Live Depot
 Every Thursday, PM8:00〜 from TOKYO FM HALL
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Vol.28 2001/10/11 ON AIR (guest:DANCE☆MAN
「こんばんは!大江千里です。あ〜すごいですね!うわぁ〜、あちこち。今ビジュアルで結構言葉なくしてしまいました。会場はとにかく盛り上がっております!ステージの上は賑やかなんですけど、会場にも賑やかな人たちが何名もいらっしゃいます」
 (DANCE☆MAN登場)
千「はじめまして。よろしくお願いします。TVで見るとおりの…」
DANCE☆MAN「(笑)いっつも安定しています、見た目は」
千「ヒゲの形もくっきりで胸毛もポーンで、かなり目をひきますね。背も高くていらっしゃいますけど。どうですか?この東京FMホール。結構天井高いんですけど」
DANCE☆MAN「音の響きがライブな感じで」
千「楽器もあっちの方で」
DANCE☆MAN「そうですね。DJあり、ちょっと大所帯なんですけど」
千「何人?」
DANCE☆MAN「え〜全部で8人でしたっけ?」
千「9人じゃないですか」
DANCE☆MAN「あ、9人ですね。数えられない」
千「(笑)知ってて聞くなよって感じなんだけど、ついつい振ってしまいました」
DANCE☆MAN「それでもブラスが今日いないんで少ないです」
千「普段はもう少し少人数でやってたりとか?」
DANCE☆MAN「いや、ないです。これが最小です。これより少ない場合はカラオケになります」
千「(笑)。じゃ今日はゴージャスに。今日の意気込みとか聞きたいんですけど」
DANCE☆MAN「このホールにミラーボールがあるじゃないですか。そのミラーボールの精神に恥じないようなライブやりたいですね。バンドのメンバーが出てくるだけでどよめいちゃってますけど(笑)」
千「(笑)。いや僕も話聞きながら半分後ろに目がいってますからね。キラキラしてますよ。DANCE☆MANより派手なBAND☆MAN」
DANCE☆MAN「みんなの中に入っちゃうと一番地味なんですよ」
千「ちょうど僕の後ろに気配を(笑)」
DANCE☆MAN「あ、見ない方がいいです」
千「すごいことになってます。徐々に解明していきたいと思います(笑)」
-CM-

(DANCE☆MANライブ)

『LA☆BOOO』『いつもゴールデンかラブラドール』
-CM-
 (千里さんのピアノ演奏で開始。DANCE☆MANの音楽にあまり似合わないほどシックな感じ)
千「ステージ上には、ちょっと格好が変わりました。羽が生えてます」
DANCE☆MAN「急に体温が上がると羽が生えるんです」
千「(笑)なるほどね。すごいですね、ラーメンのように2〜3分でガーッと見事な」
DANCE☆MAN「あんまりこういう姿見せないんですけど、今日は特別です」
(セッション)
EW&F『September』
 (ボーカルはDANCE☆MAN。千里さんはピアノで参加)

千「今、我々は中央に俺が出てきてたむろってますが、私のキーボード、上手の方にDANCE☆MANが来てくれています」
DANCE☆MAN「このままあと5 、6曲いきたい感じですよね」
千「火がついちゃった感じでね」
DANCE☆MAN「つけるだけ火つけといて(笑)」
千「完全に火つきましたね。リハのときと全然違うもんね(笑)。あんなにグリッサンドするなよって感じでしょ?」
DANCE☆MAN「そうですね(笑)。楽しいですね」
千「今日はリチャード・ティーをイメージして(笑)、やってみましたけど(笑)。今日のセッションはEarth Wind & Fireの『September』。DANCE☆MANも『接吻のテーマ』として歌ってますけど。そもそも普段空耳というか、ああいう感じでカバーをして日本語でやっちゃおうと思ったきっかけは何ですか」
DANCE☆MAN「地球に来て、たまたまだったんですけど、日本という国で」
千「日本語、流暢ですもんね」
DANCE☆MAN「もう20年いるんでネイティブって言われてますけど」
千「たいがい関西訛りとか方言が混じるんですけど、そういうの全然ないですね」
DANCE☆MAN「あ、そうですか?まぁ、漢字がうまく読めなかったりとか、文法おかしかったりするんですけどね」
千「それ、私もありますから」
DANCE☆MAN「(笑)あ、そうですか?ま、日本に来て大好きになった曲がいわゆるアメリカのブラックミュージックというか、ディスコ、ファンク、ソウル…ダンスクラシックと呼ばれるその名曲たちが大好きになりまして。で、自分のいる国の言葉と違うことに気づいたんですよ、歌ってる人たちが」
千「ミラーボール星っていうのはどういう?」
DANCE☆MAN「ミラーボール星っていうか、自分は日本語どんどん覚えていくわけじゃないですか。大好きなダンスクラシックて英語じゃないですか。英語の意味がわかんない、でもその響きのかっこよさで歌いたい。そう思ったときに空耳っぽく日本語の詞を乗せることを思いついたんですね」
千「なるほどね」
DANCE☆MAN「今でこそアメリカンスクール出身のアーティストって多いじゃないですか。どっちも喋れる。あれ、ずるいじゃないですか」
千「(笑)」
DANCE☆MAN「こっちは一生懸命、空耳で乗せてるわけじゃないですか。アメリカンスクールってずるいですよね」

千「ソウル以外はやらないんですか。その時耳に入ってきた、例えばクイーンとか」
DANCE☆MAN「バンドやってたんで」
千「バンドやってた人たちは一緒に来たミラーボール人?」
DANCE☆MAN「いや、地球の」
千「いわゆる問題になってるいじめとかなかったですか?」
DANCE☆MAN「あったかもしれないけど気づかなかったですね。もじゃもじゃ〜って言われても、ま、もじゃもじゃだからなぁって。しょうがないかなって」
千「つまんないこと聞きますが、そのヒゲ、三方にくっきりと付けたような」
DANCE☆MAN「ミラーボール星人的にはこういうふうに生えるんですけど、よく地球人ははっつけたとか言うんですけど」
千「それ、違うんですね、見解が。そして今回初めて純粋なオリジナル『LA☆BOOO』をリリースと。このLA☆BOOOというのはどういう?」
DANCE☆MAN「正確にはラブラブ大魔王LA☆BOOOって言うんですけど。恋心を弄ぶ大魔王なんです。よく旅目ビームとか酒目ビームとか使うんですけど。旅目っていうのはスキーとか海とか行くといつもより2割り増しぐらいに女の子が見えちゃうって、例えばスノボやってる男の子が3割ぐらいかっこよく見えて、地元で会ってみたら、こんな男だっけってあるじゃないですか。それ、旅目っていうんですけど。で、酒目っていうのはお酒飲めば飲むほど女の子がどんどん可愛く見えてきちゃって、どんどん優香ちゃんに見えてくるっていうのを酒目っていうんですけど。そういうビームを使って人々の恋心を弄ぶのがLA☆BOOOなんですよ」
 (ここで会場に一瞬の間)
DANCE☆MAN「今日のこのBAND☆MANのメンバーで今年の夏、ちょっとやられたヤツがいて。ちょうど今トラブッてる最中なんですけど。メッセージソングですよね、だから。一緒にLA☆BOOOと戦おうじゃないかと」

(DANCE☆MANライブ)
『背の高いやつはジャマ』『ミルク好き』『よくある名字「斉藤」』
--CM--
千「軽く感想を聞きましょうか。いかがでしたか?」
DANCE☆MAN「いや、楽しかったですね。できれば千里さんにも全部参加していただきたかったですね。一曲だけで、なんかね」
千「いや、僕はしたかったんですよ。そこで結構飛び跳ねてたんですけど押さえられてました(笑)。お客さんも最高で」
DANCE☆MAN「斉藤さんが意外に少なかったこと以外は完璧でしたね。意外に多かったのが小林さんでビックリしましたが(笑)」
千「これからの予定を少し聞きたいんですが、新曲が出てプロモーションも忙しいと思いますが」
DANCE☆MAN「来年の早いうちに出るアルバムの制作に入ります。今回は他のアーティストの方に曲を書き下ろしてもらったりとか新しい試みをやってみようかと思って」
千「もう、やってんですか?」
DANCE☆MAN「ええ、いくつか。誰かは言えないですけど」
千「海外の方とかも?」
DANCE☆MAN「そういう可能性もあるかもしれないですね。実は12月にクリスマスライブを今年もやるんです。一昨年はシェリル・リンさんと共演させてもらって去年はフィリップ・ベイリーさんと。今年はまだ言えないんですけど」
千「(「フィリップ・ベイリー」とDANCE☆MANが言った途端「は〜」と歌いかけたことに対して)すいまません。フィリップ・ベイリーで『は〜』って半端なウケをしてしまって(笑)」
最後のエンディング曲のタイトルは『あの星を見つめて』。
「なかなかチケットが取れなくてミラーボール星に帰れないという気持ちを表現してみました」