Live Depot
Every Thursday, PM7:00〜 from TOKYO FM HALL
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Vol.251 2006/03/16 ON AIR (guest:CORE OF SOUL)
「こんばんは、大江千里です。ようこそ!ホールからの放送は久しぶりです。今夜のゲストは八年
前に結成、2001年にCDデビュー、国内のみならずアメリカでもライブを行うなど幅広い活動を行って、現在はアジアツアー中、この三人が登場です。
CORE OF SOUL!」
(CORE OF SOUL登場)
千「お久しぶりです!まずはお一人ずつ担当とお名前、ご挨拶をラジオ聴いてらっしゃる皆さんによろしくお願いします」
飯塚「コンピューターマニピュレーターの飯塚啓介です。よろしくお願いします」
Fukko「ボーカルのFukkoです、どうも!」
千「白い…なんて言うんですか、これ」
Fukko「鳩のなんて言うの?ここに毛が生えた、みたいな、ふわふわベスト」
千「天使のようになってますけど。自分で言って照れてますね(笑)。Fukkoちゃーん!そして」
ソン「ギターのソン・ルイです。どうもこんばんは」
千「よろしくお願いします。CORE OF
SOULは初のアジア各国を含むコンサートツアー中で、先週は韓国が終わったばかりということですけど、今回の旅は何泊くらいで?」
ソン「23泊24日」
千「23泊!?いろんな国へ」
ソン「常夏の国から、常夏からすれば極寒の国まで」
千「じゃ、持って行くものも」
Fukko「タンクトップからダウンまで取りそろえて」
千「各国どうですか?盛り上がってますか」
Fukko「もうすごかったですね。キャーッていうのを初めて聞きました。あと、目がチカチカするくらいのフラッシュの嵐で」
ソン「空港降りた瞬間に記者会見が」
Fukko「ちょっとマドンナの気持ちになってしまった。Hi Japanみたいな」
千「あ、そうですか。さすが関西の子ですね、話をふくらませてくれますけど」
Fukko「すいません(笑)」
千「アジア各国のツアーの様子とかあとでゆっくり聞きたいと思います。日本に帰ってきてからはどんな日々を送っているんですか」
ソン「リハやってます。実は五日前に帰ってきてずっとリハを一日12、3時間ほど。このあとライブ終わってからリハに戻ります」
千「今日も?お疲れ様でございます。今日はどんなライブにしましょう?一人ずつ」
飯塚「さっき気づいたんですけど三人でこうしてアコースティックでやるライブが最後なので楽しみです」
千「Core of CORE OF SOULですね。よろしくお願いします」
Fukko「そうなんだよね。アコースティックの良さっていうのもうちら、ずっとやってきて、ようわかったし、それをこのお客さんとラジオの向こうの皆さ
んと一緒に楽しめたらいいなと思います。よろしくお願いします」
ソン「久々にやる三人だけのCORE OF SOULの音楽の呼吸を感じてもらえたら今日は嬉しいと思います」
千「楽しい時間によろしくお願いします」
(CORE OF SOULライブ)
『アゲハ』『Purple Sky』
-CM-
千「セッションタイム!(千里さんのピアノ演奏)東京FMホールからお送りしている大江千里の
Live Depot、僕も下手のデポピアノに向かいました。今夜のゲスト、CORE OF SOUL!」
Fukko「どうもー。すごーい、生ジングルだー!千里さん、かっこいいー」
せ「今CM入ったときに、すごいよ、生だよってFukkoちゃんがね(笑)。四人でお送りする曲はこの曲です」
(セッション)
シンディ・ローパー『Time After Time』
(千里さんのピアノも入った演奏に艶のあるFukkoちゃんの声でした)
千「1983年、シンディ・ローパーのヒットソングですけど、いかがでしかた」
Fukko「なんかちょっと良くなかったですー?フフフ(会場から拍手)グッと来た。Time After
Timeって時を超えてって意味もありますけど、なんかいいよね。時を超えていつでも待ってるぜって、いいよね。言われたい」
千「あ、そういうことかい(笑)。今回のアジアツアーではそれぞれの国のアーティストの方とセッションする機会があったって聞いたんですけど」
Fukko「この曲もセッションしたり、あとビートルズの『All You Need Is
Love』をセッションしたこともあって、結構各地お国柄もあるし、結局アーティストと音楽の話で盛り上がるんですよね。啓介なんてCDを交換したりね」
飯塚「まさに文化祭交流みたいな感じで(笑)」
千「音楽って国境超えるなっていうのを目の当たりに、肌で感じた瞬間なんでしょ?」
Fukko「一番ビックリしたのは『粉雪の気持ち』っていう曲があって、インドネシアとかフィリピンとか雪の降らない国でちょっと想像してみてーなんて
いって歌ったときに、もちろん歌詞が全部日本語やのに、さっきまでキャーキャー言うてたのに汲み取るように聴いてくれて、それがすごい印象的でした。あ、
超えたなって瞬間が」
(CORE OF SOULライブ)
『恋の海』『夢のりRIDERS』『Hello Hello〜another star〜』
千「ものすごい忙しさの中なんだけど、ちょっとした結束、より近くなってる感じが今日は感じた
んですけど。今日もCORE OF SOUL、一枚の写真を持ってきてくれました。(ディスプレイ見ながら)高原のテラスのレストランかな(笑)?」
Fukko「食べてばっかりじゃないですよ。ちゃんと歌ってきたんですよ(笑)」
千「なんか乾杯とかやってるんだけど(笑)。昼間でしょ?タンクトップとか半袖ですけど。詳しく教えてください」
ふっこ「これはインドネシアの音楽好きの田舎町バンドン」
ソン「最初の町で車で山の方に20分くらい登って、すごくオープンテラスの素敵なレストランがあって」
千「ちょっとモヤかかってますけど、向こうの方まで景色が」
ソン「雨降ってたんです。雨期なので、今。毎日必ず雨が降るんです」
千「この初のアジアツアーはインドネシア、フィリピン、中国、韓国。中国といえばルイ君初ふるさとに凱旋公園じゃないですか」
ソン「そうです、初の!僕は12年前に日本に来て日本で音楽を好きになってギターを弾き始めたときから、いつか自分のギターと自分のバンドの音楽で自分の
国でライブやりたいなと思って、12年越しに夢が叶いましたね」
千「家族とか親戚とか集まったんですか」
ソン「メンバー連れて僕の家に行って」
Fukko「初めて行ってきました」
千「どうでした?みんな集まってました?」
飯塚「ソンのおじいちゃんとおばあちゃんとおばちゃんといとこと」
Fukko「真実発覚だったよね」
飯塚「ソンはボンボン(関西弁で「お坊ちゃん」のことですよ」
ソン「ボンボンちゃうっちゅうねん、なんでやねん!」
Fukko「ほんまにボンボンやねん、ビックリした。猫脚のソファ」
千「猫脚のソファ?それはボンボンですよ。みなさん、どうでしょう?」
Fukko「あれはボンボンの家でしょう?あれは絶対ボンボングッズだよね?」
千「差し入れを持ってきてくれたりするんですか」
Fukko「ボンボン伝説いっぱいあったよね。その4くらい、親戚がホテルまでDVDプレーヤーを持ってきてくれるっていう。その5あたりに中国国内携帯
電話を親戚がまた届けてくれるっていう」
ソン「じゃボンボンってことにしとこう。ボンボンなんや、オレ!」
千「(笑)、妙な盛り上がりになってしまいましてけど。今回アジアを回ってきて一番感じたこと、新しい発見とかありましたか」
飯塚「僕はずっと欧米ばかり見ていたような感じがあったんですけど、振り向けば、すごいいい国がいっぱいあるなって思って。アジアが逆に好きになって帰っ
てきて」
千「熱いですか、気持ちが」
飯塚「すごい熱いですね。みんなの笑顔もすごいピュアで、見てて楽しいし、元気を逆にもらった感じで」
Fukko「国のよって差はあるんですけど、これからいくぜっていう、ものすごいエネルギーの感じと、あと、都会の私たちが昔持ってただろうっていうキラ
キラの、大人になってもキラキラの笑顔だったり、もちろん子供もキラキラだったり、そういうすっごいピュアなものとか感じてきました」
千「素直に伝える言葉がそのまま素直に受け取ってもらえるっていうような」
Fukko「そうそうそう。あんまり疑ったり斜めにものを見たりしないで、話を聞いてくれたのが嬉しかったです」
千「ボーカリストとして、曲を書く人として、こういうふうな気持ちでやりたいなっていうことを?」
Fukko「それはね、新しいものいっぱい見せてもらったんですけど、結構発見したのは、どこ行っても私変わらないなっていうのが。もちろん曲も日本語も
英語も歌ってきたし、キャラも多分このままやったよね」
ソン「中国のステージで大阪弁で客いじってたよね」
千「(笑)。CORE OF SOUL、このままずっと続いていきそうな雰囲気なんですけど解散ってことで。二月にはニューアルバム『ONE
LOVE, ONE DAY, ONE LIFE』出ました。CORE OF
SOULとしては最後のアルバムになりますけど、これはボンボン、ルイ君から(笑)、一言アルバムへの想いを締めていただこうと思います」
ソン「今回四枚目のアルバムを二年間時間をかけてじっくり作って、これが本当に僕ら三人が出来る最大限のアルバムが出来たなと思ってまして。これからみん
な、それぞれ力をつけていく時期が来たっていう感じだし、だけど何よりも『ONE LOVE, ONE DAY, ONE
LIFE』を出せてこその今のぼくらがあるので。うーん、このアルバムがいつまでもみなさんの心の中に残る一枚やったりするとホント嬉しいです」
Fukko「さすがボンボン、素晴らしかったわ(笑)」
千「CORE OF
SOUL、昨日ベストアルバムも出まして、残すは国内のツアーのみとなりましたけど、今日は三人の最後のライブということで、いい演奏聴かせてくれまし
た。ありがとうございました!」
エンディングテーマは『CORE OF SOUL』