「こんばんは、大江千里です。みなさん、Live Depotへようこそ〜。さわやかな!(この日の千里さんの着ていたTシャツには大きく「さわやか」と書かれてました^_^;)私、番組冒頭で私事なんですけど二日前にデビュー20周年目に入りました。ありがとうございます!また、この番組も原点に戻ったような気持ちで頑張りたいと思います」-CM-
(栗本修KRONIZCK登場)
千「ラジオをお聴きのリスナーのみなさんに一言ずつ担当楽器と自己紹介をお願いします」
栗本「ピアノです。栗本修です。よろしくお願いします」
是方「ギターの是方博邦です。よろしくです」
後藤「サックスの後藤輝男です。よろしくお願いします」
グレッグ「ベースのグレッグ・リーです。よろしくお願いします」
セシル「ドラムのセシル・モンロー。よろしくお願いします」
千「KRONIZCKは活動始めてから何年ぐらいなんですか?グレッグ」
グレッグ「二年です」
千「そうですか。いろいろメンバーに振っていきますんで、みなさん、お答えください。今日はどんな感じのステージになるでしょうか?是方さん」
是方「素晴らしいですね」
千「素晴らしい予感が(笑)?」
是方「(笑)。栗本さんの書く曲が素晴らしいですので。ね、ロマンチックな感じで」
(KRONIZCKライブ)
『walking in your eyes』『GT-7』-CM-
千「セッションタイム!(千里さんとKRONIZCKの即興演奏)僕、大江千里も上手のキーボードに座りました。え〜準備、みなさん、よろしいでしょうか?水を飲んで喉を潤してて…。じゃ僕もう歌に入っちゃおうかな」(セッション)
大江千里『Dubidubiduo』(千里さんのピアノ弾き語りからスタート)(KRONIZCKライブ)千「本番になると何が何だか(笑)」
栗本「本番になると全然ちゃいますね(笑)。今CM中?」
千「CMじゃないですよ!何を大きなボケをかましてけつかるんですか?栗本さんは。僕の隣、栗本さん、バンマスで。まぁまぁ落ちついて、お水を飲んでいただきたいと。このそうそうたるメンバーですけど、何がきっかけで?」
栗本「きっかけはね、幸せになりたいというのがきっかけなんです。(会場の笑いに)いや、真面目よ、僕は。あのね、ちょっと喋っていいですか?」
千「十分喋ってますんで(笑)」
栗本「一応フォローしてよ。して下さい、すいません!言葉間違えた。あのね、一人一人が見える音楽をやりたかったのね。例えばベースはあかんかったら誰かでええとか、この人もいいひんかったら誰でもいいとか、そういう事じゃなくて、この人らがいてくれるからやれる音楽をやりたいと思ったのがきっかけかな。だから友達はありがたい。そういう音楽をやりたいって。通じてます?」
千「通じてますよ。栗本さんの曲ってロマンチックじゃないですか。みんなが演奏しながら同じ気持ちで柔らかい指タッチ、指紋の形がスピーカーから出てくるような。会場のアンケートに答えていただきたいと思いますけど。『楽器を扱う方は指先とか体とか大切にされてると思いますが、日常生活でどんなことに気をつけてますか』じゃ、グレッグ」
グレッグ「あ、聞いてなかった。何?」
千「自分のインターネットの写りを気にしてたな、今(笑)。楽器を使うから指とかすごく大切にしてるじゃないですか。Take careしてるでしょ?」
グレッグ「しなきゃ。でも僕は全然しないです。逆に変になっちゃうかもしれない、気を遣いすぎると」
千「是方さんはいかがですか」
是方「ギターはチョーキングするんですね。チョーキングはやっぱしんどいんですね(笑)。だからやっぱり腕の筋力トレーニングはやってますね。ゴムのヤツ」
千「エキスパンダーですか?」
是方「ゴムのヤツあるんですよ。旅にも持っていったりして。で、夜遅くまで飲んでて、3時頃ホテル帰ってそんなことやってたら余計体に悪いような気はしますけど」
千「音楽の実験の場でもあるというKRONIZCKというグループ、具体的に栗本さんの考える実験ていうのはどういうことなんでしょう」
栗本「え〜と、それは…ゴメン、つまってしまった(会場から笑い)。あのね、例えば、お前どんなことやってんのって聞かれるんですよ。それに答えられないのね、自分が。前は答えられなきゃいけないと思ってたんだけど、よくよく考えてみるといっぱいやりたいことがある。だから、テーマとか目標とかないといけないんだけど、やれること全部やりたいと思ってて。言い訳っぽいんやけどね。そうすると常にやりたいことがいっぱいあるんですよね。今日なんかだとトークちゃんとしようとかね。そういうことも一応(笑)考えてんねんけどな。結構プレッシャーやねんけど」
千「(笑)。栗本さんは独特の芸風を、話術をお持ちだと思うんですけど」
栗本「いや、いたって真面目なんだよ」
千「そろそろ準備をしてくれってことになってるんで」
栗本「あ、その方がいい、いい」
千「その方がいいかも、しれない(笑)」
『OK9-28』『GT31-1』--CM--
千「いかがでしたか」
栗本「ありがとうございました」
千「後藤さん、いかがでしたか」
後藤「とても楽しかったです」
千「セシル・モンローonドラム!」
セシル「楽しかった」
千「叩くときに楽しそうに叩きはりますよね」
セシル「ちょっと淋しかったね。ずっと後ろで。グレッグが後ろ来てすごく嬉しかった」
千「あ〜そうかそうか、ドラムのポジションが後ろのほうやからね。グレッグ優しいね。ちょうどグレッグの位置ってのはさえぎりやすい(笑)位置にあって。栗本さんの視線とかね。是方さんとの間に入って」
グレッグ「一番いい場所ですね」
千「さてKRONIZCKは今までアルバムを全然出してない?これは何か意味あって?」
栗本「いえ、そうじゃなくて。出したいんですよ」
是方「まだまだ新人やしね、僕ら」
栗本「そやな〜、40超えても夢を追わないとな」
千「ま、小話はそれぐらいに(笑)。でも今ってほら、時代的にCDってみんな手裏剣みたいに焼くじゃないですか、どんどん」
栗本「手裏剣…」
千「焼きやすいっていうか、CD作りやすい時代にあえてライブにこだわって」
栗本「いや、そんなことはないですね。せっかくふってもろてんけど。CD作りたいです。作りますから、できたら買ってやってください」
千「アルバムのレコーディング、進んでるんですか」
栗本「大江さんもゲストで来てくれたり…。難しいかな?」
千「ダンスか何かで?」
栗本「あ、かわされた」
千「いや、そんなことないですよ(笑)」
是方「CD録音するのにダンス(笑)」
千「どこらへんにダンスがにじみ出てるんやろ、みたいな(笑)。でも曲がGTとかOKとか多いから(GTやOKは後藤さんたちのイニシャル)タイトルどうするんですか。CDに入るときはGT、OK、並ぶんですか」
栗本「あのままやったらあかんと思う?」
千「どうなんでしょうね。そればっかりでいくっていうのも面白いんかな。後藤さん、どうでしょう」
後藤「いや、やっぱりちゃんとしたタイトルをつけて欲しいです」
千「今日はまた照明がきれいだったね。ドッと柄で壁一面染まってたの。みなさんの後ろ側の壁全部染まってたんですよ。摩天楼になってね。ライブも7月16日、そして8月1日にも。楽しそうやよね。しっとりした曲もあって踊れる曲もありますからね」
栗本「大江さんも来てください、空いてたら。何か入ってますか」
千「いや、ちょっと今わからないんですけど(笑)。これ、かわしてる状況ですね(笑)。時間あったら必ず行きます」エンディングテーマは『風のKRONIZCK』
(次週からのゲスト紹介のあとにはニューシングル『おやすみ』の宣伝してました^_^;)