Live Depot
Every Thursday, PM7:00〜 from TOKYO FM HALL
http://www.tfm.co.jp/senri/
Vol.190 2005/01/13 ON AIR (guest:国本武春)
「こんばんは!大江千里です。東京FMホールへようこそ!Live Depot、2005年最初の公開放送がスタートしました。新年迎えてセットもバージョンアップいたしました。ステージ上に大きくLiveDepotというネオンのタイトルが光り輝いています。それでは新春最初のゲストをお迎えしましょう!アメリカ帰りのカリスマ浪曲師、国本武春ー!」
(国本武春登場)
国本「どうもこんばんは」
千「こんばんは、お久しぶりですね」
国本「そうですね、一年空きましたね」
千「毎年、元旦というか初のTFMホールからお送りするライブは国本さんとやってましたけど、去年一回お休みして」
国本「アメリカに行ってましたからね」
千「それではラジオ聴いてるみなさんに簡単にバイオグラフィーを紹介しときましょう。1960年生まれ、19歳で浪曲界に入る、三味線にギターのフレーズを取り入れた独自の奏法を開発、新しいスタイルの浪曲師として演劇やミュージカルでも幅広い活躍されてる、と。一昨年の夏から文化庁の文化交流生としてアメリカに留学されて、去年の秋に帰国、と。帰国後、初のお正月はどんな感じで迎えましたか」
国本「あわただしいですね。日本はあっという間ですね、時間の過ぎるのが。私が行ってたとこはアメリカといってもテネシーという田舎ですから、のんびり時間が過ぎていくという。何でもしみじみする。日本だったら通り過ぎるような葉っぱがあったとしても、葉っぱの裏側まで見たくなるような」
千「なるほど。気持ちに余裕ができるわけですね。今日のステージはどんな感じになりそうでしょうか」
国本「しみじみというのがテーマですかね。私の場合やかましいですけど(笑)。やかましいながらもしみじみと」
(国本武春ライブ)
『巌流島うた絵巻』
-CM-
「セッションタイム!(千里さんのピアノ演奏と国本さんの三味線)国本武春ー!今日のセッションはみなさんのお題で即興演奏!早速お題にいきたいと思いますけど、まずはすでにメールでいただいてて、一通選ばせていただきました。それをまず紹介しますね、『正月太り』」
国本「お正月というと、ありがちなネタですからね。先に出していただいて、これを」
千「我々も安全パイで取らせていただきました(笑)」
国本「正月じゃなくても私は太ってますけどね、一応正月太りで」
千「アメリカから帰って本当に一回りも二回りもでかく…」
国本「ええ、アメリカで大きくなったわけじゃなく、帰ってきてから。日本の食べ物がいかにうまいかと言うことですよね。目方が30キロぐらい増えて(笑)、いや、そんなことはないけど一応それぐらい(笑)」
千「会場からもいただきたいと思います。みなさん、挙手を!」
(会場から おとそ、返事が来ない年賀状、韓流ブーム、ぎっくり腰、雪解け というお題が出て拍手の多さでふたつ選ばれました)
(セッション)
『お題リクエスト』(正月太り、返事が来ない年賀状、ぎっくり腰の三題で歌われました)
(国本武春ライブ)
『アジアの祈り』『三味線世界旅行』
千「アメリカに行ったときに、その一年間の成果といいますか、CDを作られたという」
国本「向こうの連中とバンドを組みましてCDを作りました」
千「『アパラチア三味線』、今流れてるやつ。ザ・ラスト・フロンティア〜フューチャリング国本武春」
国本「今年は来日もするんですよ、みんな」
千「あ、そうなんですか。いつぐらいですか」
国本「五月に。一緒にコンサートやりますんで」
千「いいですねー。音楽仲間増えてますね、楽しみにしてます。2005年、どんな感じの年にしたいですか。一言、抱負を聞かせて下さい」
国本「またアメリカの方に行きまして、いろいろやりたいと思います。バンドもそうですけど」
千「一年に一ヶ月とかアメリカで?」
国本「一年いたから友達がたくさんできたので顔見ながらセッションしにね、行きたいと思います」
千「これからも新春はLive Depotで」
国本「はい!是非よろしくお願いします」
エンディングテーマは『あいかわらず』