Live Depot
Every Thursday, PM7:00〜 from TOKYO FM HALL
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Vol.211 2005/06/09 ON AIR (guest:コーヒーカラー)
「こんばんは!大江千里です。みなさん、ようこそ。今夜は精一杯の人生を優しく描く社会派のポップスを紹介したいと思います。今夜のゲストはシングル『人生に乾杯を!』でメジャーデビューした小規模エンターテイナー、コーヒーカラーのお二人です」
(コーヒーカラー登場)
千「クリーム色のスーツに赤いシャツにタイで登場の仲山さん、そして黒のドレスですよね?とてもかわいらしいドレスで登場のTESHIさんです。それぞれお一人ずつラジオ聴いてるみなさんに一言ずつ自己紹介をお願いします」
仲山「みなさん、こんばんは。コーヒーカラー代表、ボーカルの仲山卯月です」
TESHI「鍵盤、コーラス担当のTESHIです。よろしくお願いします」
千「お二人の簡単な紹介をさせて頂きたいと思います。三年前から二人のユニットとして活動を開始されて自らが主催するイベントやワンマンライブを重ねて去年の秋にメジャーデビュー。そして有線放送を中心にロングヒット、注目を集め、そして現在、全国100店舗でのインストアライブツアー中ということですけど、週末は青山…すいません青森(笑)、盛岡行ってらしたんですよね。忙しいですね」
仲山「いや、充実してます、おかげさまで」
千「各地でおいしいものとか食べられてますか」
仲山「こないだも青森で魚介類とかいただいて。何か当たったみたいでお腹壊したんです(笑)」
千「何てこと言うんですか(笑)」
TESHI「美味しかったですよ(笑)」
千「新鮮すぎるんですよね」
仲山「そうですね。本当美味しかったです」
千「回ってて面白いこととか印象的なことありましたか」
TESHI「ライブ会場でお子さんが目の前でヘッドスライディングされちゃいましたのが(笑)。ハプニングというか面白いですね(笑)」
千「面白いですけど気になりますよね。そうやってお子さん連れで来てくれたり、いろんなファンの方がコーヒーカラーを見に来てくれる…」
仲山「そうですね、いろんな方が。デパートとかでやったりするんで」
千「デビューして半年で何が一番変わりました?」
仲山「行ったことないところに行かせて頂いてるので、これがすごく新鮮で。いろんな人と会えるわけだし」
千「ライブの前に一言ラジオ聴いてらっしゃるみなさんに今夜のやる気というかライブへの誘いをお願いいたします」
仲山「今日は短いながらも小規模エンターテインメントを十分に見て頂きたいと思いますんで聴いて頂きたいと思います」
(コーヒーカラーライブ)
『サウナ』『職場恋愛』
-CM-
千「セッションタイム!(千里さんのピアノ演奏)東京FMホールから生中継、大江千里のLive
Depot、今夜のゲストはコーヒーカラー!僕も上手のデポピアノに向かっていよいよセッションタイムです。三人でこんなジャパニーズポップスをやってみましょうか」
(セッション)
井上陽水『リバーサイドホテル』
(TESHIさんのピアノと千里さんの電子ピアノによる演奏に乗って仲山さんのボーカルはムードたっぷり)
千「他のアーティストとセッションってよくやるんですか」
仲山「いや、きわめて珍しい」
千「きわめて珍しいその一回が今日だったわけですか。いかがでしたか」
TESHI「楽しかったです」
千「この緊張感っていうのがね。今日初めて会ってるわけだし。『リバーサイドホテル』の好きな部分ってそれぞれあると思うんですけど(笑)、それが曲の中でグッと一緒になるっていうのが、交差するところがありますよね。楽しかったです、僕も。ありがとうございます。しっかりコーヒーカラー節というかコーヒーカラーバージョンになってましたね」
(コーヒーカラーライブ)
『Good-Bye Everyday』『ピーちゃん』『人生に乾杯を!』
千「東京FMホールっていうのはライブパフォーマンスは初めて?」
仲山「はい、初めてです。おしゃれですよね、ここ」
千「楽しめましたか」
仲山「ちょっと緊張しながらも楽しませて頂きました」
千「ありがとうございます。今夜もコーヒーカラーゆかりの写真を持ってきてくれました。(ディスプレイを見ながら)パグが」
TESHI「これは私の。オスで7歳で」
千「いただいたネタ集によると自分の性格を動物にたとえると犬、仲山さんがオオカミ(笑)」
仲山「難しいんですけど、これは動物占いでオオカミだということで、そうかなって(笑)」
千「実際のところお互い、それぞれの性格をどういうふうに思ってますか」
TESHI「仲山君はすごいロマンチストですね」
仲山「なんか真面目なこと言わないと。ピュアな方ですよ」
TESHI「あーありがとうございます(笑)」
千「お互いのテーマカラーは仲山さんは純白で」
TESHI「純白(笑)」
千「で、TESHIさんはえんじ色」
TESHI「好きですね、はい」
千「純白、やっぱり白が好きなんですか」
仲山「元々はそういうことなかったんですけど最近部屋にポスターとか貼ってあったのを全部破がして真っ白になったんですけど、それが割合良くって、やっぱり白はいいなと」
千「なるほど。お二人の音楽との関わりというか最初に買ったCDって何なんですか」
TESHI「CD…?」
仲山「何だったっけ?」
千「一応これも調べがついてるんですけど(笑)。仲山さんはブルーハーツ」
仲山「あ、そうですね。CDというものが出来てからクラスメイトの噂で聞いてブルーハーツを聴いて、買って帰りましたね」
千「コピーしたりしましたか」
仲山「いや、小学生だったので。お母さんに聴かれちゃいけないんじゃないかという気がしましたね(笑)」
千「会場の中の質問で『歌う前に後ろを向いてる姿はフレディ・マーキュリーのようで素敵です』というメッセージがありました」
仲山「ありがとうございます」
千「クイーンとかは?」
仲山「クイーンは好きですね。尊敬しています」
千「間奏で後ろ向いて役作りを?」
仲山「(笑)、瞑想してるんです、後ろ向いて」
千「あれ、後ろ向くたびに次は何を言ってくれるのかワクワクしてしまうっていうか。TESHIさんはミーの『NEVER』。あまり明るめの曲じゃないですよね」
TESHI「でもすっごい勢いのある曲でしたね」
千「ピンクレディーとか好きで?」
TESHI「ドラマを観ていて。ドラマの主題歌だったんです。これは『お母さん、買って』って言って買ってもらいました」
千「TESHIさんがピアノ弾いて、前で仲山さんがパフォーマンスしていて、二人の間の距離ってほどよい感じで」
仲山「ちょっとそれは気をつけてるんですよね。ちょっと離れてステージで二分するような位置がいいかなと思って」
千「さっき何だっけ?家内制手工業…小規模的(笑)、そこまでいってないよね(笑)、小規模的エンターテイナー」
仲山「同じようなもんです(笑)」
千「(笑)、なんかわかるよね、ホントミニマムな作りで自分たちで真面目に音作りをして、でもやっぱり歌詞がすごい伝わってくるし観てて楽しいし。さっき僕ね、終わったら自然と拍手してたし、そういう気持ちになるんですよ」
teshi「嬉しいです。ありがとうございます」
千「お二人が人生の応援歌的なものを歌うきっかけっていうのはあるんですか」
仲山「応援歌ってつもりはなかったんですけど、元々は三年前から自分たちが働いてる中で仕事をしながら自分たちが共感できるもの、日々の中から拾って歌を作りたいということで社会派というスタイルを作ったんですけど」
千「お二人とも、例えばサラリーマンで営業の仕事とかOLとかやられてたんですか」
TESHI「なにかしら働いてはいましたね」
千「コーヒーカラーは二月にファーストアルバムが出て四月にはそこからシングルカットされました。DVDのクリップ付きですけど、僕大好きですね。アルバムやシングルについて仲山さんから一言」
仲山「この春夏というかアクティブな、エアロビとかフィットネスにぴったりな」
千「フィットネスにしてみればちょっと緩やかなんですよね」
仲山「そうですね。ちょっと微妙なところなんですけど(笑)。ポップスとしても聴けるしフィジカルトレーニングにも合ってるということで」
千「お二人の、この曲だって持ってる微妙な持ってきかたというのは、うまいなと言うと失礼なのかわかんないんだけど、あ、そこそこそこっていうところを(笑)、笑いと涙の微妙さがいいんです」
仲山「ありがとうございます」
千「今後もインストアイベント目白押しだと聞いてますけど、大宮の高島屋で」
仲山「ビアガーデンで」
千「ビアガーデン!なかなか最近ビアガーデンも少なくなってきましたけど、でもやっぱりビアガーデンなんですよね、夏は。提灯があってね」
仲山「是非飲みに来て下さい」
千「行こかな(笑)。そんな気分になってしまいますけど。最後にコーヒーカラーが伝えたい音楽、これからやりたい音楽っていうのをちょっと聞いてみたいです」
仲山「全体的にどうこうっていうより一個一個、まだ作られていない歌っていうんですか、そのテーマを拾って作るのを一個一個楽しんでいきたいなと思ってます」
千「詞のテーマって非常にはっきりしてて」
仲山「会議の甲斐があります」
TESHI「毎回ミーティングで決めてるんです」
千「そうなんだ。今日非常に楽しくパフォーマンスを拝聴させて頂きました」
仲山「ありがとうございました」
エンディングテーマは『コーヒーカラーリング』