guitar SENRI OE WHITEDAY LIVE IN NAEBA guitar
JAZZY NIGHT

2004年3月12日 苗場プリンスホテル ブリザーディウム


1  雪山へおいでよ
2  あしたのジョーネツ
3  きみと生きたい
4  メリーゴーランド
5  フレンド
6  10 years
7  COOL
8  エールをおくろう
9  ジェシオ'S BAR
10  YOU
E1  小さなBreakin' my heart 
E2  太陽がいっぱい
E3  Two of Us

今年で三回目となった苗場でのWHITEDAY LIVEは今回も2days
一夜目は去年秋に発売されたセルフカバーアルバム『home at last』のナンバーを
レコーディングメンバーのバンドで演奏するという趣向
このアルバムの何曲かは原宿Blue Jay Wayでのライブやディナーショーで聴いたけど
そのほとんどが千里さんのピアノ弾き語りだったのでバンドバージョンで聴けるのは貴重な機会

客電が落ち暗くなるとまずメンバー(ドラム、ギター、ベース、バイオリン)が登場
続いて登場した千里さんは白のスーツで中は黒のシャツでノーネクタイ
それぞれが定位置におさまると苗場では一曲目は必ずこの曲
『雪山へおいでよ』
千里さんは頭からハイテンションだけどJAZZY NIGHTは大人なライブを予想していた客席の立ち上がりは少々スロー
千里さんのテンションの高さが少し空回っているような気がしたのは私だけ?(^_^;
一曲終わるとさっそくメンバー紹介へ
マイケル河合さんはデビュー当時からのお知り合いでT-SQUAREの元ドラマー
ギターの窪田晴男さんは本番前に寝ていて目覚まし時計が鳴らず15分前に起床したせいか寝起きの頭と服装?
ベースの石村順さんは眼鏡とおひげという出で立ちが千里さんとちょっとかぶるかな
この『home at last』のレコーディングメンバー三人に紅一点のバイオリニスト玉城亜弥さん
ディナーショーで初めて知り合って今回のライブに参加してもらうことになったとか
「玉城あやや」と紹介するあたりちょっとオヤジが入っているのでは(笑)?
シースルーのクモの巣衣装がセクシー

『あしたのジョーネツ』
JAZZY NIGHTは『home at last』のナンバー中心ということだったので
その『home at last』の一曲目に入っているこれが最初に演奏されるのはなんとなく予想通り
バイオリンの音が入ってドラマティックさが増している
この曲を歌った秋本祐希さんはその当時は本人も事務所もこれから女優として歌手として売り出すぞ
そんな話をしていたのに恋はいつ訪れるかわからない(その後野球選手とご結婚)
今じゃ一児の母になっているのに僕は相変わらずだ、なんてMCが(^◇^;
『きみと生きたい』
ここでは千里さんもピアノの前に座って演奏に参加
「久しぶりの曲」って言ってたけど一年前にもツアーで聴いたような気がするんだけど(笑)
パリで撮った写真をわざとセピア色にした(AVECの)ジャケットが懐かしいとか
『メリーゴーランド』
『home at last』では予想外にお気に入りとなったこの曲
(千里さんがこれをセルフカバーすると知ったときにはかなり疑問符をつけてたんだけど(^◇^;)
これも千里さんはピアノで演奏に参加
バイオリンが入るとまた違った雰囲気で今日演奏された曲のなかでは一番JAZZっぽかった
千里さんのウィスパーボイスが耳に心地よい

ここで入ったちょっと長めのMCの話題はマネージャー市川氏の切符の話
今日苗場に向かうときに新幹線に乗ろうと自動改札に切符を通した
千里さんと市川氏ふたり並んで通したところ
市川氏は千里さんの衣装やら何やら荷物をたくさん持っていたので少しずれてたんだけど
出てきた切符を取った千里さんが目にしたのは一度出てきたのに再び自動改札機に戻った市川氏の切符
その切符は結局いつまで待っても出てこないので駅の係員を呼んで探してもらったけど
千里さんが一度出てきた切符が戻ったと言っても信じてもらえない
新幹線の出発時刻も迫り市川氏が焦って早く探してくれと言ってもなかなか見つからなかったとか
結局切符は見つかったのか見つからなかったのか
見つからなかった場合はどうやって新幹線に乗ることになったのか
そのへんの結論が語られなかったMCだったので私たちの疑問は満たされないままだった(笑)

『フレンド』
この曲が収録されているアルバム『乳房』のタイトルはその当時物議をかもしたんだとか
(私は特に何も感じなかった記憶があるけど……十分おとなだったから?)
当時のスタッフに阪神ファンが多くてスタッフがみんなテレビを観に行って誰もいないスタジオで
ひとりで作った思い出があるそう
この演奏は千里さんのピアノと玉置さんのバイオリンだけというシンプルなもの
ただ千里さんはこの曲で二番の歌詞をまるまるすっとばしてしまった
聴いているときには「あれ?」とその不自然さにほんのちょっと気づいたんだけど
大好きなこの曲を聴いているときは幽体離脱中なので(笑)確信を持てなかった
でも翌日のTea Paryでご本人が暴露したので「やっぱり」と納得
よくバイオリンがそのトラブルについていったなぁと感心

20周年を迎えて「この20年はどうでしたか」とよく聞かれる
80年代はがむしゃらに走っていてカスカスになっていた時代だった
音楽なんて音楽以上でも以下でもない、いつだって止めるよ!なんて思っていた
90年代は余裕を作るための十年だったような気がする
でも20年やってこれたのはライブをやり続けてきたからだと思う
ライブをやっていなければ20年やってこれなかったかも
しばらく創作でこもる期間が長くなるかもしれないけど機会があれば出ていくので待っていて
そんなMCのあとに
『10 years』
再びバンドメンバー勢ぞろいでアルバムよりさらにドラマティックな音
私は弾き語りよりこのバンドバージョンのほうが好き
後半は真っ赤なライトがステージを染めていた
この曲が始まる前に上着を脱いだ千里さんが上着を何かにかけるわけでもなく地べたに置いたのがツボだったり(^◇^;
中のシャツは黒一色ではなく白で模様が入ったものだった
『COOL』
ここでは千里さんはピアノを離れてスタンディングでノリよく歌う
生で聴くのが一番楽しみだった曲だけど正直CDのほうが面白かったかな?という感じ

『エールをおくろう』
この曲の前に「次の曲で客席のみんながどういうふうになるか楽しみ」とにやりとした千里さん
曲が始まって我慢しきれずに立ち上がった私たちを見て本当に嬉しそう
そのせいか客席にまで降りてきて歌い回る
でも客席の椅子の上を歩くとき靴(皮のスリッポンタイプ)を脱ぐあたり意外と冷静(笑)?
『ジェシオ'S BAR』
JAZZY NIGHTでまさかこの曲をやるとは思わなかった!
音はすごくかっこ良かったし
いつもは淳ちゃんが弾くギターソロのところをバイオリンが艶っぽく演奏していたのが本当かっこ良くて
『YOU』
これも意外な選曲
JAZZテイストがすごく感じられるこのアレンジはギターのせい?ベースのせい?

ここで本編終了となりアンコールへ
出てきた千里さんの衣装は鮮やかなブルーと白の大柄なチェックのシャツに白のパンツ、ブルーの帽子
シャツはエトロだそう
「みんな立ってるところ悪いんだけど座って聴いてもらう曲を」ということで
『小さなBreakin' my heart』
続いては「JAZZY NIGHTが決まったときからラストはこれと決めていた」
『太陽がいっぱい』
このあと珍しく長い間めがねをはずした千里さん
「めがねはずすとムキ卵みたいでしょ?」と言った言葉に会場中大ウケ
あまりのウケの良さに自分で言っておきながらちょっと憮然
自分で言うのはいいけど人にそう思われるのはイヤなんだそうで(^◇^;
最後は「20年応援してくれた人にリスペクトをこめてありがとう」という言葉で締めくくられた

再度のアンコールに応えて登場した千里さんは
「たぶん今まで一度もライブでやったことのない曲をやります」ということで
『Two of Us』
そういえば「ミュージックフェア」でしか歌っているのを聴いたことがなかったなぁ
千里さんの弾き語りでしっとりふんわりと歌われた

JAZZY NIGHTということでPIANISMのようにずっと座ったまま聴くのかなと思ったら
本編後半はノリのいい曲がきて立ち上がって踊れて楽しかったけど
それが三曲だけしかなくてアンコールでまたまた座って聴く曲ばっかりだったのは
どうにも消化不良となる構成で
アンコールの『home at last』からの曲は本編でやってもらって
最後は定番曲の別アレンジとかで楽しませて欲しかったなぁと思った


☆メンバー☆
Guitar : HARUO KUBOTA
Draums : MICHAEL S. KAWAI
Bass : JUN ISHIMURA
Violin : AYA TAMAKI


『番外編』

☆☆バス内スペシャルビデオ☆☆
大阪からのバスツアーだと新潟に入った夕方頃に上映されるこのビデオ
今回は東京からの新幹線ツアーに参加したので
越後湯沢駅から苗場プリンスホテルまでのバス移動の時間に上映された
大阪からだとバス移動で約8〜9時間かかるのでビデオはあっという間に終わっちゃう感じなんだけど
越後湯沢駅から苗場プリンスホテルまでは一時間弱なので
バスが発車したと思った途端に始まり終わる前に苗場プリンスホテルが見えてくるという忙しなさ(^_^;
内容は千里さんのメッセージ+ライブ映像
ライブ映像は納涼千里天国(よみうりランドEAST公演)
原宿BJWでのスペシャルライブ(三日間のうちの初日の公演)
クリスマスディナーショーQuartet(横浜プリンスホテル公演)の三本立て
去年の苗場から今年の苗場までの千里さんのライブがダイジェストで見れるのはなかなか面白い
原宿BJWのはステージ後ろから客席に向かって話している千里さんが映っていて
なんだかホームビデオのようだった(笑)

☆☆千里さんプロデュース ビュッフェディナー☆☆
千里さんが「身体によさそうであたたまりそうなメニューをマジに考えた」そう
・身体のしんからあたたまるマーボー豆腐
・ふくろたけとブロッコリーとほたてのオイスターソース
・トローリ愛情チーズかけの野菜ぐつぐつミネストローネスープ
・キャベツとアンチョビのパスタに千おすすめハーブをそえて
・日本人でよかったと思う瞬間オムライスととろとろさくさくコロッケ
・ラッキー三ッ葉のせカレー南ばんうどん
上記のメニューが千里さんの文字で書かれたメニューリストつき
これ以外にもローストビーフやグラタン、揚げ物、茶そば、フルーツ、デザートetc..
かなりの種類があってすべてを食べることはできず残念
苗場プリンスホテル内のレストランはかなり込み合うので待ち時間なしで食べれるのは助かった

☆☆千里Room☆☆
二日目のティーパーティで使うというアンケートを出しに行かないといけなかったので
一日目の夕食(ビュッフェ)後に第一回目の訪問
去年と同じくトレカという名の生写真が販売されていたようだけど
この時間帯ではすでに売り切れていて手に入れることはできず
どうもリハーサル風景の写真とは縁がなさそう……
かつての納涼で使われた数十メートルはあるかと思われる衣装やその他何点か展示されていたけど
もっともっといろいろ展示してもらえるともっと見に行く気がするんだけど(^_^;
二日目の午前中に再訪問しJAZZY NIGHTの写真を無事ゲット
納涼千里天国のライブ映像が上映されていたのでほんのちょっとだけ見ていると
その横でSENRi CARDの入会受付をしていた
ここで入会すると千里さんの写真付きマウスパッドが特典としてもらえるらしく
ちょっと食指が動いたけど(笑)
パソリが予想通りMacに非対応ということだったので入会は見送り
この千里Roomに千里さんは一度だけ来たらしいけど
一番人が少ない時間帯だったので人の少なさにガッカリ(笑)だったとか

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