「こんばんは!大江千里です。ラジオをお聴きのみなさん、そしてTFMホールに来てくださったみなさん、ポカリスエットLive Depotへようこそぉ!ゴールデンウィーク谷間ですけど、一年で一番この季節が僕は好きなんですね。葉っぱとかキラキラしてて日差しがきれいで。僕、大阪の人間なもんですから、東京ってすごく緑が多いなぁって、この時期にかみしめております」-CM-
(SMOOTH ACE登場)
千「会場のみなさん、そしてラジオをお聴きのみなさんに一言ずつ自己紹介を兼ねてお声をいただけますか」
重住「SMOOTH ACEの歌番長、重住ひろこです。よろしく」
岡村「SMOOTH ACEのロマンチック番長、岡村玄です。よろしくお願いします」
平「動き番長、平慎也です。どうもよろしく」
眞姫「SMOOTH ACEのトラブルメーカー、眞姫です。よろしくお願いします」
千「ちゃんと4人目でおちるようになってるんですね(笑)。今日は4人ともおろしたてのシャツでパリッと」
重住「今日は大江さんのイメージをちょっといただいて」
岡村「ピュアな感じを」
千「(『ピュアな』という言葉に自ら口ごもりながらも会場の笑いに)ほっとけよ!ピュアやよ、俺。気分悪いなぁ(笑)」
岡村「ここ、笑うとこじゃないから(笑)」
千「リハの時にそれぞれ自前の服着てたんですけど、それがまた個性的で4人雰囲気あって良かったんですけど」
重住「バラバラってよく言われます(笑)」
千「4人でこうやっておろしたての、いいですね、雰囲気。SMOOTH ACEは4年前からこのメンバーで活動開始ってことですけど、2000年の秋にメジャーデビュー、そして今月22日にはアルバム2枚を同時リリースします。いや、歌いっぱなし」
重住「喉開きっぱなしです」
千「リーダーの口から今日の意気込みを聞かせてください」
重住「今日はピアノとSMOOTH ACEっていう声が近くに届きやすいスタイルなんで、みんなを優しいハーモニーに包んじゃいちゃいたいなぁなんて(笑)思ってます」
(SMOOTH ACEライブ)
『GONE』『2002個のHappy』-CM-
千「セッションタイム!(千里さんのピアノ演奏とSMOOTH ACEの歌声)4人がそれぞれ一列に並んで、それぞれのモニタースピーカーの前にマイクを持ってスタンバイ、そして下手寄りにピアノがあって僕がそこにいます」(セッション)
大江千里『遠く離れても』(千里さんのピアノ伴奏にSMOOTH ACEのボーカル&ハーモニー)(SMOOTH ACEライブ)千「シングルでもないこの曲を誰が知ってたというか、誰が選んだんですか」
岡村「これは僕が選んだんですけど。いろいろアルバムを聴き返して、この季節に歌うといいかなと。あとハーモニー的にも歌いやすいっていうか、つけやすいっていうか、広がりのある感じに仕上がるんじゃないかと思って」
重住「すごい好きで、ずっと歌ってました」
千「いや〜、嬉しいです。どうもありがとう」
重住「歌詞を覚えるためっていうのもあったんですけど(笑)。上げといて落としちゃいました(笑)」
(でも歌詞を最後の方で間違ってらっしゃったのもご愛嬌(^_^;)
千「(笑)顔負けですね。11年前に出した『HOMME』ってアルバムに入ってるんですけど、僕達のキャッチボールっていうのは今回『遠く離れても』、おっそうきたかってことで、じゃあ僕はピアノのアレンジをテープに入れて。ざっくりしたヤツでしたけど(笑)」
重住「すごいんですよ。ガチャッていうテレコありますよね。多分一発で録ったんですよ。それで…」
千「いやいや、7回ぐらい練習してますよ」
重住「あ、そうですか、ホントに?(笑)。失礼いたしました(笑)。で、エンディングを急に付け足したような感じで、ウィ〜ン、なんて感じで」
千「(笑)。いや、あれね(ピアノ弾きながら)こんななってると止まるわけよ。で、また弾き出すと動くわけ。付け足したようになっちゃったなと思いながらも(笑)」
重住「なるほど。その味のあるカセットテープを元にハーモニーづけして」
千「どれぐらい練習したんですか」
岡村「結構カセットテープに歌を入れて、みんなで。けっこうやりましたね」
千「どうもありがとう、僕も冥利につきます。4人で歌ってて、この4人で感じる一番、あ、いったなって感じる瞬間っていうのはどういうときですか」
重住「すごくうまくいった時って広がりが増えるんですよ」
千「4人なのに?」
重住「そう。うまくいくと、それこそみんなを包み込めるハーモニーになるし、そうじゃないときはなんかきっと包み込めないだろうし。難しいけど、そこが楽しいですね」
千「元々岡村さんと重住さんが学生時代に組んでて、そこに平さんが加わって、そして眞姫さんが加わった。楽器とかはやられてなかったんですか」
岡村「バンド経験はないのかな?」
平「ないですね」
岡村「これ言うと嫌がるんですけど、重住は音大のピアノ科卒でピアノは弾ける人…」
重住「(会場の沈黙に)なんかシーンとされちゃいました(笑)。ピアノを弾くと緊張しちゃうんですよ。歌だとホントにニコニコ歌えるんですけど」
千「今日は髪も素敵な感じで眼鏡が赤い感じで、ちょっと教育ママ的な(笑)。ピアノの先生的な、そう言われるとね(笑)。誰がどこを歌うとか、どうやって決めるんですか」
岡村「ボーカルアレンジしてるときに僕がイメージして。音域がそれぞれわかってるので振り分けて」
千「岡村さんはわりと下から上まで」
岡村「曲によりますけどだいたい下で。曲によっては一番上歌ったりとか」
千「今月22日にカバーアルバムとオリジナルアルバムを二枚ペアで出ますよね。前からカバーはよくやってたんですか」
重住「ライブでやってましたね。新鮮な気持ちで望めるんでカバーは好きなんですけど。いい曲たくさんありますし。今回のアルバムはまさにこういうスタイルで、ピアノとSMOOTH ACEっていう」
千「富樫春生さんの」
重住「そうなんですよ、エモーショナルな」
千「(富樫さんのピアノの弾き方を真似?)」
重住「(笑)。あ〜、よくご存知で」
千「僕も弾いていただいたことありますよ。短パンじゃなかったですか?弾くとき」
岡村「短パンですね。メンバーより派手な格好してくるっていう」
千「ファンキーでいいですよね(笑)。会場からの質問を紹介します。『自分を動物に例えるとなんですか』」
重住「ニワトリでしょうかね。一歩歩くとさっきのことはどんどん忘れていくっていう感じが」
千「いいですね」
重住「いいですねって(笑)。そんなことないんじゃないですかって言ってくれると」
千「あ、そんなことないんじゃないですか(笑)。そして岡村さんは」
岡村「僕は象かなぁ〜」
千「象かなぁ〜(低音で岡村さんの真似)。渋いですね。平さんはどうでしょうか」
平「この前昔の写真を見てたら鳥みたいって言われました」
千「あ〜、って納得するのどうかと思いますけど(笑)。今も髪がすごいですね、ボリュームが」
平「住まわれる方なんですけど、どっちかというと」
岡村「巣ね(笑)」
千「顔の2.5倍ぐらいありますよね。これ自毛ですか」
平「自毛です、もちろん」
千「ひっかかったりしないですか。居酒屋さんでのれんくぐるときとか」
平「クッションになるんで、いい感じで(笑)」
千「なるほど(笑)。眞姫ちゃんは?」
眞姫「私も三歩歩いたら忘れるっていうところを取ってニワトリって言おうと思ったんですけど、リーダーに取られてしまったんで。たまに猫っぽいねとか犬っぽいねって、いろいろ言われるんで確定した動物はいないんですね。あえて言うと何ですか?」
千「何ですかって聞かれても(笑)」
眞姫「知りたいところでもあるので」
千「リスとか…」
眞姫「あらっ!」
千「あらっ!て…。そんな感じも」
平「毒リスだ」
眞姫「じゃリスいただきます。リスです」
千「毒リスって(笑)。上げて落として上げて落として(笑)。転がってんのかどうだかわかんないトークになってますけど。今日2曲目に歌ってくれた『2002個のHappy』って、去年の大晦日に年末の特別番組の中で作ったって聞いてますけど、どんなふうに?」
岡村「メロディをまず作っていって、その番組の中でテーマがあって、今年のHappyだったことをキーワードにして送ってくださいっていうリスナーのみなさんからのFAXをいただいて、そのキーワードを拾って一曲作れっていう指令をいただいて」
千「それ本番中にですか」
岡村「本番中にです。2時間で。結構FAXたくさんいただいて、でもあんまり使えるキーワードがなくて」
千「(笑)。そんな、また落ちましたね、今。上げて上げて(笑)。ま、そういうのもあったけど、いっぱい来たわけでしょ?いくつぐらい採用したんですか」
岡村「3つぐらい(笑)」
千「(笑)。落ちた、落ちた。そんなもんですよね。また下がった(笑)」
重住「でも、出来た結果、とっても気に入ってて」
千「なんか楽しいウキウキするような曲になりましたもんね」
『TSUNAMI』『やさしい手紙』『無敵』--CM--
千「いかがでした?歌いきりました?」
重住「何か気持ちよかったです。みんながあったかい目で見てくれてるのを感じつつ歌いました」
千「今月ニューアルバムが2枚出ます。これ、ご自身の口から内容を」
岡村「2枚同時リリースで。ピアノと歌でアルバムを作ろうっていうコンセプトがあって。で、ピアノに富樫春生さんをお迎えして、一枚はカバーアルバムで日本のポップスを僕らが選んだりFM曲のリクエストを募ったりとかして、その中から選んで歌わせてもらいました。で、もう一枚がセルフカバーで、今まで僕らがライブとかで歌ってきた自分たちの曲を改めてピアノで、自分たちの曲にもう一回向き合おうって感じで。今日、その中から聴いてもらったっていう感じですけど」
千「ずっと喉開きっぱなしってさっき言ってましたけど(笑)、ライブがあるんですよね。これもピアノと?」
重住「はい、富樫春生さんと」
千「じゃ、まさにアルバムそのものが聴けるわけですね、生で。いいですね」
エンディングテーマは『アントニオ』
「一人のある少年がSMOOTH ACEの曲を聴いてるっていうイメージで作ってみました」