Live Depot
Every Thursday, PM7:00〜 from TOKYO FM HALL
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Vol.223 2005/09/01 ON AIR (guest:森山良子)
「こんばんは!大江千里です。先週はチェロの調べをたっぷりお送りしましたけど今日はハートフルな歌声、たっぷりとお送りしたいと思います。日本を代表するシンガーソングライター、森山良子さんです」
(森山良子登場)
森山「こんばんはー」
千「こんばんはー。今日は花柄の茶色のワンピースに茶色のブーツといういでたちです」
森山「千里さんはさっきの方が派手でしたね、リハーサルのときの方が」
千「(笑)、リハーサルのとき赤い花柄だったんですけどね、今は黒のカンフーをやるような格好になってますけど。暑さが戻ってきましたよね」
森山「今日は暑いですね、ビックリしますね」
千「僕もゲストを招く前から汗がいっぱい出てまして。すいません、気にしないでリラックスして付き合って頂きたいと思います。森山良子さんは1967年『この広い野原いっぱい』でデビュー、『さとうきび畑』『涙そうそう』など数々の名曲がございます。来年はデビュー40周年!」
森山「ご紹介頂きまして。千里さんととっても久しぶりなんですけど、千里さんもすごい青年だと思っていたら22年だっておっしゃるから」
千「気持ちは変わんないんですけどちょっと体型がどっしりしましたね」
森山「家族でお世話になって。うちの娘がファンクラブで追っかけしてたんです。うちのなか中大江千里グッズで大変だったんです。随分投資してますから」
千「(笑)、そのおかげで何とかサバイブ、こうやってまたお会いすることが出来て嬉しゅうございます(笑)。7月20日新曲『マザーアース』リリースされました!そして年間100本近いコンサートを続けて先週末も河口湖でライブ、そのあと大阪、昨日は名古屋、愛地球博で」
森山「愛地球広場ってところで歌ってきました」
千「帰りの新幹線はメンバーと飲み交わしたり?」
森山「昨日は座席をこうやって向かい合ってワイン飲んだり」
千「今夜のステージはどんな感じで?」
森山「今日は三好"3吉"さんという私のいつもギターで回っているギタリスト、ジャズ系のギタリストで、私、実は彼の教室にも通い始めてて師匠!って呼んだり。時にはそこ、何とかと言ったり時には飲み明かしたり」
千「リハーサルの様子を今日拝見してたんですけど、いい感じですよ。このスタイルでお送りするのは…」
森山「実は初めてなんです。二人で割とドキドキしてるんです」
千「ラジオ聴いてるみなさんに一言」
森山「今日は千里さんに久しぶりにお会いしてステージ一緒に立つのをとっても楽しみにしてまいりました。大好きなレパートリーを短い時間ですけど聴いて頂きたいと思います。全力投球です。よろしくお願いします」
(森山良子ライブ)
『女心は…』『涙そうそう』
-CM-
千「セッションタイム!(千里さんのピアノ演奏)僕もデポピアノに向かって森山さんがそのピアノにもたれるような感じで。もたれてはいないですよね(笑)」
森山「もたれてますよ(笑)」
千「ミュージシャン同士近いとセッションしやすいですよね」
森山「そうですね。自然にこういう感じになりますね
(セッション)
ランディー・ニューマン『Whe She Loved Me』
(千里さんのピアノに合わせ森山さんがしっとりと歌い上げてます。素晴らしい歌声です)

森山「さっきリハーサルで一回やっただけで、すごい難しい、転調したりするのを、本当に光栄です」
千「いや、ありがとうございます。距離が音楽奏でると、緊張感あるんですけど音符に助けられて膨らんで。すごい楽しかったです」
森山「こちらこそ」
千「この曲、ランディー・ニューマンの曲で」
森山「時々映画を観ていて、こういうふうにワッと思うことがあって」
千「映像が広がっていくこのランディー・ニューマンのメロディ…」
森山「大好きな曲です」
(森山良子ライブ)
『さとうきび畑』『マザーアース』
千「いろんな表情の森山良子を観させて頂きました。新曲『マザーアース』は直太朗さん作曲で。どうでした?」
森山「挑戦状を突きつけられたような感じで(笑)。どこまで声を出させようとしているのかなという」
千「あえてというか、あまり一緒に活動されてなかったのが、ここにきてすごく自然にコラボが出来て」
森山「そうですね。お正月くらいに作らなきゃいけなかったんですけど私が疲れてるところに彼が実家に戻ってきたんです。御徒町くんの素晴らしい詞が出来てるんだけど、ちょっと見てみる?って言ったら、わーいいな、触発されるって言ったものですから持って帰ってって言って。そしたら次の日に作って持ってきてくれました。何でも言ってみるもんだな、と」
千「(笑)。いろんな要素が入ってますよね。自分たちの中にも宇宙があるっていう」
森山「御徒町くんがどんな小さい生き物も大事にして、もっともっと世界が良くなるように僕は詞を作ってるんだってメッセージをいっぱい受けました」
千「カップリングも『さくら』をムッシュかまやつさんが編曲とギターで参加されてて注目されてます。(ライブのお知らせ)続きますけど、毎回毎回ちょっぴりお茶目で楽しくもあり、そして心にしみるオンリーワンの音楽、続けてずっと歌い続けて頂きたいと思います」
森山「ありがとうございます」
エンディングテーマは『秋が"ひたひた"近づいた』