Live Depot
Every Thursday, PM7:00〜 from TOKYO FM HALL
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Vol.246 2006/02/09 ON AIR (guest:navy & ivory)
「こんばんは、大江千里です、ようこそ!Live Depot、今夜は年代や性別を超えて心に染みいる言葉とメロディをたっぷりと楽しんで頂きたいと思います。早速ゲストを紹介しましょう、シングル『指 輪』がロングヒット中、navy & ivory、大きな拍手!」
(navy & ivory登場)
千「いらっしゃいませ、どうぞ!まずはお一人ずつ担当楽器とラジオを聴いてらっしゃるみなさんにお名前を」
下地「navy & ivoryのボーカルを担当しております下地正晃です。よろしくお願いします」
吾郷「navy & ivoryのキーボード、コーラスをしております吾郷水木生です。よろしくお願いします」
千「このお二人によるnavy & ivoryは六年前に結成されてインディーズからリリースした『指輪』が有線放送で注目を集めて、去年の二月にメジャーデビュー。インストアライブを重ね ながらロングヒットになって、年末には有線大賞新人賞を受賞。なんかいいね、ハンドインハンドでどんどんヒットにつながっていったという。この番組の BBSにも出て欲しいっていう声がたくさん寄せられてましたよ。今日のライブですけど、どんなふうになりそうですか」
下地「バレンタイン直前ということで、ラブソングを得意として歌っているので、心あったまるライブをみなさまにお届けできればいいなと思っておりますの で、よろしくお願いします」
(navy & ivoryライブ)
『青春』『指輪』『キスとの遭遇』
-CM-
千「セッションタイム!(千里さんのピアノ演奏)東京FMホールからの生中継、今夜のゲストは navy & ivoryー!僕はデポピアノに向かいました。サポートのミュージシャンにはちょっとお休みをいただいてnavy & ivory &大江千里でお送りするのはこの曲です」
(セッション)
大江千里『きみと生きたい』
(千里さんと吾郷さんのキーボードの演奏に合わせて下地さんが優しく歌い上げてました。吾郷さんのコーラスも素敵でした)

千「これは大江千里、86年、20年前…20年前!グラグラグラ(笑)。二人は20年前は小学生?」
下地「10歳ですね」
千「グラグラグラ。そうですか。二人からこの曲をやろうっていうふうに提案してもらったんですけど、どうして?」
下地「千里さんの曲で本当に大好きな曲が本当にたくさんあって、何を歌おうかってすごく迷ったんですけど、二人でカラオケに行って三時間大江千里さんの曲 を歌いっぱなしで(笑)、いろんな曲を歌って、僕ららしいのはこの曲じゃないのかなってことで」
千「そうですか、ありがとうございます。他に候補に挙がってた曲で選にもれたやつって、最後の三つくらいに残ったやつって?」
吾郷「『gloria』とか『ある雨の朝』とか『Rain』、『これから』とか。三つってわけにもいかなくて」
下地「三個で収まらなかったですね(笑)」
千「お二人は普段から一緒にカラオケ行ったりすることあるんですか」
下地「昔はよく行ってたんですけどデビューしてからは歌う機会が有り難いことに増えたので、声休みの日が重要になってくるので久しぶりに」
千「休みの日までカラオケで疲れるとね、声が出なくなっちゃいますからね。今日楽屋が隣同士だったんですけど、ずっとキャロル・キングとかいろんな曲が流 れてて、それに合わせて歌いながらテンション高めていくっていうね」
下地「すいません、うるさかったですね(笑)」
千「本当に好きなんだなって思いながら準備してました」
(navy & ivoryライブ)
『Song for you』『最愛』
千「この東京FMホールは天井の高い、ちょっとチャーチみたいな」
下地「気持ち良かったです」
千「本当に歌うこと、音楽をやることが好きだっていう、それが伝わってきますけど。お疲れ様でした。今夜もnavy & ivoryのお宝写真を持ってきてくれました。(ディスプレイ見ながら)古内東子さんとのスリーショット写真です。これはなんかの番組のゲストなんです か」
吾郷「去年ラジオでご一緒させて頂いて、そのときに撮らせてもらったんですけど、実はLive Depot観に、東子さんのときに僕らは観客で来てまして」
千「え、どこらへんに?」
下地「ちょうど向こうの後ろの方で観てました」
千「下手の後ろの方で。東子さんがこの番組にゲストでいらしたときに?」
吾郷「千里さん、東子さんは観なきゃダメだろうってことで応募しまして」
千「応募!?応募したんですか」
下地「ちゃんと一般で応募して」
千「よく当たりましたね」
吾郷「僕が当たったので」
下地「業界だと裏とかあるじゃないですか、そういうの使わずに純粋にファンとして来たかったので、応募して来ました」
千「ありがとうございます。古内さんっていうのはお二人にとって、どういう存在なんですか」
吾郷「ラブソングを歌ってるかたなので、ラブソングにこだわってるので、とても尊敬しているアーティストですね」
千「そのラブソングですけど、究極の『指輪』って曲を去年リリースされたデビュー曲ですけど、これはどういうふうに生まれたんですか」
吾郷「これは結成当時からずっと歌っているんですが、知人の結婚式当日に歌うために作った曲です。僕たち独身なので想像の世界ですけど」
千「ウェディングって究極のセレモニーであるわけだけど、フッと今日知り合った二人が相手に対して思う気持ちっていうのも通じるものがありますよね。イン ストアライブで全国回っているそうなんですけど、お客さんの反応、伝わっているなっていう実感みたいなものはありますか」
下地「ショッピングセンターとか賑やかな場所で歌うことがすごく多いんですけど、この『指輪』を歌うとショッピングセンターが静まりかえって、お買い物の 方達が足を止めて聴き入って、ときには涙を流される方もいらっしゃるので、そのときにすごく伝わっているなって実感しますね」
千「感動ですよね、そん瞬間にこっちも」
下地「見るともらってしまうので」
千「もらい泣きね。迷子のアナウンスが途中で入ったりとかね」
下地「それはちょっと辛いですけど(笑)、迷子ならしょうがないですね(笑)」
千「そうですよね(笑)。(インストアライブのお知らせ)何枚か質問をぶつけてみたいと思いますけど『お二人が組んで今までに一番印象深かったのは何です か』。失敗談とか、すごく嬉しかったこととか何か強烈な出来事じゃないですかね」
下地「今日ももちろん緊張したんですけど、二人ともやっと緊張に慣れてきて今日は無事歌えたんですけど、お互い緊張でガタガタになるときには誰かが一人冷 静になっていかないとユニットっていうのは成り立たないので僕が緊張してるときには吾郷が頑張ってくれるし吾郷が緊張してるときは僕が頑張るというふうに なんとなくタイミング良く、うまくいっているので」
千「今日も歌ってる最中に、あ、いってるなって思うときは」
吾郷「なんとなくわかりますね」
千「冷静、冷静って伝えながら弾いたり。『曲を作る際に気をつけていることがあれば何か教えて下さい。大学で音楽サークルに入ってて自分たちで曲を作った りするんです』」
吾郷「あまりいいアドバイスは出来ないんですけど歌詞ってすごく大事だと思っているので。詞もこだわるというか」
千「なるほど。詞を作るときに何か良くできるポイントとかありますか」
吾郷「変にカッコつけた言葉とかを使わないように、本当に思ったことを書くと意外とその方が良かったりするので僕はそれは心がけています」
千「俺もそうね。23年だけど同じことが言えるよね。どっかで自分で殻を脱ぎ捨てようとか、そういうことではなくて、自分の奥の奥にある普通のそこらへん にある石ころのようなものがメロディに乗ったときに輝きを持つっていう」
吾郷「そこらへんの影響をすごく千里さんに受けてて。中学時代からずっと聴いていたので歌詞の部分、メロディの部分ではすごく、パクらない程度に(笑)気 をつけています」
千「三小節までならパクっても大丈夫ですよ(笑)」
吾郷「あ、そうですか(笑)。今日、許可をいただきましたね(笑)」
エンディングテーマは『心の中の小さな太陽』