drum 納涼千里天国 '03 EAST & WESTdrum

2003年7月26日 よみうりランドオープンシアターEAST
2003年8月24日 大阪城野外音楽堂


よみうりランド 大阪城野外音楽堂
0  夏祭り  夏祭り
1  野球の夏  野球の夏
2  回転ちがいの夏休み  回転ちがいの夏休み
3  海開き山開き  海開き山開き
4  夏の決心  夏の決心
5  COWBOY BLUES  COWBOY BLUES
6  未来乗車券
 未来乗車券
7  ずっと海をみてた  ずっと海をみてた
8  舞子VILLA Beach  舞子VILLA Beach
9  天気図  すき (with 渡辺美里)
10  塩屋  10years (with 渡辺美里)
11  ハワイへ行きたい  塩屋
12  太陽がいっぱい  ハワイへ行きたい
13  ROLLING BOYS IN TOWN  太陽がいっぱい
14  REAL  ROLLING BOYS IN TOWN
15  十人十色  REAL
16  GLORY DAYS  十人十色
17  GLORY DAYS
E1  おねがい天国  おねがい天国
E2  YOU  YOU
E3  ジェシオ'S BAR  ジェシオ'S BAR
E4  プールサイド  プールサイド
E5  BOYS & GIRLS  BOYS & GIRLS
E6
 渚のONE-SIDE SUMMER

千里さんの毎夏の恒例だった「納涼千里天国」が前回開催されたのは1997年
あの夏の「納涼千里天国」は10回目記念ということもあり全国で7公演予定されたけれど
運悪く台風多発の年にあたり
広島ドルフィンビーチ公演は台風直撃で中止
そして六甲山カンツリーハウス公演も日本海側を通過する台風の影響を受け
神戸市街地は曇天程度だったのに六甲山頂はとんでもない悪天候で
5m先がまったく見えない濃霧、人も飛ばされそうな突風、レインコートの上から当たっても痛い(>_<)大粒の大雨
コンサートは何とか始まったけど悪天候はいつまでたっても解消されず
アンコール含め16曲をMC挟まず怒濤のような勢いで次から次へと演奏し一時間半ぐらいで終了
私は前のほうのブロックだったので千里さんがかろうじてかすかに見えたけど
はっきり言って不完全燃焼のまま終わってしまったライブ
山頂から降りるバスの中では8月にもかかわらず暖房をつけてもらってもレインコートを脱げないほど体は冷えきり
なんだか呆然としたまま乗っていたことを憶えている
ドルフィンビーチでの直前中止を経験した私としては六甲まで中止にならなかったことは本当に嬉しかったけど
強行開催については当然ながら賛否両論で誰の心にもしこりが残る結果となったのが悔しかった
翌週には八景島シーパラダイス公演が晴天のもと行われたけど
関西とその近辺在住のほとんどのファンにとってはあの六甲が最後の納涼で
いつかリベンジを果たして欲しいと思いつつ納涼が開催されない夏が何度も過ぎて行った
そして「あれはあれでなかなか遭遇できない貴重な経験かもね^_^;」と思い出話になりつつある6回目の夏
千里さんの20周年ということもあり納涼千里天国が復活されることになった
しかも千里さんの地元大阪での初納涼開催に六甲経験者はみんな「リベンジや!」と気合いを入れたに違いない(笑)
千里さんの、そしてみんなのリベンジは果たされるんだろうか?

最初にWEST公演の案内を見たときは目を疑った「開演15:00ぃ??」
15:00じゃなく午後5時の間違いだと誰か言ってよぉ(;_;)
地元民として語らせてもらうならば8月の大阪で昼間にライブやるなんて熱中症になれと言わんばかりなのよ(T_T)
そんなことは大阪出身の千里さんもよぉくわかっているはず
大阪城野外音楽堂は公営なので時間や音量にすごーくうるさいのが原因だとは思うけど…
でも雨が降るのだけは絶対にイヤ!だったので
「曇り」なんて贅沢なことは言わない、是非「ピーカン」になってもらいましょう!と意気込んだら今年は冷夏
EAST公演のときは梅雨明けもしないままで
かろうじて雨は降らなかったけど涼しすぎて汗もかかない
千里さんがゲスト出演した美里の西武ドームライブも台風直撃で開催が危ぶまれ
お盆休みも雨ばかり
当日の天気は大丈夫なの?と心配したけど一週間前あたりから大阪は今から夏やで!とばかりの残暑になり
シンガポール出張から帰って来た同僚が「なんで大阪のほうが暑いんだよぉ(-_-;」と愚痴るほどで
当日の暑さ対策に頭を悩ますことになった

天気予報は「晴れのち曇り」だったはず
だけど朝方曇っていた空は午後から雲がほとんどない快晴になった
それでも森ノ宮駅から会場まで大阪城公園内を歩いていると途中に噴水があったりして涼しげで
風が吹くと「あ、もしかして意外といけるかも?」と思ったりもしたけど
到着した大阪城野外音楽堂は日陰がまったくなく太陽の強い光がギラギラと照りつけていた
しかもコンクリートの照り返しもあり気温は35度を軽く超えていたと思う
着いたのが開演15分ぐらい前だったので大急ぎでパンフレットを買おうと思ったら売り場はかなりの人混み
しばらく並んだけどパンフ購入は友達に任せ客席のすぐ隣にあるトイレへ向かうと
スタッフの人が千里さんの浴衣姿パネルを脇に抱えて通りかかった
千里さんの写真を表にして歩いていたのでその光景にちょっと笑えた(^◇^;
結局EASTでもWESTでもこのパネルとの写真は撮らず開演前の千里さんたちのダンスも見ずじまい
ノリの悪いファンでごめんなさいって感じ(^_^ゞ
ランチのときの大あみだくじ大会(納涼のチラシの裏にあみだくじ書いた)で決まった席にようやく座ったのに
友達に双眼鏡渡すの忘れた!と思い出して客席をウロウロしていると
なんか想像してたよりずっとこじんまりした会場でどこからでもステージがよく見えそうだなって感じがした
ステージにはよみうりランドより狭いせいか櫓がなく箱?みたいなのが中央に置かれている
櫓についていた「納涼千里天国」という看板は天井から吊るされていた
よみうりランドではEAST(東)と書いてあった大きなちょうちんはもちろんWEST(西)に

今日は時間を忘れて楽しむぞーという思いを込めて時計をしてこなかったので
開演予定時間をどれぐらい過ぎていたのかわからないけど
メンバーがステージに登場し演奏を始めたのは
『夏祭り』
そう!まさに夏祭りの始まり
そして客席の上手側から(よみうりランドでは下手側から)お神輿に乗った千里さんが登場し歓声が起こる
そうそう!納涼はこれぐらい派手に登場しなくっちゃ!
しかも衣装は千里さんプロデュースのあのど派手な金魚浴衣
女物の反物で作った浴衣を着てしまうのは千里さんぐらいなもんでしょう(似合っているかどうかは別にして…^_^;)
暑いんだからヒゲはサッパリ剃ってよぉという感じで(笑)
曲に合わせて「はっ!はっ!はっ!はっ!」とかけ声をする千里さんを乗せたお神輿は客席の通路を練り歩く
下手側に近づくと「このまま行くとトイレだぁ〜!いや〜ん」と叫ぶ千里さんに大爆笑
方向転換して再び上手側に移動し真ん中の通路を通ってステージへ到着
「実はバンビのように足が震えてましたー!」
そしてステージ中央に立った千里さん
「のうりょうぉ〜 せんっり てんっごくぅ〜!」
この一言がこの6年間聞きたくてたまらなかったのよぉ〜(>_<)と一気にテンションが上がった
『野球の夏』
浴衣をスタッフ(ダンサーだったかな?)がサッとはぎ取ると
白地に赤で大きな太陽がデザインされたシャツ(背中は真っ赤)とサイドに赤いラインが入った白の膝丈パンツ
こういう早変わりも久々で客席から大歓声
そして一曲目はこの曲
♪今まででいちばん暑い夏 って歌詞がピッタリくる今日のお天気(=^.^=)
Pecoさんは真っ白のワンピースで手首には赤のリボン、頭にはティアラを飾って登場
いつもながらフワフワの髪の毛はこの天気じゃ申し訳ないけどさすがに暑苦しく見える(^_^;
『回転ちがいの夏休み』
たたみこむように夏の定番曲
ダンサーのSTAX GROOVEの四人と一緒にジャンプ、ジャンプ!
『海開き山開き』
納涼では皆勤賞の曲なのでやるとは思ったけど
いつもの納涼バージョンのアレンジのほうをやって欲しかったなぁ(;_;)

立て続けにノリのいい曲だったのでMCが入るとお客さんは一斉に団扇パタパタ水分補給状態
千里さんも「10分の休憩を入れさせていただきます」(笑)
でも覚悟はしてたけど予想以上の暑さ(>_<)
太陽はまだ高い位置にあってジリジリと体の右半分が焼けていく
「大阪は3時開演だってことがずっーと心の中でひっかかっていて」と言いつつ
「わかってるなら、やるなよって感じか(笑)」と自分でツッコミ
「でも大阪の人は強いから!支えあっていこうぜ!」
確かに毎年この暑さと戦ってるから強いけど限界あります…(-_-;
「納涼はあの六甲から6年ぶりで…。あのとき来てくれた人もたくさんいると思うけど」の声に
「行ったよぉ!」とあちこちから声があがる(もちろん私も)
「納涼千里地獄だったよね」の言葉に苦笑
「今日は暑いのでMCも短めに山椒のようにピリッとしたのをやります」と言いながら既に結構長いと思う(^_^;

『夏の決心』
PIANISMではピアノ弾き語りで歌われたけど野外でみんなで歌うと楽しさ倍増
夏休み中の私には短い夏休みをテーマにしたこの曲は身につまされる部分も…(社会人としては長めの休みだけどね^_^;)
『COWBOY BLUES』
おぉ〜ちょっと懐かしい曲
そういえば納涼でよくやってたような気がするなぁ
Pecoさんがコーラスしてるんだけど美里の声が聴こえてくるような気がするのはなぜ(笑)
『未来乗車券』
この暑いのにこの曲きますかぁって感じなんだけど体は条件反射のように踊ってしまう
千里さんも熱中症になりかけたらしく
間奏で「もういっちょぉ!」と叫んだ途端に演奏は次のフレーズにいっちゃうし
最後もひとり「らぁ〜ららら」って歌いかけちゃうし(もうその箇所は終わっているのに)
頭にかなり血がのぼっていた様子
そうなるのも無理はない暑さで私もかなりヤバかった(-_-;

ステージ上も客席もみんな暑さがかなりきてる感じで
ペットボトルの飲み物を千里さんはじめ全員が一斉に飲んでるステージ上の光景は一種異様なものがある(笑)
私も友達も「あっついぃぃ〜」とタオルで汗を拭くけど次から次へと吹き出してきて
もう化粧なんてすべて取れてしまったという感じ
そんな雰囲気を察したのか「口紅がはげたってキャディー状態だっていいじゃない」と千里さん
「キャディーIN納涼千里天国!って言われても嬉しくないか」
嬉しくありません…(-_-;;;
千里さんは塩分補給のために楽屋で飲んだ味噌汁が『未来乗車券』のときに出てきそうだったとか
昨夜大阪のホテルで寝てると真夜中にマネージャーから電話があり
「千里さんっ!今24時間テレビに出てますよ!」という言葉
みんな千里さんを見るために遅くまで起きてたのに千里さんは寝てたの?という雰囲気が客席に漂う
それに全く気づかず千里さんはMCを進める〜( ̄▽ ̄)〜
寝ぼけ眼でTVをつけチャンネルを10chに合わせたらちょうど♪まばたきと同じ〜 のところで
♪十人十色〜 で思わず「千里っ!」ってかけ声してしまった自分が情けなかったとか(^_^;
千里さん曰くこのかけ声は精一杯歌ってる千里さんをファンが「よいしょっ」と持ち上げるものらしい
そんなふうに思ってるのか…じゃこの曲のときは目一杯「よいしょ」しなくちゃ(笑)
と千里さんがしゃべっている間にもみんな団扇でパタパタパタパタあおぐもんだから(だって暑いんだもん)
「そのパタパタが早く次へ進めろって言ってるようで超ぉ〜〜焦りまぁ〜〜す」と裏返った声
か、かわいいのかどうか微妙…(爆)
「ちょっと着替えがあります」と言って真ん中の箱?に入って行った千里さん
出て来たときにはシャツと色が反転して赤地に白で太陽がデザインされたタンクトップに変わり
カウボーイハットに赤や黄色や緑の羽が飾られた帽子をかぶって登場

『ずっと海をみてた』
千里さん曰く「アダルティーコーナー」に入り横揺れな一曲
この曲は大好きな曲なので選曲されて嬉しい(*^_^*)
明石さんのキーボード演奏のソロもステキ
『舞子VILLA Beach』
Pecoさんと手をつなぎながらかわいい振り付け
歌のほうは…久々なのはわかるけど練習をもうちょっとしていただければと…(^_^;

ここで本日のゲスト「ミス歌姫」「ポップス界の上沼恵美子」(すべて千里さんの言葉)渡辺美里さん登場
「彼女が西武ドームで『スタンドー!』って叫ぶと長崎のグラバー邸の壁が揺れるんですよ」と真顔で言う千里さん
出て来た美里はさっそく「サンキュー!スタンドー!!」とご挨拶
美里登場前に座っていた客席は登場とともに立ち上がり
ひととおりの挨拶が終わると再び座る光景に少し笑ってしまった
美里はオレンジ色のサンバイザーとTシャツ、黒のパンツの上にチェックのプリーツスカートを重ねた衣装
胸には大きな十字架、手には納涼グッズの団扇
サンダルのヒールの高さ(8cmはあったと思う)にちょっとビックリ☆
あちこちで耳タコぐらい言ってるけど再び「18年目にして初めて西武に来てくれた大江千里さんです」と美里
今まで来てくれなかったことをよっぽど根にもってたんだねぇ〜( ̄▽ ̄)〜
「西武のあとにどうして18年一度も行ってなかったんだって考えたの。…自分が行かへんかっただけやん」
「納涼の翌日とかもあったからね。…みさっちゃんは西武の翌日でも来てくれてたやん」
とひとりでボケツッコミする千里さん(笑)
「長いことやってると"初"っていうのが少なくなるけど今年は久々に"初"っていうのがあって新鮮で」という言葉に
千里さんは「ケンがあるねぇ」と苦笑
それに対して美里は「MCうまくなったでしょ?」と返す
千里さんは美里のライブを見て音楽的なことは何も言わないけどMCのダメだしはするんだとか(^◇^;

『すき』
千里さんが美里が来てくれたら歌って欲しかったという曲
千里さんはこの曲を聴くと母校富田林高校の最寄り駅である近鉄富田林西口駅の単線の踏切を思い出すんだとか
そのときはなぜか千里さんは高校球児になっていて(笑)
美里は夏になると帰省していた京都を思いながらこの詞を書いたそう
千里さんのピアノに合わせて美里が歌う
オリジナルよりずっとゆっくりしたテンポで美里の声がスーッと青空に伸びていく
途中から千里さんのコーラスが入ってきて
そして最後は千里さんのピアノに合わせ客席が♪ラァラァラララララァラララ〜と大合唱
もちろん打ち合わせなしの大合唱だったけどすごくキレイで美里も感激

大阪城野外音楽堂はうっそうとした木に囲まれていて蝉の鳴き声がすごかった
夏の終わりの蝉が客席を低空飛行して私たちに向かってくるので聴きながらもヒヤヒヤしていたんだけど
それはどうやらステージ上も一緒だったようで
『すき』が終わったあとに千里さんが「蝉がすごい勢いでアタックしてくるからヒヤヒヤしたね」と言ったら
うなずきながら美里が「アタックしてくれるのは蝉ぐらい…」という失言(笑)?
次の話に進めようとしていた千里さんもビックリして「はぁ?今なにか言いましたぁ(笑)?」とツッコミ
「夏の思い出といえば?」という問いに美里は「やっぱりこの18年間は西武かな」
それに対し千里さんは「夏に○○さんの家に遊びに行って…」と自分の夏の強烈な思い出話を始めた
すだれの向こうに人影が見えたので「○○さん?」って聞きながら覗いたら○○さんのお母さんがシミーズ姿でいたとか
それが千里さんの夏のトラウマで
エアコンつけずに寝た夜に暑さにうなされたときはそのシミーズ姿が夢に現れているんだとか(笑)
「今シミーズって買いたくても売ってないよ」と言う美里に
「ユニクロとかで売らないかなぁ、いろいろなカラーのシミーズを」
赤やら黄色やら緑のシミーズをちょっと想像してみたけど頭が拒否反応を起こした(^_^;
そんなことを話している千里さんがあまりにも汗だくだったので
美里が「さっき飲んだ味噌汁が出て来てるよ(笑)」と言いながらタオルを差し出すと
「味噌汁が出て来てるって俺はオヤジか?…オヤジです」とまたまたひとりボケツッコミに客席も爆笑
美里の「オヤジはこんなタンクトップ着ないよ」というフォローにちょっと嬉しそう
得意げに「この衣装があるから日焼け痕が残らないようにジョギングのときもタンクトップだった」という苦労話を披露
『10years』
西武ドームライブでもデュエットした曲
間奏のメロディが西武ドームのときとはちょっと違った気がした
千里さんのピアノだけで歌われるとオリジナルよりずっと叙情的で切ない気持ちにさせられ歌詞がグンと胸に響く
この曲が終わると美里が退場しバンドメンバーが入れ替わりに入ってくる
『塩屋』
千里さんのピアノ弾き語り
(EAST公演では『天気図』もピアノ弾き語りで歌われた)
蝉の鳴き声をバックにして聴くと歌詞の風景が色鮮やかに目の前に浮かんでくる
EAST公演では絶妙のタイミングで蜩の「カナカナカナ」という鳴き声が静かに聴き入る会場に響き渡った

千里さんが退場するとメンバーが演奏するラテン調の曲に合わせPecoさんとSTAX GROOVEの四人が登場
Pecoさんは白でキラキラ光るトップにショッキングピンクのパレオ風ロングスカート
STAX GROOVEもそれぞれソロのダンスを披露
『ハワイへ行きたい』
イントロが始まると真ん中の箱?から千里さんが衣装替えして登場
青地に何の模様だろう?葉っぱやら羽毛のような花やら何だかよくわからない模様のスーツ
ちらっと見えるシャツはオレンジ色
客席もステージ上も両腕を挙げてシェイク、シェイク
『太陽がいっぱい』
EAST公演ではイントロを聴いて「あ、これは!」と思って友達のほうを向いたら
友達はなんの曲だか全然わかっていなかったという(;_;)悲しい思いをした光GENJIへの提供曲
これもあの六甲で歌っていたなぁとしみじみ
この曲の頃にようやく太陽が傾き始めライブが始まってから初めての風を感じた
『ROLLING BOYS IN TOWN』
この曲が始まったときにはもう「キャーッ(>_<)」もん(笑)
初めて行った納涼でスタンドのすぐ近くに千里さんがいきなり現れて大興奮したことを思い出した
あまりにも久しぶりの曲だったので嬉しさも極めつけ
でもウッディさんのコーラス「ホゥー!」はかなり笑えた(^◇^;
『REAL』
ラストスパート!とばかりに千里さんの代表曲がここからノンストップで並ぶ
この曲はいつ聴いても色褪せない私にとってのNo.1(のひとつ^_^ゞ)な曲
最近ライブでよく歌ってくれるので嬉しい
この頃にはスーツの上着を脱いでオレンジ色のシャツに青のパンツが色鮮やか
『十人十色』
目一杯「よいしょ」しなくちゃと思っていつも以上に大きな声で「千里っ!」と叫んだ(笑)
こんなかけ声は他の曲じゃアイドルじゃないんだから勘弁してよって感じなんだけどこれだけは特別ね
最後に一度下手に引っ込んだ千里さんが元気よく飛び出して来て再び歌い出すフェイントにはやられたー(>_<)
『GLORY DAYS』
そして本編の最後は最初の納涼で一曲目に歌われた納涼の「はじまりの曲」で締められた

ウェーブが何度も起こったアンコール
再登場した千里さんはもちろん納涼ならではのいなせな浴衣姿(*^_^*)
EAST公演のときは納涼チラシで着ていたものと同じ浴衣(抹茶色のストライプに獅子柄)で
オフィシャルHPでの千里さんの日記ではWEST公演に向けて新しい浴衣を新調したと書いてあったけど
「同じような柄だから気づかないかも」と千里さんが予想した通り同じ浴衣に見えた
抹茶色だったのが茶系に変わっていたような気もするけど本当に違う浴衣なのかなぁ(^_^;
『おねがい天国』
「納涼と言えばこの曲でしょう!」という言葉通り久々の曲
♪VACATION YES!VOCATION NO! ではもちろん『Y.M.C.A.』ばりの振り付け(笑)
曲のポップさに目を奪われがちな曲だけど歌詞がスコンと突き抜けてるとこがお気に入り♪
『YOU』
イントロが始まると「渡辺美里ー!」と千里さんが呼び入れ浴衣姿の美里が再登場
Pecoさんのピンク系浴衣とは対照的に鮮やかなブルーの浴衣
ところどころ入ってる白の部分はバラの柄で髪もアップにして本編のときよりおとなっぽい雰囲気
納涼グッズの団扇を手にしてちょっと遠慮がちに踊る姿はかわいい♪
でも西武でも披露しなかった浴衣姿を納涼で出しちゃっていいの?美里ファンに嫉妬されそう(笑)
大サビのところではバーン!と大きな音とともに白と赤のテープ(EAST公演では銀)がステージから客席に飛んで来た
『ジェシオ'S BAR』
一気に盛り上がれるからライブでははずせない一曲
暑さもかなり和らいできたので思い残しないように思いっきり踊る、踊る
間奏でのメンバー紹介とソロ演奏のときに♪おおさか〜おおさか〜 と歌う美里の声はかなりデカい(笑)
Pecoさんと美里の女子チームのコーラスも迫力ありすぎて千里さんもたじたじ(^_^;
この曲が終わると全員が一列に手をつないでご挨拶
千里さんは毎回かなり長い間深々とおじぎをする人なんだけど
すぐ隣にいた美里が早めに顔をあげちゃったのでいつもより短めのご挨拶になった
主役である先輩より早く顔あげちゃダメだよ〜( ̄▽ ̄)〜

アンコールに応えて再登場してくれた千里さんは納涼グッズのTシャツに茶系ストライプの細身なパンツ
「みんな、ありがとう。納涼、戻ってきて良かった!」
「帰りに車に轢かれないように気をつけなくちゃ。それぐらい僕は幸せ者です!」
本当に本当に幸せそうな表情をしている千里さんを見ているとこっちまですごく幸せな気分(*^_^*)
「最後までよろしく、って僕はいつも言うけれど今日は最後はないね」
何度も何度も「来年も納涼やりたい」と言っていた千里さん
「納涼やってもいいかぁー」の声に対する「もちろんだよ!」とばかりの客席からの大歓声にすごく嬉しそう
「また必ず会いましょうね」と千里さんにしては珍しいけど力強い宣言
期待しちゃうぞ
『プールサイド』
「よみうりでは失敗したのでリベンジするためにいっぱい練習してきました」(笑)と言って弾き語りで披露
EAST公演でミスった箇所を過ぎるまでドキドキしてしまった☆
(EAST公演では歌詞は合っていたけど演奏が間違ってしまい中断して楽屋に楽譜を取りに戻る一幕があった^_^;)
千里さんのイメージするプールサイドはこの大阪城野外音楽堂のように周りには木が繁っていて
場所は芦屋や夙川あたりで
でも風景は富田林西口(笑)という「made in 関西」な曲になっているらしい
『BOYS & GIRLS』
メンバーも再登場
「10年後の夏にどこで歌っているかわからないけど、そのときもラストはやっぱりこの曲」
という言葉にちょっとウルウルきてしまった(;_;)
そして最後に全員で再び一列に並び深々とおじぎをして長い長いご挨拶をしてくれた
ニコニコ笑いながら客席に手を振って去っていく千里さんに客席のみんなも思いっきり手を振り返した

終了のアナウンスが流れても続けられるアンコールの声に応えて千里さんが再々登場
ここで出てきてくれる千里さんだからこそファンやめられないのよー(>_<)
「アンコールありがとう!もう一曲やります。でも練習してる曲がもうないので何にしようかな?」
客席のあちこちからやって欲しい曲の名前があがる
「せっかくなので大阪の御堂会館でのオーディションで歌ってEpicでデビューするきっかけとなった曲を」
『渚のONE-SIDE SUMMER』
「練習していない」わりには歌詞の間違いがほとんどなかったけど
やっぱり確かめ確かめしながらの演奏と歌だったので口が回りきらずに歌い直す箇所もあり
でも逆に丁寧に歌われる歌詞がすごく届いてきて
最後の ♪夏が静かに過ぎてく というフレーズが切なくて切なくてたまらなかった

6年ぶりの納涼千里天国はとても楽しくて
特にWEST公演は何度も「嬉しくて」「感動して」「切なくて」でも「幸せ」な気持ちになったライブで
初めて行った横浜スタジアムでの納涼千里天国のあとの気持ちに近いものが残った
心の底にポッと火がついたような想いがなかなか消えずに余韻をいつまでもいつまでも引きずってしまう
六甲のリベンジなんてものじゃない
それ以上の想いが遂げられたようなそんな感じ
熱中症で倒れるんじゃないかとハラハラしながら妙な連帯感もあって
2003年の夏は1997年の夏と同じように千里さんにとっても私たちにとっても忘れられない夏になる
そんな気がする
来年もまたここで暑くて熱いライブを経験したい
でもそのときは開演時間はせめて16:00にして欲しいなと(笑)


☆パンフレット☆
最近にしては珍しくLP版というデカめなサイズ
日本家屋で過ごす浴衣姿の千里さんの写真が満載なんだけど
ポーズひとつひとつが笑えるというか(^_^;
中でも金魚浴衣着た"へそくり"写真には大爆笑
久々に千里さんへのインタビューも掲載されていて
20周年を迎えて納涼も復活して
「これから」に対する千里さんの想いを知ることができる貴重なもの

☆メンバー☆
Guitar : JUN YAMAZAKI
Bass : WOODY WATANABE
Drums : TORU TANAKA
Keyboards : TOSHIKO AKASHI
Chorus & Dance : MIWAKO "Peco" HAMADA
Dance & Performance : "STAX GROOVE" are IZM, SHUN, YOSSY, MUNE

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