Live Depot
Every Thursday, PM7:00〜 from TOKYO FM HALL
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Vol.212 2005/06/16 ON AIR (guest:一十三十一)
「こんばんは!大江千里です。今夜も梅雨のうっとうしい季節をブワッと蹴散らしてカラッと気持ち爽やかになって頂きたいと思います。気持ちをクールダウンして楽しんで下さい。素敵な女性アーティストをお迎えしています。一十三十一です、どうぞ!」
(一十三十一登場)
千「黒の冠のような。圧倒されました。はじめまして、よろしくお願いします。握手しましょう。キュートな。僕は女性の服装の説明が下手なんですけど」
一十三十一「フワッとスケッとしてる感じで」
千「フワッとスケッと蚊帳みたい…いや、蚊帳って(笑)。ちょっとキラキラキラッて」
一十三十一「ちょっとレインドロップ風な」
千「そして下はジーンズっていう感じですけど。一十三十一と書いてひとみとい、漢字で見ると安定のある名前というか。北海道出身で音楽と旅と料理に囲まれながら青春期を育ち、高校時代から本格的な音楽活動をスタートされて2002年にデビュー、先月二枚目のアルバムがリリースされたばかりということですけど。一言ラジオ聴いてるみなさんにご挨拶をお願いいたします」
一十三十一「えー、千里さんファンのみなさん、一十三十一ファンのみなさん、東京FMファンのみなさん、通りすがりのみなさん、こんばんは、一十三十一です。そして会場のみなさん、こんばんは」
千「今夜のライブはインターネットでも画像が配信されてますけど、どんな気分ですか」
一十三十一「見えないお客さんがいるのは緊張しますね」
千「でも、いろんなところで見てくれてる人がいるんで、やりがいもありますよね」
一十三十一「そうですね」
(一十三十一ライブ)
『最初のひとくち』『DOWN TOWN』『煙色の恋人たち』
-CM-
千「セッションタイム!(千里さんのピアノ演奏)東京FMホールから生中継、大江千里のLive Depot!今夜のゲストは一十三十一さーん!一十三さんのMCは音楽聴いてるようで楽しいですね。今夜はみなさんに加わって、この曲を演奏したいと思います」
(セッション)
Y.M.O.『君に、胸キュン。』(このキュートさはハマりそうです)

千「なんかすごい楽しかったです」
一十三十一「楽しかったです。ありがとうございます」
千「生まれてますよね(笑)?ちょっと確認をしてしまいました。83年ですけど、どうしてこの曲をやろうと思ったんですか」
一十三十一「ちょっとジメッとしてるしジトッとしてるし、爽やかな風でも吹かせようかなと思って。千里さんとやりたいなぁってかんじで」
千「お父さんとかお母さん、この曲を聴いてらしたりとか?」
一十三十一「はい。多分小さい頃に聴いてて踊ってたと思います。とても、これ覚えてますね」
(一十三十一ライブ)
『WAKE UP!』『キラメキ movin' on』『プラチナ』
千「天井の高い東京FMホール、響きもミュージシャンにとってそれぞれいろんなふうに聞こえるらしいんですけど、一十三さんの耳にはどうでしたか」
一十三十一「気持ち良かったですね。入ってきた瞬間にいい感じで」
千「良かったです。今夜も一十三さんに写真を持ってきて頂きました。(ディスプレイを見ながら)チョコですね、高級そうな」
一十三十一「買ってる真っ最中って感じですね」
千「真っ最中ですね。チョコのショーケースに。専門店ですね」
一十三十一「私、ゴディバのチョコレートが大好きで。右手の人が今お買いあげ中なんですよ。お金を出してる瞬間なんですけど、この人はゴディバを知らなかったんですよ」
千「ゴディバを知らないのに買ってる?」
一十三十一「そう。私のアシスタントの女の子ですけど、絶対に食べてって言って」
千「めちゃくちゃ好き?口調がそうですよね」
一十三十一「(笑)、どんなに身体を鍛えても甘いものは別なんですよね」
千「なるほどね、すっごくわかります(笑)。興味あることは他に?引っ越しをしたっていう話を聞きましたけど、どんなところですか」
一十三十一「キューバに行ってて、アルバムを作る前に。キューバから帰ってきてスーツケースをガラガラ引いて、うちのドアを開けたら狭い!自分の部屋がすごい狭い感じだったんですよね。細長いって気になっちゃって大きいところに行きたくて」
千「趣味がハモりっていうふうに聞いたんですけど、いろんな人とセッションする、例えば場所とセッションする、チョコレートとセッションするとか(笑)。引っ越しもそうですよね」
一十三十一「うん。いろんな環境と今いいハーモニーが生まれつつあって。アルバムは新しい部屋で、リバーサイドにあるんですけど、キラキラしているのを見ながら作ったんです」
千「床で荷物に囲まれて歌詞書いたり?」
一十三十一「そうなんです。忙しいさなかにそんなことしちゃったから自業自得でしょってところで(笑)」
千「(笑)、いいアルバムが生まれたから良かったじゃないですか」
一十三十一「段ボールがワーッとある中でかき分けてスペースを作って。窓だけは開けると川だから」
千「ひんやりした風が。はるほどね。デビュー三年目で生まれたアルバムはちょっと変化が?」
一十三十一「そうですね。今回はいろんな人とコミュニケート、コラボレートして作ったラブな一枚って感じなんですけど」
千「リズムの取り方が好きなんですけど。本当にパーマネントな人たちとライブをやってるときにどんどん色が入っていって気持ち良くなるんだろうなって。夏にはイベントもありますよね。場所がなんと北海道アサヒビール中庭。これまた思い切った場所で。ビールごっくんごっくん飲みながらですよ」
一十三十一「すごいいい時期なんですよね、北海道、梅雨がないので」
エンディングテーマは『toy song』