Live Depot
Every Thursday, PM7:00〜 from TOKYO FM HALL
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Vol.238 2005/12/15 ON AIR (guest:中ノ森バンド)
「こんばんは!大江千里です。東京FMホール、今夜は熱いですよ。久しぶりに日本の音楽シーンを湧かせているガールズバンドを紹介したいと思います。中ノ森バンドです」
(中ノ森バンド登場)
千「はじめまして。まずはラジオ聴いてるみなさんに一人ずつ担当楽器とお名前をお願いします」
AYAKO「ボーカルのAYAKOです。よろしくお願いします」
SHINAMON「キーボードのSHINAMONです。よろしくお願いします」
YUCCO「ベースのYUCCOです。よろしくお願いします」
CHEETA「ドラムスのCHEETAです。よろしくお願いします」
千「中ノ森バンドは中ノ森文子さんを中心に去年結成されて、今年二月にデビュー、先月末には3rdシングル『Oh My Darlin'』をリリース。これはドラマの『鬼嫁日記』の主題歌になっています』
AYAKO「実は私、ちょっとだけ出演したんですよ(笑)」
千「どんな役ですか」
AYAKO「6秒くらい。『モンブランとガトーショコラ下さい』っていう1シーンだけなんですけど」
千「なるほど。レコード大賞新人賞も受賞されて来月一月にはアルバムも控えてますけど、一体どんなメンバーがこの四人なのか、みなさんに紹介して頂きたいんですけど」
AYAKO「SHINAMONはめちゃめちゃ食べるんですよ」
千「食べなさそうですけど」
SHINAMON「いや、もりもり食べますよ」
AYAKO「いっつも、しかも同じメニュー」
千「なんですか」
AYAKO「ひじきご飯とか(笑)」
千「体に良さそうじゃないですか。そして」
AYAKO「YUCCOはすごくオシャレなんですけど、60'sの格好とかすごい好きでかわいいです。そしてうちの水前寺清子さんはですね(笑)」
千「そのチーターさんじゃないですけど(笑)。笑顔が素敵ですよね」
AYAKO「そうですね。私の面白くないギャグにでも笑ってくれます。それがすごい心強くて、ついつい面白くなくても言っちゃう、みたいな」
千「どうですか、CHEETAさんは。面白いですか」
CHEETA「いやー面白いですよ。私は素直に笑ってるんですけど、みんなが笑わないんですよね」
千「不思議な四人組ですけど50分の間紐解いていきたいと思います。FMをお聴きのみなさんに今夜のステージの意気込みを一言お願いします」
AYAKO「今回会場にいる人もFMの前で聴いてる方もみんなで是非是非楽しめたらいいなと思って、気合い入れてライブやりたいと思います」
(中ノ森バンドライブ)
『Oh! My Darlin'』『ラズベリーパイ』
-CM-
千「セッションタイム!(千里さんのピアノ演奏)東京FMホール、今夜のゲストは中ノ森バンド!僕は下手のデポピアノに向かってセッションタイムの始まりです」
(セッション)
ザ・ブルーハーツ『TRAIN-TRAIN』(元気いっぱいの演奏&ボーカルでしたが、千里さんはピアノ演奏とコーラスで参加)

千「中ノ森バンドで他のアーティストとセッションしたりすることってあるんですか」
AYAKO「初なんですね。めちゃめちゃ緊張してたんですけど、本当にみなさん、千里さん、いい方で。こんなに和ませてくれて」
千「(笑)、楽しかったですよ。リハーサルでここをスタジオに見立てて何回も練習したんだよね。あそこ、こうしよう、そこ、こうしようって。最後にリハが終わってんのに本番の直前にみんなで歌おうってことになって、いろいろありました(笑)。でもどうして、この曲をやろうと思ったんですか」
CHEETA「メンバーみんなが知ってる曲でってところでスタッフのみなさんと相談して決めまして」
千「なるほど。中ノ森バンド流のアレンジ、テープを昨日の夜12時くらいに僕がコンピューターにいただいて、そのコンピューターをピアノに近づけて練習したんですよ(笑)。アレンジのポイントっていうのは?」
AYAKO「歌は結構元を意識しないで自分の好き勝手にというか、歌わせてもらいました」
千「そんな感じは出てましたね。ノビノビしてて、その中に入れるのが楽しかったです」
(中ノ森バンドライブ)
『smile & wild』『ピンクモンスター』『磁石』『サテライト』
千「お疲れ様でした!今夜も中ノ森バンド秘蔵の写真を持ってきてくれました。(ディスプレみながら)これはグループ旅行の記念撮影って感じなんですが」
AYAKO「これはSHINAMONは普通にピースして、CHEETAはどこかと交信してるんですけど」
千「桜島が後ろにある?」
AYAKO「そうなんですよ。鹿児島に行ってきました、ライブをしに。そのときにあまりにもきれいなんで車を停めてもらって、降りてみんなできれいに写真を撮りました」
千「スタッフから聴いた情報によるとハードスケジュールで激動の一年を過ごしたっていうふうに。ずっとこの四人で一緒にいるわけですよね。四人でいる良さ、ここは中ノ森バンドの自慢だぞっていうところはどういうところですか」
AYAKO「やっぱり一番は仲の良さ」
千「この写真見てても、すごい楽しそうですもんね。とてもツアー先とは思えない。なんかみんなで旅行行って楽しくて写真撮ってる…」
AYAKO「女の子バンドっていうことでみんな、どうなの?仲がいいの?って」
千「影でつねってるんじゃないかって(笑)。アルバム『OH MY DARLIN'〜Girls having Fun〜』が来年リリースになります。全員でアレンジとかやるんですか」
AYAKO「提供して頂いた曲も入ってて。私が作った曲はみんなにデモを渡して、それぞれ考えてきて、リハーサルのときに合わせるんですね」
千「すごくキャッチーなサビがありながら随所に手作り感というか、それぞれの見せ場があって、それも聴きどころだったりしますよね。一番苦労したのってどういうところですか」
SHINAMON「一日に7曲のコーラス録りをしたというのがありましたね」
千「逆に楽しかったこととか?」
CHEETA「いろんなところでやるライブが毎回楽しく、課題はたくさんあるんですけど、お客さんと近くで触れ合えることとか楽しいですね」
千「ライブの良さもいっぱい詰まってるアルバムだと思いますけど、副題は正にアルバムを表す言葉なんですかね」
AYAKO「そうですね。ピアノでバラードで歌ってますっていう曲が全然入ってなくて。ライブでいつもやってる曲をそのまま詰め込んだ感じなのでライブ感溢れるというか、いつも楽しくやってることをそのままアルバムに詰め込んだ感じですね」
千「ポップなバンド、しかも女の子の元気もあって、切なくて、キラキラして。一言どんな気持ちですか」
AYAKO「早く聴いてもらいたいっていうのが一番」
エンディングテーマは『夜明けのジングルベル』