Live Depot
Every Thursday, PM7:00〜 from TOKYO FM HALL
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Vol.252 2006/03/23 ON AIR (guest:奥村愛子 & ACID HAREM)
「こんばんは!大江千里です。ようこそ!花冷えですね。暖かくなったかと思えば寒くなってね。早く桜が咲かないかな、そんな感じです。今夜は13人のビッグバンドと共に平成の歌謡歌姫が登場。奥村愛子 & ACID HAREM!」
(奥村愛子 & ACID HAREM登場)
千「こんばんは!ウェルカムです。一言ずつ奥村さんと滝澤さんからいただきたいと思います」
奥村「バンドでのライブでは初めてなのでとても今日は楽しみにしてやってまいりました!よろしくお願いします」
千「ワインレッドと、スカートは水玉ですね。シルバーのハートのアクセサリーが手に」
滝澤「どうも皆さんこんばんは。ACID HAREM、MC担当の滝澤です。今日はよろしくお願いします」
千「それぞれのレジュメを紹介しましょう。奥村さんは二年前にミニアルバム『いっさいがっさい』でメジャーデビューされました。ジャズ、フォーク、ソウル、すべてのジャンルを歌謡ポップというジャンルに凝縮して表現されてるわけですけど、独自の世界で注目を集めているアーティストです。本番ではしっとり目ですけどリハのときから元気いっぱいで」
奥村「はい、元気いっぱいです(笑)!」
千「今日はよろしくお願いします。そしてACID HAREM、今夜は代表としてMC担当のトロンボーン滝澤拓朗さんに前に出てきて頂いてるわけですけど、2004年に奥村さんのサポートバンドとして結成されて、同時に路上でのパフォーマンスを始めて、二枚のミニアルバムをリリース、明日、初のフルアルバムがリリースになります!編成はどうですか」
滝澤「編成は大変ですね。トロンボーンが二人にトランペットが三人、サックス四人、ドラム、ベース、ギター、キーボード、13人になります」
千「すごいですけど、それぞれその場で音を出してもらえますか(ACID HAREM一斉に音を出す)ACID HAREM−!すいません、ちょっとテンション上がってしまいました(笑)。一緒に演奏するのはどれくらいですか」
奥村「二年ぶりくらいですね。相当やってないです」
千「じゃ、演奏の前に今日のライブへの意気込みを一言ずついただきましょう」
奥村「一生懸命心を込めて歌いますので、皆さんどうぞおつきあい下さい」
滝澤「皆さんどうぞ楽しんで帰って下さい」
(奥村愛子 & ACID HAREMライブ)
『うちあげ花火』『Overlap』
-CM-
千「セッションタイム!(千里さんのピアノ演奏)今夜のゲストは奥村愛子!東京FMホールからお送りしていますLive Depot、今までの大所帯のACID HAREMが一気に楽屋の方に退去しました。ここからは一曲、二人だけでお送りしたいと思います」
(セッション)
大橋純子『シルエット・ロマンス』
(千里さんのピアノ演奏に合わせての奥村愛子さんが歌いましたが、艶っぽい歌声です)

千「1981年、これはリアルタイムで聴いてないでしょ?」
奥村「80年生まれなんで一歳ですね(笑)」
千「この曲を選ばれたのはどうしてなんでしょうか」
奥村「すごく好きな曲だったからということだけなんですけど」
千「奥村さんがこれいいな、歌いたいなっていうポイントはどういうところなんですか」
奥村「なんだろう?すごくきれいというかわびさびを感じるような、情感溢れる…」
千「盛り上がるだけでなく切ない部分も隠し持っているという。他に普段、例えばカラオケボックスとか行って好んで選ばれる曲とかありますか」
奥村「うーん、あんまり行かないんですけど(笑)」
千「ACID HAREMの演奏で歌ってるとカラオケ行くことないと思いますけど(笑)。いろんなジャンルの曲が好きで?」
奥村「そうですね、問わずですね」
(奥村愛子 & ACID HAREMライブ)
『くちびるセクシー』『いっさいがっさい』『蝶』『虹色ナミダ』
千「奥村さんがすごく気持ちよさそうに歌われてたんですけど聴いてる方も、いつも持ってるんだけど意外に気づいてないエッセンスに火をつけられたような感じで結構腰が動いちゃうような」
奥村「あ、そうですか!いやー嬉しいな、ありがとうございます」
千「どうもお疲れ様でした!いかがでしたか、今日のステージは」
滝澤「こんなにたくさんの方々が見に来て下さったのと、今日やったことをたくさんの方が聴いて頂けると思うと本当に感激してしまいまして楽しめました。ありがとうございました」
千「毎回演奏が終わったばかりでハアハア言ってるときに申し訳ないんですけど、一枚の写真を持ってきて頂いて話を聞かせてもらうという構成になってます。(ディスプレイ見ながら)DVD、そして石けんのようなものが三つ。DVDのソフトも写り込んでますが」
奥村「これは私のお風呂に入るときに使うグッズで」
千「これ、防水?」
奥村「そうなんです!画面付いてるやつがお風呂テレビで防水なんですけど」
千「贅沢な」
奥村「うちの母のなんですけど(笑)。あとDVDを観ながらゆったり入るという。手前に写ってるのは上の二個がバスボムでシュワシュワするやつ、下のがマッサージバー、オイルに変わるんですよ、体にこするとオイルに変わるマッサージバーなんです」
千「へー」
滝澤「不思議な感じですね、よくわかんないですけど。帰ったらやってみたいですけどね」
奥村「うっそだー(笑)」
千「体はオイリーになっていくわけですよね」
奥村「そうですね、すごいいい匂いなんですよ」
千「バスグッズを出して頂いたということはバスタイムが創作の原点になっているということ?」
奥村「そうです。詞もメロディも浮かぶのはお風呂が一番多いです、ほとんどお風呂です」
千「(笑)。先月ニューアルバムが出ました、『虹色ナミダ』!そうそうたる作家陣ですけどいかがでした?一緒に作業して気が付いたことってありました?」
奥村「気が付くというか全部が勉強になることばかりで。音楽の内容だけじゃなくて生き様とかを見てるだけですごい素敵だと思うような方たちで」
千「歌謡曲って奥村愛子にとってどういう存在ですか」
奥村「本当に小さい頃からよく聴いてた音楽で、かつ私の音楽の根っこにあるんじゃないかと思うんです」
千「そしてACID HAREMは明日初のフルアルバム『POWER of BREATH』が発売になります!」
滝澤「遂に出ますね」
千「初のフルアルバムって感慨深いものあるんじゃないですか」
滝澤「みんなメンバー多いですから、やりたいこともいっぱいあって、その中で一生懸命作ってきましたんで」
千「サティの『ジムノペディ』とか『燃えよドラゴン』とか」
滝澤「『燃えよドラゴン』はこれだけはやりたかったんです」
千「奥村さんをボーカルに迎えた『うちあげ花火』も入ってますということです。奥村さんもいかがですか」
奥村「ACID HAREM、すごくいいんで、皆さん聴いて下さい」
千「(奥村さんの淡々とした話し方に)無関心ですかね(笑)」
滝澤「もう少し関心持ってもらいたいですね(笑)」
奥村「(焦りながら)皆さん、すごい頑張って(笑)、やってるんで」
千「今日は久しぶりに逢ったんでしょ?」
奥村「久々なんで今日はどうしていいかわからないです(笑)」
千「これからどんな感じで音楽活動をやっていくでしょうか。(ライブの案内)どんな感じになりそうですか」
滝澤「今日ももちろんですけど、もっともっと皆さんに近い距離ですから、もっと楽しめるんじゃないかと思ってますんで、もしよろしければいらして頂ければ」
千「奥村さんも春に向けて準備していることありますでしょうか」
奥村「すごい個人的に、音楽じゃないんですけど、花見がしたいんです。したくて、したくて」
千「来週のオンエアのときにはバーッと咲いてるような気がしますけど。じゃ奥村愛子とACID HAREMで花見をするときは是非大江千里も呼んで下さい。駆けつけますんで、みんなでセッションしましょう」
エンディングテーマは『残照』