「こんばんは!大江千里です。みなさん、Live Depotへようこそおいでくださいました。7月ですね。2002年も半分終わって、この番組も折り返してますけど、ワールドカップも終わっちゃいました。ボクもサッカーを一年に一回見るか見ないかって人だったんですけど今回は燃えましたね」-CM-
(佐田真由美登場)
千「はじめまして。佐田さんはサッカーは見てました?」
佐田「かなり見てましたね」
千「日本以外でどこ応援してました?」
佐田「ん〜、ベッカム(笑)」
千「(笑)。街歩くとベッカムヘアの男の子が最近多いですね。あれだけ本気で泣いて笑って悔しがってっていうの、久々に見たような気がするけど」
佐田「自分も愛国心があるんだなってことに気がつかされたっていうか」
千「色々言うけど、やっぱジーンとくるものがあったね。CDデビュー一年目で変わったこととかありますか」
佐田「最初はがむしゃらすぎたっていうか、音楽、やっとできたってことで、いろんなことを捨てようとしてた」
千「あ〜音楽一本でいこう、みたいな」
佐田「でも今は落ちついて、いろんなことを考えられて、いろんなものがあったこそ、自分があるからと思って頑張れる」
千「今日は佐田さん、格好が、古着好きと聞いてたんですけど、このパンツはかなり珍しいんじゃないですか」
佐田「これはパジャマみたいですね(笑)」
千「口でうまく説明できないんですけど」
佐田「ビンテージの布をリメークして売ってるんですけど一点ものなんですよ。これ、何のキャラクターかよくわからないんですけど、すごい大好きで。この子のファンなんです」
千「ありそうでない…、なんかアメリカのキャラなのかな?今日の意気込みをラジオを聴いてるみなさんに一言」
佐田「頑張ろうと思うので、ぜひ聴いてください」
(佐田真由美ライブ)
『pray』『kiseki』-CM-
千「セッションタイム!(千里さんのピアノ演奏)」(セッション)
ビリー・ジョエル『HONESTY』(佐田真由美ライブ)千「これ、僕、高校生の時にシングル買って聴きましたけど、佐田さんはこの曲が出たときっていくつでした?」
佐田「一歳です」
千「(笑)。いきなり分厚い壁がここに。洋楽のポップスとかよく聴いてたんですか」
佐田「そうですね、聴きますね。ビリー・ジョエルさんは大好きで。いっぱい声を持ってるじゃないですか、いろんな声」
千「最近クラシックの作曲家になっちゃったんですよね」
佐田「そういういろんな才能あるところが素敵だなと思ってて」
千「ビリー・ジョエルの曲って切ないんだけど強さみたいなのがあってね。小学生の時にサクソフォンやってたってホントですか」
佐田「はい、やってました。小学生、中学生と」
千「始めるきっかけって何だったんですか」
佐田「初めは見た目がカッコよかったから(笑)」
千「(笑)。カッコいいんだけど、音出るまで難しいんじゃないですか」
佐田「音出るまでが簡単で」
千「(笑)。ホントに?いや、俺も実はやってたのよ、中学の時に。で、音が出なくてクラリネットに変えたんだ」
佐田「トランペットに比べたら、すごい簡単だと思うんです。それからがすごい難しくて」
千「バリトンとかテナーとかでかいヤツありますけど、アルトですか」
佐田「テナーとソプラノをやってました」
千「それが音楽との出会いみたいな感じですか」
佐田「元々音楽が大好きだったし、ピアノとかもやってたりしてたんで」
千「そのうちステージでサクソフォン吹いたりピアノの弾き語りやったりとか」
佐田「ピアノはできなそう、弾き語りは…」
千「(笑)。今、話を広げてるのに。できなそうですか」
佐田「(笑)。手なんかこんななって震えちゃってダメになっちゃいそう」千「会場に来てるみなさんからの質問をぶつけてみたいと思います。『佐田さんは最近ギターの練習にはまってるそうですが、一番得意な曲は何でしょうか』」
佐田「え、何だっけ?♪かんぱ〜い いまきみは〜♪ なぜかって言うと教科書の一ページ目が『乾杯』なんです(笑)」
千「『3歳でモデルのプロになって最初に習ったってことは何ですか』」
佐田「3歳の頃のことって覚えてなくて。どういうことやってたってことは資料が残ってるんですけど全然覚えてなくて。ポーズは5パターンぐらいあって。子供のときはその5個を使い回してた、常に。ガッツポーズとか(笑)」
千「今は音楽をやってるんですけどモデルをやってるときって自分の中でモードが替わったりシフトチェンジしたりするんですか」
佐田「全部自分だから、あんまり気持ち自体はそんなに切り替えてなくて。でもアーティストの仕事のほうが怖いことが多いっていうか、心臓がバクバクすることが多い。今日みたいに生放送とか(笑)」
千「『休日は何をして過ごしてますか。何をしているときが一番幸せですか』」
佐田「休日はショッピングに行くか、お散歩に行くか、テレビ見てるか、寝てるか…」
千「わりと普通に(笑)」
佐田「食べることが幸せでしょうがなくて。ホントにヤバイぐらいに。ホントに太っちゃって」
千「ヤバイじゃないですか。モデルをやってて」
佐田「職業柄もヤバイし。スタイリストさんに言われるんですよ、最近」
千「太ったね…」
佐田「はい。だから幸せなことを削らなきゃいけないなと思うんで、どうしようか迷ってる」
『ALL MY LOVING』『YESTERDAY ONCE MORE』『ever after〜もしもあなたがいなければ〜』--CM--
千「今の正直な気持ちはどうですか」
佐田「あ〜もう終わったぁ〜って感じ(笑)。気持ちよかったです」
千「佐田さんてもっとふわふわされるイメージが僕の中で勝手にあったんだけど、重心が低いっていうか、下の方にあるっていうか、落ちついてるっていうか」
佐田「声とかですか?」
千「声は『YESTERDAY ONCE MORE』聴いたせいもあってカレン・カーペンターをちょっと彷彿しましたね。ラジオで生は初めてだったんですか」
佐田「はい、そうですね。すごいい経験ができました」
千「そんな引退するみたいに(笑)。佐田さんは一枚目から作詞も自分がされてて、今回のシングル『ever after』、今英語バージョンが流れてますけど、これ初めて他の人の手による詞を自分で歌ってみていかがでした?」
佐田「逆に第三者として見れたというか。今までは自分で頭の中で考えて、それを文字にして歌ってて、体の一部みたいな感じだったんだけど、人の提供してくれた詞っていうのはクールな感じで考えられるし、自分もみんなと一緒に当てはめながら歌えるっていうか、すごい歌いやすかった」
千「同じテーマ書いても誤差があって、その誤差を毎日埋めてく作業って楽しいですよね。『佐田さんはこれだけは誰にも負けないって胸を張って言えることを教えてください』」
佐田「何時間でも寝れるとか(笑)。18時間とか普通に寝れるんで」
千「起きたときにだるくなったりしないんですか」
佐田「あんまり。それはすごいって言われます、いろんな人に」
千「ちなみに昨日は何時間でした?」
佐田「昨日は全然寝てないんです」
千「(笑)。じゃ、今日生が終わったあと、ゆっくり休んでください」エンディングテーマは『F〜佐田真由美のテーマ〜』
「Fっていうのは、彼女が歌ってるキーが多分Fだと思うんですけど、しっとりと湿り気のある声っていうのはすごく印象に残るんで」