Live Depot
Every Thursday, PM7:00〜 from TOKYO FM HALL
http://www.tfm.co.jp/senri/
Vol.205 2005/04/28 ON AIR (guest:柳ジョージ&レイニーウッド)
「こんばんは!大江千里です。ようこそおいで下さいました。今夜のLive Depotはスペシャルです。このたび24年ぶりにオリジナルメンバーが勢揃いしました。日本を代表するブルースロックバンドがこのLive
Depotに登場します。柳ジョージ&レイニーウッド、ようこそ!」
(柳ジョージ&レイニーウッド登場)
千「どうも!ウェルカム!こんばんは!会場から割れんばかりの拍手ですが、お一人ずつ自己紹介をよろしくお願いします」
柳「柳ジョージです。よろしくお願いします」
上綱「キーボード、上綱克彦です。どうもよろしく」
四ツ田「ご無沙汰してます、ドラムの四ツ田です」
石井「ギター担当してます石井です。よろしくお願いします」
吉田「ベースのミッキーです。よろしくお願いします」
鈴木「サックスの鈴木明男です」
千「お一人お一人にあったかい拍手が送られます。改めて紹介させて頂きます。1975年4月に結成されて数々のヒット曲をもち、年間100本以上ライブを行ってきて、アルバムもたくさん作って休む暇もないくらいに」
柳「こき使われましたね。今だったら、良くできたなと思いますね」
千「だからこそ名曲がたくさん出来たとも言えますかね」
柳「いや、たまたまじゃないですか」
千「(笑)。1981年日本武道館のコンサートで解散されて、先週の土曜日に24年目の祭りということで横浜でライブを行った柳ジョージ&レイニーウッド、もう一度大きな拍手!いかがでしたか。今日のお客さんの様子を見てても大盛り上がりだったんじゃないですか」
柳「自分がビックリするくらいお客さん入って、立ち見入れすぎてイベンターの方がホールからクレームが来たって。本当に申し訳なかったです」
千「行きましたよって手を挙げてる方もいらっしゃいましたけど。24年ぶりに同じステージに勢揃いして並んでる気持ちっていうのはどんなものですか」
柳「みんなも変わってないし、24年の空白っていうのもあんまり感じなくて。でもすごく気分が高まったかなと」
千「キーボードの上綱さん、いかがですか」
上綱「相変わらずジョーちゃん、初対面からビール飲んでました」
千「(笑)、そこは変わらずで。ラジオ聴いてらっしゃるみなさんにライブの前に一言今の気持ちをお願いします」
柳「本当に24年ぶり、柳ジョージ&レイニーウッド、今日リキを入れてやりますんで短い時間ですけど、ひとつよろしくお願いします」
(柳ジョージ&レイニーウッドライブ)
『青い瞳のステラ、1962年夏…』『FENCEの向こうのアメリカ』
-CM-
千「セッションタイム!(千里さんのピアノ)東京FMホールから生中継、大江千里のLive Depot、セッションタイムです。今夜のゲストは柳ジョージ&レイニーウッド!今日は大江千里混ぜて頂きます。やる曲はスタンダードな曲ですけど、こんな曲を演奏したいと思います」
(セッション)
『Route66』
千「すごい楽しい!ありがとうございます。この曲は1940年代の曲ですけど多くのアーティストに取り上げられる名曲です。いかがでしたか」
柳「久しぶりにやったんで、スタンダードよりちょっとブルース系のシャッフル系でやったんですけど、格好良かったですよ、大江さん」
千「あ、ありがとうございます。いろんなアーティストの方とセッションされてると思うんですけど、印象に残ってるセッションってありますか」
柳「結構やってるときはめいっぱい大変なんですけど次の日になるとすぐ忘れちゃうんで、明日のことは知らないぜ、今日のことも知らないぜ、みたいな感じなんですけど」
千「(笑)」
(柳ジョージ&レイニーウッドライブ)
『同じ時代に』『雨に泣いてる』『酔って候』
千「お疲れ様でした。二回限りの祭りの二回目が終了したんですけど率直な感想を聞かせて頂けますか」
柳「結構昔みんなとやってた楽曲だったんで楽しくやらせて頂きました」
千「ヒット曲オンパレードでしたけど。今回の再会ライブのいきさつって?誰が言い出しっぺとか…」
柳「彼なんかは結構やってたみたいなんですけど、僕もファンの方から是非もう一回見たいという要望とか事務所に来てたんですけど。それで自分も結構いい年になっちゃったんで、今年逃したら結構ハードな曲多いんで出来ないんじゃないかなと思いましてね」
千「準備期間ってどれくらいかかったんですか」
柳「いやもう一週間ぐらいだよね。24年歌ってない楽曲は歌詞覚えんのが大変だ。年取ってくると健忘症で。でも一生懸命、何とかやりましたけど」
千「いや、格好いいですよ、やっぱり。二回の祭りの中に自分がいれるっていうのは幸せだぁと思いながら居させてもらってます。みなさんにも話を聞きたいと思うんですけど、鈴木さん。いきなりくるとは思ってなかったと思うんですけど(笑)」
鈴木「全然思ってませんでしたね。今日は喋らなくて済むかなと思って隅っこのほうにいたんですけど真ん中行きそうになっちゃった」
千「そう言いながら真ん中に(笑)」
鈴木「いやもう、なんて言ったって年きてますからね、みなさん。そのパワーが、年の違う味がまたパワーなロックに年老いた経験積んできたエキスみたいなやつがね」
千「エキス(笑)。言えば言うほど親父くさくなってますけど(笑)。でも元気出ますよね、歌声聴くとね。さっきピアノ弾いてるとき目で何回も合図頂いてありがとうございました」
鈴木「いや、とんでもないです。もうノリノリで千里さんもすごい良かったですよ。バッチリでしたね」
千「ありがとうございます(笑)。今回、先週の神奈川県民ホール、そして今日の東京FMホールのみということなんですけど、一枚お便り、『冬頃には24年ぶりにニューアルバムを出しましょうよ。楽しみだな』っていう。お願いします、と今、生声でいただきましたけど、いかがなもんなんですかね」
柳「それはひとつおいといて、とりあえず二日間だけということだったんで、もうちょっと心の整理がついて、やれるかなぁと思ったらまたそれなりになると思うんですけど。今んとこは本当に白紙で。神奈川県民ホールで終わるはずだったんですけど大江さんの番組でお世話になって予想外だったんです。ありがとうございます」
千「そんなこと言って頂いて光栄です。最後になってしまったんですけど番組を聴いて下さってるみなさん、会場にもたくさんの方いらっしゃいますけど、みなさんに向けて一言24年目のメッセージ、お祭りを終えたあとのメッセージ、そしてこれからっていうところで一言いただけますでしょうか」
柳「本当に20年ファンの方に待って頂きまして、今日みなさんと会場で同じ空気を吸えたこと本当に嬉しく思います。メンバーといつ会えるのかわかんないですけど今日は楽しかったです」
上綱「24年ぶりっていうのはすごいことですよね。明男ちゃんがこの前言ってたんですけど24年間良くひとりも欠けずに集まったなって(笑)」
千「それが素晴らしいですよね!実感こもりますよね」
吉田「二時間のステージは昔は余裕でもったんですけど今ギリギリですね。だから二時間のステージをギリでもやれるうちにどんどんやって、僕の希望としてはみなさんと一緒に年を取っていきたいなと思っております」
石井「本当に久しぶりに楽しい時間を過ごしました。今日やってみてあっという間なんですね。二時間慣れてますのでまだまだパワーありますので、これからもどんどんやっていきたいと思います」
四ツ田「若干20いくつで解散したんですけど遂に50になりました(笑)。あー時間がないそうなんで(笑)」
千「(笑)、じゃ鈴木さんに一言いただきましょうか、最後に」
鈴木「どうも、本当に24年間お待たせしました。本当にありがとうございました。笑われも大変嬉しいです。盛り上がりました!」
エンディングテーマは『ジョージ in my mindi』