに立った日に初めて歌った曲なんですよ、四谷の橋の上で」
千「そのときは人の反応がなかったというか恥ずかしくて…」
川嶋「もう怖くて。みんな素通りで誰も立ち止まらないなか必死でこの歌を歌ってた」
千「伴奏はどんな感じだったんですか」
川嶋「ラジカセマイクなのでカラオケですね」
千「それは2002年の2月19日と伺ってますけど。恋愛の歌なんですけど、いろんなふうに響いてくる不思議な歌ですよね」
川嶋「すごいいい歌ですよね」
(川嶋あいライブ)
『「さよなら」「ありがとう」〜たった一つの場所〜』『マーメイド』『12個の季節〜4度目の春〜』
千「お疲れ様でした。寒くなったとはいえホール、結構熱気ありますよね。暑くなかったですか」
川嶋「暑かったですね」
千「どうでした?」
川嶋「いやー緊張しましたけどね。でも、すごい気持ち良く心こめて歌えたんじゃないかと」
千「あったかい感じのライブだったっていうふうに思ったんですけど。今夜も川嶋さんとっておきの写真を持ってくれましたよ。(ディスプレイを見て)ラーメン食べてます(笑)」
川嶋「これは福岡のラーメン屋で替え玉してますね」
千「これ、もうすでに替え玉なんですか」
川嶋「はい!」
千「写真が湯気で曇ってる気がするんですけど(笑)。替え玉って何個ぐらい替えるんですか」
川嶋「えーと、最大で三個ぐらい」
千「あ、三個もいけちゃう?」
川嶋「その日のお腹の様子によっては」
千「これ、ライブ終わった後とかに屋台にくりだすわけですか」
川嶋「行きます、行きます。とんこつラーメン大好きなんですよ」
千「一番好きな食べ物はもしかして?」
川嶋「そうです、とんこつラーメンです(笑)」
千「わかりやすい(笑)。これは東京で食べる博多ラーメンとは違う?」
川嶋「違いますね。本場の福岡のラーメンなので、すんごいおいしいんですよ。あ、今気づいたんですけど左端の上の方にポスターが貼ってあるのを気づきません?私、常連なので貼っていただいたんです(笑)、図々しく」
千「(笑)、貼ってるこっち側でフゥフゥして替え玉して食べるっていうのも(笑)。結構夢中で食べてる顔ですよね」
川嶋「それをマネージャーに撮られてしまって、真正面から(笑)」
千「地元に帰ると友達とかお父さんお母さんとかも見に来てくれたりして」
川嶋「地元はすごく大切なライブになりますね」
千「自分にとってもスタートに戻るみたいな?そんな川嶋あいさんですけど曲作りってピアノでやるんですか」
川嶋「キーボードでやってます」
千「家で?隣の人に気を遣ったりしない?声ちっちゃくしたり」
川嶋「音量は小さくしてます」
千「いつぐらいから曲を作り始めたんですか」
川嶋「えーと中学二年ぐらいですね」
千「作るきっかけとかあったんですか」
川嶋「尾崎豊さんがきっかけなんですけど。尾崎豊さんの歌を聴いて、自分で作詞作曲されて自分の言葉とメロディで伝えてるってことで、すごい衝撃的で私も自分の言葉とかメロディでみなさんの心に残るような歌を作りたいなとずっと思っていたので、尾崎さんが背中を押してくれたような感じで本格的に作るようになりました」
千「なるほど。自分で詞を書いて、誰かに例えば詞を任せちゃってメロディだけ作るとか、そういう人ではなくてね、自分自身にずっとこだわって」
川嶋「はい、そうですね」
千「歌詞の言葉って川嶋さんにとって特別な意味合いのあるものですか」
川嶋「なんでしょう?人と人とをつなぐコミュニケーションのツール、そんな感じの大切なものでメロディよりも詞、言葉なんじゃないかなと。それにメロディが乗って歌を歌えるのかなぁと思って」
千「同じ言葉でも言葉に出さなきゃ良かったっていう使い方になるときと(笑)」
川嶋「そうですね(笑)」
千「すごく宝になる言葉として響くときとあるもんね。(ライブDVD発売のお知らせ)これは自分としてどんな感じですか。面はゆいような感じもあるのかな」
川嶋「初のDVDなのでドキドキなんですけど(笑)。このライブは自分にとっても特別なライブで。二年前から三つの目標を立ててて、路上ライブ1000回とCD手売りで5000枚売るってこと。で、渋谷公会堂でのライブをやるっていうので。去年の8月20日に実現できたんですね、渋谷公会堂のライブ。その一年後にまた今年8月20日やりまして大切なライブなので、たくさんの方に見て欲しいなぁと思ってます」
千「目標の掲げ方が渋谷公会堂とか非常に難しい目標なんだけど頑張ればもしかしたらできるかもしれない、非常に現実的なね(笑)。(クリスマスライブのお知らせ)また違った味を?」
川嶋「はい、頑張ります。まさにクリスマスの貴重なお時間を取って私のライブに来ていただけるなんて(笑)」
千「お若いのに腰が低いね(笑)。あったかい時間になるでしょうね。1000回ライブまであと少しということで頑張って下さいね」
川嶋「ありがとうございます」
エンディングテーマは『羽根のはえたコトバ きみへぼくへ』