Live Depot
Every Thursday, PM7:00〜 from TOKYO FM HALL
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Vol.235 2005/11/24 ON AIR (guest:Natural Punch
Drunker)
「こんばんは、大江千里です、ようこそ。今年は本当に紅葉がキレイで、随分あったかかったせいか、やんわり紅葉してますね。まだまだ楽しめそうです。今夜は久しぶりにバンドが登場します。Natural
Punch Drunkerです」
(Natural Punch Drunker登場)
千「まずはお一人ずつお名前をお願いします」
村上「リーダーでベースの村上です。よろしくお願いします」
井村「ボーカル、ギター、井村です。よろしくお願いします」
小野「ギターの小野です。よろしくお願いします」
飯田「ドラムの飯田です。よろしくお願いします」
千「Natural Punch Drunkerは99年神戸で大学のサークルを中心に結成されたバンドで、2003年夏にメジャーデビューをして、今までにシングル6枚、アルバム2枚をリリースして、現在ツアー中。神戸に住んではるということで、こだわって?」
村上「そうですね、自分らの仲間もいっぱいいてますし」
千「今日演奏前にラジオ聴いてるみなさんに一言やる気を伝えて下さい」
村上「今日は我々Natural Punch Drunkerと千里さんの歴史的なセッションもありますんでよろしくお願いします」
(Natural Punch Drunkerライブ)
『ソラトブフタリ』『サーフスライダー』『プラトー』
-CM-
千「セッションタイム!(千里さんのピアノ演奏)東京FMホール、Natural Punch
Drunker!僕も下手のデポピアノに座って、いよいよセッションタイムです」
(セッション)
ジョン・レノン『(Just Like) Starting Over』(千里さんも久々にボーカルでも参加)
千「この曲をライブでやったのは初めてだということです。ライブで他のアーティストとセッションする機会っていうのは?」
井村「いやー初めてに近いですね」
千「今日やったポイントっていうのを教えて欲しいですけど。原曲よりもハードなイメージで」
村上「変に慎ましやかにやっても面白くないんで」
千「(笑)、慎ましやかにね」
井村「簡単にできるようにアレンジしましたね」
千「シンプルにね。でも切ない感じが出てたね」
(Natural Punch Drunkerライブ)
『少年ヴェートーベン』『未来のライナーノーツ』『涙のカケラ』
千「お疲れ様でした。さてNatural Punch Drunker秘蔵の写真を持ってきてくれました。(ディスプレイ見ながら)座席に四人並んで。機材車ですか。どこで撮ったんですか」
井村「これは仙台のファミレスの駐車場ですね。決して走行中じゃないですね」
千「ドア開いてるし、一人あらぬ方向を向いてる人がいますね(笑)」
井村「落ち込んでるんですかね」
千「(笑)、ライブ終わったら反省会みたいなものをファミレスでやって?」
村上「そんなときもありますね」
千「関西に住んで全国回って、こんな生活どれくらいですか」
村上「三年になりますかね」
千「楽しいことばかりじゃないと思うんですけど。きついこととか?」
井村「こないだライブ三連チャンあったんですけど、そのときはちょっと…。あまりセーブするタイプではないので(笑)」
千「(笑)、新メンバーのギターの小野くんですけど四歳年下ということで。どうですか、先輩たちについて行けてます?」
小野「まぁかわいがってもらいながら、みたいな。いい感じです(笑)」
千「この際だから言っておきたいこととかないですか」
小野「いや、何もないです(笑)」
村上「今日も僕と同じホテルだったんですけどオートロックに慣れてないんですよ。ほんでパンツ一丁で水を買いに行ったんですよ、昨日の晩。ほんだら、あれ?あいつ鍵持ったかな?って。しばらくしたらゴンゴンゴン、ゴンゴンゴンってなって、お前何しとんねん(笑)って。パンツで水持ってすみませんって(笑)。で、昨日説教したんですけど今朝同じこと、もう一回やりよったんです!」
千「(笑)、ホテルは基本的にオートロックなんで慣れて下さいね(笑)。そういうエピソードも楽しいね。僕も実は関西に一年位住んで東京に取材とか来たりして、必ず関西に帰ってた時期があったんですよ。なんか大変やったなって思って」
飯田「意外と遠いんですよね」
千「取材とか結構ギリギリまでやるでしょ?で、新幹線に飛び乗って大阪着いたら真っ暗ですもんね。Natural Punch Drunnker、新曲出ました。どういうときに浮かんできたんでしょうか」
井村「ライナーノーツ読んでたんです。読んでたっていうのは、その日は読んでなかったんですね、だいぶ前に開けっ放しで置いてたんで、オーこれいいなーって、そのへんからですね」
千「『未来のライナーノーツ』って意味深で」
井村「そのへん気に入ってるんです」
千「自分のライナーノーツを一体誰が書くんだろう?ってね、いろんなこと思ってしまうね。普段も周りにあるものをチェックしたりするんですか」
井村「まぁメモ程度に書いたりしますけど、結構忘れてしまうというか、またそれが出てきたときにフレッシュさがあるというか。近くにあるといやなんですね、書き留めてすぐにそれを利用するというのは」
千「自分の中である程度浄化させてね。切ないけどあったかい、激しいけど柔らかいっていうか」
井村「そこが日本人特有っていうか、白身の魚の味がわかる男というか、そのへんの味がわかる人間になっていきたいなと」
千「日本人にしか表現できない日本人の良さっていうかね。(東京でのライブの案内)どんなライブになりそうですか」
村上「ツアーの集大成というか今年最後のライブになります」
エンディングテーマは『船出』