violin ひと・まち・みらい KOBE2001violin

光のコンサート

2001年8月1日 メリケンパーク



神戸復興記念事業「ひと・まち・みらい KOBE2001」のプログラムのひとつ
「光のプログラム」の中で計4回開催される「光のコンサート」
その1回目は千里さんが登場
久々の「真夏の野外コンサート」に心ウキウキ(^-^)

午後3時半頃に会場であるメリケンパークに到着
場所は1995年に行われた「日本をすくえ」と同じ博物館の前
「日本をすくえ」の時はポートタワーを背にしていたけど今回はそれとは反対側にステージが設置されていた
既にファンの人が集まっていてステージ前は色とりどりのレジャーシート
1994年以来の猛暑でしかも今日は最高気温を更新するかもという予報が出るほどの暑さ
とりあえず友達がレジャーシートで場所取りをしてくれているので木陰で涼んでいた
ステージ上はスタッフの人がキーボードの音を調整していたかと思うと
キーボードにシートがかぶせられ水がステージのあちこちから噴き出してきた
(コンサート後これが「光のページェント」のひとつだということが判明)
あまりにも暑かったのでその水をかぶりたいなぁという衝動が…(^_^;

午後4時を過ぎた頃木陰で一緒に涼んでいた一人が
「あれ?あれ、千ちゃんとちゃう?」
その指さす方を見ると私たちがいた木陰とステージの間ちょうど真ん中あたりを
頭に白いタオルを巻いた千里さんがスタッフらしき女性と話しながら歩いてきた
隣にいた友達が「え?どれ?どれ?」となかなかわからないほど普通に(笑)
そろそろリハーサルが始まるのかもと思ってステージ前のレジャーシートに戻る
ちょうどミキサー前あたりのど真ん中に陣取っていたのでミキサーの人から
「この前、座ってくださーい」と言われ座ったのはいいけど
朝からの日差しにすっかりあたためられた地面はレジャーシート越しにも「熱いっ!」
立った方が風にも吹かれて涼しいほど
とは言いつつサンダルも脱いでレジャーシートの上でくつろぎ体勢(笑)

午後4時半を過ぎた頃ステージに千里さんが登場してリハーサル開始
まず新曲の『ファーストクラス』『PIANO MAN』『奇跡』から
音を聴きながらピアノを弾きながらミキサーの人にいろいろ話しかける千里さんの目線が
ミキサー前に座っている私たちから見るとちょうど目が合う感じでドキドキ(笑)
リハーサルだというのに曲が終わるたびに拍手が起きる
次に神戸ならではの『神戸メドレー』のリハーサル
歌った曲は『うぶげのきもち』『かわいいハートブレーカー』『夙川パーキングナイト』
『ふたつの宿題』『BEDTIME STORIES』『BOYS & GIRLS』『舞子VILLA Beach』
『六甲GIRL』『六甲おろしふいた』計9曲
メドレーで何分かかったのか千里さんがスタッフに聞くと7分50秒という答
「5分で収めたいんだけどなぁ」と言う千里さんにみんなが「えーっ」(笑)
「じゃ一応7分50秒でいきましょう」
そのあとは『十人十色』『YOU』『砂の城』をリハーサル
予定している曲を全部歌い終わった時点で総分数を再度スタッフに確認
時間を聞いて「『十人十色』カットかな?」にみんなが「えーっ」
「メドレーカット?」にも「えーっ」(笑)
「そんなわけないよね?」と千里さんもなんだか楽しんでいる様子
「じゃメドレーを別バージョンでやるんでタイム計ってもらえますか?」
と言って始めたメドレー別バージョンは1曲1曲かなり短くなってるしテンポも速い
7分50秒だったメドレーが3分に短くなってしまった
そのあと『渚のONE-SIDE SUMMER』のサビだけを歌い
「でも本番ではやらないですけど」の言葉にまたまた「えーっ」(笑)
新曲3曲をもう一度歌ったあとリハーサルが終了
キーボードに置いた歌詞ノートが風に吹かれてパラパラめくられるのを一生懸命指で押さえる姿に
思わず「押さえてあげましょうか?」と言いたくなる(^_^;

リハーサルがおわったステージでは『ワラビーぬぎすてて』のイントロだけが何度も流れたり
あちこちから火がふいたり(この火も「光のページェント」のひとつだとあとで判明)
本番までまだ一時間半以上あったので順番に水分の買い出しとトイレ休憩
ホテルオークラから戻ってくる時にちょっとしたことがあって
「油断したなぁ〜、スキをつかれたなぁ〜^_^;」という感じだったけど
とりあえず「おしゃべりに夢中になってなかなかどかずに車の進行を邪魔してごめんなさい」(笑)

開演前になるとさすがに人が増えてきて
日差しも柔らかくなって海風も気持ちよく吹き少しだけ涼しく感じられるようになっていた
ステージの向こうに浮かぶ入道雲はオレンジ色に染まっていた
午後7時ちょうどに音楽が鳴り始め最初にMCのふたりが登場してきて延々と「光のプログラム」の説明をし出した
この説明が長時間待っている私たちにとっては長すぎ!
10分ぐらい過ぎてようやく千里さんが登場(B.G.M.は『ワラビーぬぎすてて』)
リハーサルとは違うシャツで頭には当然タオルではなく(笑)黒の帽子
MCのふたりと少し話をしたあとにコンサートがスタート
まずは「まだ表に出てないんですけどニューアルバムから」ということで『ファーストクラス』
そして「ぼくそのものです」という『PIANO MAN』
今日と同じ場所で行われた「日本をすくえ」の思い出話をしたあとに『神戸メドレー』(ショートバージョン^_^;)
ちょうどこの頃からあたりは暗くなり始め
夕日が映ってオレンジ色に染まっていた入道雲はどうやら雷雲だったようで
稲光が空を裂くようにピカピカ光りはじめて見ている私たちはちょっと怖かった
東の空だったのでこちらに雨はやってこないだろうとは思ったけど
それでももしかして雨が降るんじゃないかという思いが頭をかすり…
(甲子園球場の方はこの雷雲のおかげでどしゃ降りだったとか)
でもその雷雲を背にした千里さんは一向に稲光に気づかなかったようだった
「9曲全部わかった人ー?」にほとんどみんなから「は〜い」(笑)
♪この場所にUFOが降りてくる〜 といった内容の即興の曲を歌ったあとに『奇跡』
この曲の間も稲光がまるで演出効果のようにピカピカ光っていた
神戸に対する千里さんの思いを語ったあとに「盛り上がりましょうか?」と『YOU』
ただ時間が足りないと巻きが入ったのかテンポ早いし歌詞もかなり省略したショートバージョン
まさに「時間がな〜い!」状態で少々消化不良(^_^;
最後は「神戸を舞台にした『シーズレイン』という映画の主題歌でした」と『砂の城』
このときまでなぜ千里さんがこの曲を歌うのかわからなかった私はファン失格?(^_^;

千里さんが歌い終わるとすかさずMCがステージに登場
コンサートのあとに行われる「光のプログラム」が目白押しだったせい?
ふたりのインタビューがしばらく続きシングルやアルバムの発売やコンサート情報などのお知らせが行われる
シングルを買ってうちわをもらったというMCの男性、ビデオも買ったんですか?(笑)
「最後にみなさんに一言よろしくお願いします」と言われた千里さんが
それまで三人横一直線に並んでいたのに一歩前に出たのを私たちは見逃さなかった
そして退場するときにまで小ねたを披露する千里さんは相変わらずキュート(^-^)

コンサートは予定通り午後7時45分に終わり
ステージの左側の方でペットボトルで作られたオブジェの点灯式が行われ
午後8時からは「光のページェント」がステージ上で行われた
ステージ後方のバルーンスクリーンに映像が映し出されたり水や火が吹き出したり
レーザー光線や花火まであるにぎやかなイベントで
コンサートが終わってすぐに車に乗って退場してしまった千里さんはこれをどこかで見たのかな?
見ずに帰ったのだったらちょっと勿体なかったかも

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