Vol.1(1997/04/04 O.A.) ゲスト:辻仁成(小説家・ミュージシャン) |
記念すべき第一回はMCふたりの紹介(映像は打ち合わせシーン)からスタート。 ゲストは『海峡の光』で芥川賞を受賞した辻仁成さん。ゲストが向かって右、千里さんと益子さんは左側に座り、ゲストに近い側が千里さんという位置は四年間変わりませんでした。 辻さんとは旧知の仲。辻さんが千里さんに「一緒にモスクワへ行こう」と言った話を辻さんは全く覚えていなかったけど、辻さんが「いい曲だ」と言ったという『コスモポリタン』のタイトルは覚えていました。 久々にTV画面で見た千里さんはスーツ姿で、かなり痩せててビックリでした。 |
Vol.2(1997/04/11 O.A.) ゲスト:畑山隆則(プロボクサー) |
日本人の世界チャンピオンがいなかった当時、世界チャンピオンに一番近いと期待されていた畑山隆則さん。 畑山さんからボクシングの構えを習いスパーリングをするMCふたり。「バレーと構えが同じ」と言う益子さんに千里さんも「卓球と同じ」と対抗(笑)。グローブをしている千里さんは『君は僕をスキになる』にも登場したけど、やっぱりちょっと不自然…(^_^; マネージャーの片岡鶴太郎さんも登場。畑山さんが飛行機を大の苦手にしていることを暴露されてました。それだけでも親近感なのに、プロになったばかりの男の子に真面目にアドバイスする姿は好印象。 |
Vol.3(1997/04/18 O.A.) ゲスト:姜建華(二胡奏者) |
グローバルに活躍する二胡奏者、姜建華(ジャン・ジェンホワ)さん。演奏は中国古典の『競馬』、ゲストで来られた東儀秀樹さんが姜さんとの演奏のために書き下ろした『午後の汀』、モンティの『チャールダッシュ』の三曲。 千里さんも二胡の演奏にチャンレンジ。最初はギーギー鳴っていたけど、数十秒後にはある程度の音を出してました。二胡ってもしかして簡単(笑)? それにしても千里さんのブカブカのジーンズが気になって(^_^; |
Vol.4(1997/04/25 O.A.) ゲスト:スクリーミングマッドジョージ(特殊メイクアーティスト) |
ハリウッドで活躍している彼が日本に帰ってくるのに合わせ開催しているSFXパーティという設定。オーディエンスも特殊メイクをした人たち。千里さんも顔の左半分に特殊メイクを施しています。でも皮膚呼吸ができないために(片目も見えなかったし)気分が悪くなったらしく、途中で取ってもらってます。 ジョージさんが、死が怖くてグロテスクなものが嫌い、だからそういうものを自分で作ることによって恐怖から逃れた、というのは意外。映画『帝都大戦』に出演された嶋田久作さんがゲスト出演。また漫画家を目指していた学生の頃に自分の作品を持って行って見てもらった漫画家、高信太郎さんのコメントもあり。 大阪出身ということで終始大阪弁なジョージさん。千里さんもだんだんつられてきて大阪弁に(笑)。 |
Vol.5(1997/05/02 O.A.) ゲスト:金子修介(映画監督) |
『ガメラ』の映画が公開間近ということで、主演女優の中山忍さんと子役(当時)の前田亜季ちゃん、そして、かつて撮影したピンク映画に出演していた水島裕子さんも登場。その他にも斉藤由貴さん、鶴田真由さんのコメントもあり、なんとなく豪華? 女優志望の女の子四人に演技させるプチオーディションがあって千里さんが相手役をしましたが、直前までMCだった千里さんが一本目の『ガメラ』でいきなり役者に変わったのにはビックリ。 二本目の『学校の怪談』での妖怪役は相手の女の子を笑わせてしまっていて、天然なのかプロの厳しさを教えようとしたのか謎(笑)。でも最初に演技をした中山忍さんはさすがプロ、全然動じていませんでした。 |
Vol.6(1997/05/09 O.A.) ゲスト:引田天功(イリュージョニスト) |
番組制作記者会見で「会いたい人は?」と聞かれて名前を挙げたPRINCESS
TENKO。 ギロチンのマジックで「今日は特別に千里さんに」と言われて予想外だったのか最初は「えーっ」と言っていたのに客席の拍手に「そうですか」とノリよくギロチンにセッティングされたのはいいけど、「特別だから普通は下を向くんだけど今日は仰向けに」ということで、ギロチンの刃が落ちてくるときに思わず目を閉じた千里さんでした。一回目は寸止めをするPRINCESS TENKOもお茶目。 千里さんリクエストのゲストだったこともあって二人きりのコーナーもあり、ピアノで『MY PRINCESS TENKO』という曲をプレゼントしたのはいいけど、「ギロチン怖かったぜ」という歌詞はどうかと(笑)。でもPRINCESS TENKOは感動して涙ぐみ、お返しに頬にキスをプレゼント。「今一番ひきつけられるものは?」という質問に「大江さん」という答えも。 最後に千里さんのピアノに合わせてイリュージョンを披露。これがきっかけで大阪南座公演の音楽監督をすることになり、また『MY PRINCESS TENKO』も歌詞を変えて『The Muses』というタイトルで『ROOM802』に収録されました。 |
Vol.7(1997/05/16 O.A.) ゲスト:小林紀晴(写真家) |
アジアを旅したときに出会って撮影した日本人のポートレートをまとめた写真集『ASIAN
JAPANESE』が人気の小林紀晴さんを迎えて旅をテーマにした回。 繊細そうな外見はバックパッカーには見えない小林さん。オーディエンスの質問に対する彼の言葉を聞いてると、まだ彼も答えは全然みつけてないんだなぁという印象を受けました。 |
Vol.8(1997/05/23 O.A.) ゲスト:平尾誠二(ラグビー日本代表チーム監督) |
平尾さんが神戸製鋼の社員だったこともあって、大阪のスタジオで収録。 千里さんはラグビーの試合を初めて見てかなり面白かったようで、その感想を熱心に語っていましたが、「ショーを見ているようだった」という表現に平尾さんは「すごい視点ですね」と驚きながら苦笑(?)してました(笑)。 ルールをまったく知らない千里さんのコメントや質問にオーディエンスからはたまに笑いが起こっていました。また、京都出身の平尾さんにつられて少し関西弁なまりになっていました。 それにしても平尾さんはカッコよかった(=^.^=)。 |
Vol.9(1997/05/30 O.A.) ゲスト:ドリアン助川(叫ぶ詩人の会) |
「叫ぶ詩人の会」というバンドの主催者でラジオ番組のD.J.で人気があるというドリアン助川さんがゲストでしたが、はっきり言ってこの回は大嫌いです。 スタジオライブで最後に歌った曲がペルー大使公館占拠事件をテーマにしたもので、軍が突入したときに殺されたゲリラの少女のことを歌っていましたが、この事件がとても身近なものだった私にとっては腹立たしい内容の歌詞でした。 |
Vol.10(1997/06/06 O.A.) ゲスト:さくらももこ(漫画家) |
『ちびまる子ちゃん』やエッセイで人気のさくらももこさん。人に声をかけられると緊張してしまうたちなので顔見せはなしということでD.J.ブースみたいなセットでずっと後ろ姿での出演となりました。 エッセイにも登場するお友達の賀来千香子さんのコメントによると、トークから受ける印象とは違ってしっかりした人らしいです。 さくらさんのご自宅に千里さんがお邪魔したのを益子さんは知らなくて本気で悔しがってました。その仕事場は本当におもちゃ箱みたいな感じのお部屋でかわいくて、千里さんも興味津々で楽しそうでした。 最後に二人が描いたイラストは益子さんが「まる子ちゃん」、千里さんはなぜか「野口さん」(笑)。野口さんがお気に入り!? |
Vol.11(1997/06/13 O.A.) ゲスト:武豊(ジョッキー) |
武さんが関西在住なこともあって、平尾さんの回に続いての大阪のスタジオでの収録。益子さんによると「大阪に帰ってくると大江さんのテンションが高くなる」そうです。 アナウンサーの杉本清さんのコメント、そしてカウンターゲストとしてスポーツライターの長田渚左さんと元F1ドライバーの中嶋悟さんが登場。 騎手養成学校の練習用木馬に乗った千里さんの姿が妙におかしくてヤバい人のような感じ(笑)。同じ木馬に乗ってもさすがに武さんはきまってました。 |
Vol.12(1997/06/20 O.A.) ゲスト:熊川哲也(バレエダンサー) |
英国のバレエ団で最年少プリンシパルとなった熊川哲也さんがゲストで、この回のオーディエンスは彼のファンらしき女性でいっぱいでした。 10代前半で英国に留学したせいか本人曰く「日本語が下手」で敬語をあまり使わない話し方は人によっては反感を呼ぶものかなぁという印象。今見るとキムタクのオレサマ的なところに通じるかも(笑)。でも千里さんの妙なボケに対する反応は北海道の人とは思えないほど素早く的確で笑わせてもらいました。 16歳のときに参加したコンクールの映像で解説者が「彼に欠けているものがあるなら、しいて言うならあと数センチ足が長ければ」と言っていたのにはみんな爆笑。 |
Vol.13(1997/06/27 O.A.) ゲスト:飯野賢治(ゲームクリエーター) |
ゲームソフト『Dの食卓』や『ENEMY
ZERO』で人気の飯野賢治さん。外見はゲームクリエーターぽいオタクな感じなのに結構しゃべる人だったのが意外。奥さんが大阪の人だというのが要因かも。 意外といえばピアノやウクレレも弾かれるということでスタジオで披露されていました。音楽をやりたくて、ぜもシンセサイザーが高かったのでパソコンを買ってみたらゲームを作れるじゃないかということでゲームクリエーターになったらしいです。 千里さんも『Dの食卓』に挑戦してみたけど、なかなか進まないということで。ゲームを得意にしてそうな印象がまったくないので納得(笑)。 |