piano first class TOUR piano

2001年9月8日 渋谷公会堂 2000年9月9日 渋谷公会堂
2000年9月14日 Zepp Sendai 2000年9月16日 Zepp Sapporo
2000年9月19日 新潟フェイズ 2000年9月23日 愛知勤労会館
2000年9月24日 広島南区民文化センター 2000年9月28日 大阪厚生年金会館大ホール
2000年9月30日 香川県県民ホール(アクトホール) 2000年10月1日 福岡DRUM LOGOS

1  ファーストクラス
2  ステイションワゴン進む
3  アンコールはしない
4  PIANO MAN
5  未来乗車券
6  DOG'S LIFE
7  秋のせつないメドレー
 あいたい、秋唄、プールサイド
 ふたつの宿題、舞子VILLA Beach
 うぶげのきもち、BOYS & GIRLS
8  塩屋
9  十人十色
10  Rain
11  格好悪いふられ方
12  ハワイへ行きたい
13  GLORY DAYS
14  YOU
15  gloria
E1  ジェシオ'S BAR
E2  エールをおくろう
E3  奇跡
E4  眠り姫
E5 (愛知) 天気図
(福岡) BOYS & GIRLS
E6 (福岡) REAL

まずはドラムのJJがステージに登場しドラムを叩き出す
そのリズムに合わせてベースのアッキー、ギターの淳ちゃん、キーボードの明石さんが次々に登場
全員お揃いの黒色のつなぎを着ている
first classなのでこの衣装のテーマは空港の整備士という意味なのかな?
でもそれぞれが自分なりに着こなしているので整備士に見えるのはアッキーぐらい
JJは黒子に見えるし淳ちゃんはとび職だし明石さんが女忍者に見えるのは私だけ(笑)?
みんなが演奏を始め客席からも手拍子が響き出すと千里さんがオレンジ色のつなぎで登場
これも整備士に見えず映画『アルマゲドン』(^_^;
髪の毛はちょっとツンツン立った感じ
千里さんと客席とのコール&レスポンスからカウンティングへ

『ファーストクラス』
まずはニューアルバム『first class』のタイトルチューンから
嬉しそうにピョンピョン飛び跳ねる千里さんに観ているこちらも楽しくなってくる
『ステイションワゴンすすむ』
歌詞に合わせてカートを引く振りをしたりくしゃみする千里さんが結構笑える(^_^;
ここで一旦MCへ
今回のアルバム、ツアーは旅がテーマなのだとか
『アンコールはしない』
「そろそろ遅れて来た人も席についた頃かな?」と言って始まったこの曲
「アンコールをしない彼」って一体誰なのかな?
『PIANO MAN』
これは千里さんもキーボードに座って演奏に参加
間奏のピアノがもう楽しそうで(*^_^*)
最後は ♪もう一曲歌っちゃおう なPIANO MAN
『未来乗車券』
間髪入れず千里さんがステージから飛び降りてきて客席は大興奮
定番になりそうな予感を持たせる大盛り上がり

ニューアルバムから一気に5曲を頭に持ってくるのは意外だったけど
このあとは前作『Solitude』から
ツアーで歌わなくて「なぜやらなかったんだ?」という手紙をたくさんもらったこの曲
「その人が笑うと自分もハッピーになれる単純で『好きだな』っていうストレートな気持ちを犬に例えた曲」
『DOG'S LIFE』
どうも歌詞をモニターに貼っているカンペで確認しながら歌っているような(^◇^;
千里さんが一旦退場したステージ上ではメンバーと客席による ♪ラーラーララララー の大合唱
淳ちゃんが音頭取りをしてくれる
再び登場した千里さんはオレンジ色のつなぎから一転して真っ白なシャツにチェンジ
胸元にはビーズが縫い付けられていて照明に当たるとキラキラ光っていた

明石さん以外のメンバーはここで一旦退場
残った明石さんと千里さんのふたりで
『秋のせつないメドレー』
中には「そうなのかぁ、これって秋の唄やったんや」と意外に思える曲もあり
これって作者なりのこだわりの『秋のメドレー』なんだなぁと実感
キーボード二台の演奏が本当にせつなーい感じだったのが(^-^)v
『塩屋』
明石さんも退場して千里さんの弾き語り
今の自分の気持ちにしっくりくる曲なんだとか

つなぎから思い思いの服に着替えたメンバーが再登場するとメンバー紹介をしながら千里さんが退場
メンバーの演奏がしばらく続くんだけどキーボードの最初のメロディは『ずっと海をみてた』
いろんな原色がパッチワークのようになったチェック柄の派手なスーツを着て再びステージ上に現れた千里さんも
『ずっと海をみてた』の歌詞を一節歌ったので久々にこの曲が聴けるのか?と期待したら
『十人十色』
始まったのはこの曲(^_^;
曲が始まると同時に後ろの黒い幕が降りて千里さんの衣装と同じ原色のチェックの壁が現れた
よく見るとステージ床も同じ色のチェック柄
いきなりステージ上が明るくなり曲もこれだから客席から歓声が上がり盛り上がる、盛り上がる
『Rain』
このまま後半の盛り上がりに突入するのか?と思ったらバラードへ
明石さんのささやくようなコーラスはPecoさんのコーラスとはまた違った印象をこの曲に与える
『格好悪いふられ方』
ここでこの曲がくるのはかなり意外
ライブやること自体かなり久しぶりなのでは?
セールス的には最も売れた曲なので以前からのファンにはちょっと継子扱いされてる曲だけど(^_^;
やっぱりいい曲はいい曲なんだな
『ハワイへ行きたい』
両腕を上へ下へシェイク、シェイク
『GLORY DAYS』
『YOU』

定番2曲で本編最後の盛り上がりへ
『gloria』
大盛り上がりのあとのラストは意外なほど静かで
でも歌詞が切なく胸にグッとくるこの曲がきてライブ自体のカラーが定まった感じ
ラストにメンバーが一人ずつ楽器を置いて静かに退場するなか
ひとり残った千里さんがキーボードを弾きながら歌う歌詞の最後の部分が印象的
「ほら 幸せが始まっている」
千里さんが歌い終わっても余韻にいつまでも浸っていたい気分
とても幸せな雰囲気に包まれたラストシーンだった

アンコールで出てきた千里さんは『奇跡』のジャケットと同じドット柄のカラーシャツ
「奇跡」と言いながらジャケット写真と同じポーズをとってみたり(笑)
『エールをおくろう』
『ジェシオ'S BAR』

アンコールは本編以上の盛り上がり
再びステージから飛び降りる千里さんに客席も狂喜乱舞(笑)
『奇跡』
今まであえて使わなかった言葉を使ってストレートに書いたというこの曲
その歌い方もストレートでとても力強くて歌詞がぐんぐん胸に迫ってくるような感じで
CDで聴くよりライブで聴く方がずっと感動できる曲だった

『眠り姫』
大ラスはアルバムでも最後を飾るバラードを弾き語りで

MCは日替わりだったのでいろいろな話が聞けたけど
あのN.Y.のテロ事件が起きたあとはアンコールで
「世界は今いろいろと傷ついている。歌で何ができるのかわからない。
でも僕は歌い続けていきます」
といった短くて決して大仰ではないけれど千里さんの確固たる思いを話すシーンもあった
最初の5曲がニューアルバムから立て続けだったのでアルバムツアーっぽいと思ったのも束の間
そのあとはアンコールまでアルバムからの曲はなく
アルバム収録曲で生で聴きたかった曲が聴けなかったことに対しては不満が残るツアーだった
でもどの場所でもかなりの盛り上がりを見せて楽しかったのも事実
千里さんも大きなホールでは遠慮してたけど小さめのホールでは客席に何度も飛び降りてノリノリ
広島では暴れ過ぎてキーボードの電源をいつの間にかオフに押していたらしく
大ラスの弾き語りでピアノが鳴らなかったということも(^_^;

<余談>
初日の渋谷公会堂ではライブ終了後にシングル『This Christmas』のPVが撮影されることになっていたので
客席はほとんど帰る人がいず千里さんが再び出てくるのを待っていた
登場した千里さんは一転して冬っぽい着丈の長いベルベットのスーツという衣装
汗もしっかり拭き取ってメイクもして(笑)
キーボードの前に座って『This Christmas』が流れるなか歌う千里さん
当然マイクは入っていないので歌声は聴こえないんだけど(^_^;
でも『This Christmas』はフェードアウトで終わるので音が小さくなると千里さんの歌声がかすかに聴こえてくる
PV撮影中は歌の世界に入りきっている千里さんだけど
合間ではやはり多数のお客さんが観ている前で撮影するのが照れくさそうな感じが見え隠れする
二回曲を流してPV撮影は無事終了
「いいのが撮れました。ありがとう!」と言って去っていく千里さん
こっちこそ滅多に見れないものを見せてくれてありがとうっていう感じだった


☆パンフレット☆
表紙はマキシシングル『奇跡』のジャケット写真で着ていたシャツと同じオレンジ系ドット柄
中は千里さんの写真ばかりで確か北海道で撮影したものだったかと
ログハウス、高原、川、湖とかのドット柄シャツを着た千里さんが満載
シャツの上に紺色のジャケットを着て湖のそばにたたずむ千里さんが好きだったりしますが
いちばんのお気に入りはログハウスの熊の敷物でしょうか
フリルがついていても全然かわいくありません(笑)

☆メンバー☆
Guitar, Chorus : Jun Yamazaki
Bass, Chorus : Akinori Yamada
Drums, Chorus : Toshiaki "JJ" Takenami
Keybords, Chorus : Toshiko Akashi

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