Live Depot
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Vol.216 2005/07/14 ON AIR (guest:浅田信一)
「こんばんは!大江千里です。ようこそ、ようこそです!降ったり止んだりでうっとうしい天気続きますけど、この時間は忘れて爽やかな気持ちになって頂きたいと思います。頑張ります!今夜は男っぽいのに力強いライブをお届けしたいと思います。浅田信一!」
(浅田信一登場)
千「おいでやす!どうもWelcome backです。リスナーのみなさんに一言お願いします」
浅田「二年ぶりにやってまいりました。今日は真心こめて歌いますんでよろしくお願いします」
千「よろしくお願いします。95年にSMILEのボーカルとしてデビューして今年でデビュー10周年。先月末にニューアルバム『モアベター・スマイル』が出まして全国でプロモーションライブの真っ最中ということですね。去年SMILE解散とかありましたけど新たにいろんな心持ちで前に進むという意味で」
浅田「そうですね、正に。やはり10年あっという間だったんで、これから先の10年もあっという間だろうという気ではいるんですけど。今回はセルフカバーという形で今までのキャリアを自分で振り返ったんですけど、これから先も前を向いて音楽やっていきたいなって思ってます」
千「スタートにいる気持ちで今日はライブをやって頂けるということで楽しみにしています。ラジオを聴いてらっしゃるみなさんに一言今日のライブへの意気込みをよろしくお願いします」
浅田「いいライブにしようと思っておりますので楽しみにしてて下さい」
(浅田信一ライブ)
『明日の行方』『ラブレター』
-CM-
千「セッションタイム!1、2、3!(浅田さんのギターと千里さんのピアニカ演奏)今夜のゲストは浅田信一!私は今日はメロディアンを吹きます。一応メーカーによって(呼び名が)違うんで(笑)、メロディアンです。今日二人でやるのはビートルズ。僕ね、ビートルズってちょうど実際に流行ってた頃ギリギリなんですよ。だから浅田さんくらいずれてるとさ、素直に聴けるじゃない、ちょうどずれてて聴きそびれたままきてるんですよね」
(セッション)
ビートルズ『NOWHERE MAN』
(千里さんはメロディアン演奏だけかと思ったら、合間にボーカルとコーラスのどちらも入れてました)

千「いい曲ですよね」
浅田「ビートルズの中でもジョンが大好きなんですけど」
千「これ、日本公演で歌って、当時歌詞を間違えたって、今日の僕のように(笑)」
浅田「あ、そうなんですか。僕も結構ライブで歌詞間違えるんですよね」
千「ライブは一期一会っていうか一回切りの何て言うんでしょう、それもいいんじゃないですかね」
浅田「(笑)、まぁねって言うわけにいかないんですけど」
千「間違えた時ってどうするんですか」
浅田「結構開き直っちゃうんですね」
千「僕は『みんなの声が聞きたい』とかって聞くんですけどね(笑)」
浅田「なるほど、それメモっとこうかな」
(浅田信一ライブ)
『昨日の少年』『Voyager』『CHERRY BLOSSOMS』
千「今日は始まったときに弦が切れたり、いろいろありましてけど楽しい…」
浅田「すっごい楽しかったですね」
千「お疲れ様でした!」
浅田「ありがとうございました」
千「さて今日も浅田さんは一枚の写真をこの番組用に持ってきて下さいました。(ディスプレイ見ながら)何のステージかちょっとご説明頂けますか」
浅田「僕、静岡県浜松市の出身なんですけど、7月1日に浜松市が、こないださいたま市になったじゃないですか、大宮とか浦和とか合併した、そのような感じで周りの町が合併してニュー浜松として生まれ変わったんですね。7月1日にその合併があったんですけど、その日に浜松の自治体の」
千「自治体に呼んでもらったんだ」
浅田「浜松のアーティストということで呼んでもらってライブをやって来たんですけど」
千「やっぱり地元のライブって盛り上がるでしょう、友達とか家族とか」
浅田「異様な盛り上がりというか(笑)。嬉しいんですけど、だけどアマチュアの頃浜松でずっとバンドやってたから、その頃のつるんでた仲間とかみんな観に来てヤジが飛んできたりとかね(笑)」
千「(笑)」
浅田「さすがに引っ込めとかは言われませんけど(笑)」
千「10年もやってるとそういうふうに里帰りっていうのもね、自分の中で嬉しく思えるっていうね、それも月日のなせる技だよね。そして六月にニューアルバムが出ました。SMILE時代のセルフカバーをこれだけいろんな人のアレンジでやろうって思ったきっかけ、去年SMILEの解散コンサートとかあって」
浅田「去年の11月にSMILEを解散したんですけど、今年僕がSMILEでデビューしてから10周年ということで何かやりたいなってスタッフも僕も含めていろいろ考えてたんですけど、一番最初に出てきた話がベスト盤を出そうじゃないかってことで。今までSMILEでベスト盤出してなかったんで、いい機会だから出そうって。せっかくそういう企画が持ち上がってるし10周年だからちょっとしてわがまま聞いてもらえるかなって思って、今までのを一枚にまとめたものじゃなくてレコーディングし直してやりたいって言ったら、それやろうか、みたいなことになっていったんですけど」
千「若さが持ってる勢いとか、その勢い故に強すぎて入ってこなかった言葉がもしあるとすると35歳になると受け入れる部分が増えてくるじゃん、そうすると優しさだったりとか、いろんな行間の言葉とか聞こえてくるっていう、これは不思議だよね」
浅田「不思議ですね。僕も前に書いた曲なんだけど自分の中で違う響き方をするっていうのは」
千「(ツアーのお知らせ)どんなツアーにしたいですか」
浅田「バンドじゃなくソロになったので、お客さんとの関係をグッと近いものにしたいなと思ってるんですね。僕とお客さんが直接コミュニケーションを取れるような、舞台と客席の境がないような、そんなライブにしたいと思ってるんですけど」
千「35でしたっけ、今。35のそのままが出てるね。楽しそうだし弦も切っちゃうし(笑)、その生の浅田信一を感じられるツアーになるんじゃないでしょうか」
エンディングテーマは『このスマイルの先に』