guitar PAGODA TREE guitar

2002年12月22日 渋谷公会堂
2002年12月23日 渋谷公会堂
2002年12月25日 大阪厚生年金会館大ホール

 1  サンタクロースがやってくる
 2  六甲GIRL
 3  もう一度X'mas
 4  ふたつの宿題
 5  手垢のついたステイショナリー 
 6  MAN ON THE EARTH
 7  STELLA'S COUGH
 8  贅沢なペイン
 9  This Christmas
10  砂の城
11  What A Silent Night!
12  きみはサンタに恋してる
13  吹雪におくれ毛
14  REAL
15  ありがとう
E1  Do it
E2  SEXUALITY
E3  BOYS & GIRLS
E4  Bedtime Stories
E5 (22日) 群衆の中で
(23日) 真冬のランドリエ
(25日) 塩屋

4年続いたPAGODAPIAは東京グローブ座の休館(後にジャニーズ事務所が買収)に伴いしばしお休み?
再びタイトルをPAGODA TREEに戻してホールでのクリスマスライブが開催されることになった
今年はもうクリスマスの時期にライブがないのではないかという不安もあったので
それが行われるだけでも嬉しいのに念願の関西でのPAGODA TREE復活!
だから今回は東京には行かずに大阪だけと最初は思っていたら
どういうわけだか(お誘いもあったので)三日間すべて行くことになってしまった(^_^;
ライブ直前に24日の東京出張が決定したので交通費が浮いてラッキーしたけど(笑)

会場に入るとまず大きなサンタクロースや雪だるまのバルーン人形が入り口に飾られていて
クリスマスツリーもいくつかロビーに置かれていてすっかりクリスマスムード
ステージの中央奥にも天井まで届く大きなクリスマスツリー
ステージ両端のスピーカーにはクリスマスリースが飾られていてステージ上もクリスマスモード
下手側にドラムとベース、上手側にキーボードとギター
そして中央に千里さんが弾くと思われるキーボードがセッティングされていた
ステージセットのイメージはステージ全体がクリスマスプレゼントのボックスだそうで
ということはプレゼントの中身は千里さんたち(笑)?

オープニングを告げるオルゴールふうのかわいい音が流れるとメンバーがステージに登場
明石さんが珍しくスカート姿だったのでビックリ(笑)
それぞれ位置につくと演奏が始まる
ステージ前方にたくさん並べられたライトが一斉に赤く点くと
ステージ上は真っ赤に染めあげられる

『サンタクロースがやってくる』
ステージ前方のライトがスッと消えるとそこには千里さんが立っていていきなり現れたように思える
千里さん曰くエアーカーテンと呼ばれる効果らしい
前のほうの席で観ていると千里さんが位置につくときに見えちゃうんだけどね(笑)
衣装は真っ赤なスーツに黒のシャツ、そして黒の帽子
スーツにもシャツにも紫色のラインが入っている
「Merry X'mas!」と叫んだあとは「Welcome to PAGODA TREE!」
『六甲GIRL』
『もう一度X'mas』

コーラスのPecoさんも前に出てきて頭から楽しい冬の曲が続く
いつもは後半にくる『もう一度X'mas』がこんなに最初のほうで演奏されるとは…
でもまだジャンプ、ジャンプしちゃうほど体あったまってない(^_^;

ここで一旦短いMCが入る
ここしばらく新大久保でPAGODAPIAをやっていたので
どうして大阪でクリスマスコンサートをやらないんだという手紙をもらっていたけど
今年はアミューズメントパーク的だったPAGODAPIAから原点のPAGODA TREEに戻って
渋谷で初日と中日を迎え大阪で千秋楽(笑)
クリスマス当日に大阪で、しかも思い出のある大阪厚生年金会館でのライブということでかなりテンション高め
今回の選曲にかなり自信を持っているらしい千里さん
冬の曲満載なんだけど切な〜い曲もあるらしい
『ふたつの宿題』
少しクールダウンしてバラード曲
Pecoさんのコーラスが美しい
『手垢のついたステイショナリー』
かなり懐かしい久々の曲でイントロを聴いてタイトルがすぐに思い出せなかった(^_^;
でもこんな意外性のある曲をオフィシャルHPの1001Diaryで自らネタばれしちゃダメだよ〜>千里さん
私はライブ前には読まなかったけど大阪公演しか行かない友達からはレッドカードが出た(笑)
ギターやキーボードのソロプレイがカッコいい!
『MAN ON THE EARTH』
そしてまた冬の定番曲へ
すごく楽しそうに歌う千里さんが印象的

ここから長い長い(笑)MCの第一章へ
とりあえずはリリースしたばかりのアルバムを作ったときの気持ちを語ってくれる
ライブがなかった24日には魔が差して(?)一人でクレープを買って外で食べていたらファンの男の子に声をかけられたとか
話してるうちに以前ライブでBOXが発売されると言っていたのはどうなったのかと痛いところ(笑)をつかれ
一応『The Legend』にそれは受け継がれているとは言いつつ
「でも何かが今年BOXで出ますからね〜」と意味深な発言
何が出るんでしょう?DVD?だと嬉しいけど
でも「今年」ってあと数日だったんだよ、「来年」の間違いだよね〜(←隣にいた友達とツッコミ)

『STELLA'S COUGH』
千里さん曰く「夫婦ゲンカの歌」でPecoさんとの掛け合いが楽しい
初日にはとんでもない歌詞の間違いがあって
あれっ?間違い?それとも変えたの?と思わせる微妙な間違いだったのが絶妙というのか…(笑)
『贅沢なペイン』
間奏ではPecoさんがステージ中央に置いてあるキーボードを演奏

二曲歌っただけでMC第二章(もちろん長い)に突入
ここでのMCのメインテーマはもちろん「免停180日間」
客席からの「なんで〜?」の声に免停180日間に至った原因を明かしてくれた
駐禁二回にスピード違反と車線変更違反だそうで(^_^;
スピード違反は大阪に帰ってきてるときにレンタカーで泉北あたりをぶっ飛ばしてたときにつかまって
駐禁は朝方に自宅に帰り午前九時頃にまた出かけるのでつい自宅前に駐車した車をレッカーで持っていかれ
(自宅には大きな日本庭園はあるけど駐車できるスペースがなく駐車場は15分程離れているんだとか)
しかも二回やったら二回とも持っていかれるという最悪ケース
そのため車をやめてバイクに乗って環八走っていたら警察が取り締まりをやっていたので
「ちゃんと運転しなきゃな」と思ってフッと移動したら黄色車線またいでしまっていて
その取り締まりのお巡りさんに呼び止められたという(^_^;
ちなみに「免停なった人はいますか」の問いに客席の反応は少なかったけど
ステージ上は明石さん除いたメンバー全員が手を挙げていた(笑)
免停期間を100日に短縮してもらうために府中市にある試験場での二日間の合宿に参加
他の参加者を見たら「そりゃ免停になるわな」と思えるいかにもな人たちばっかりだったのに
参加者の中で免停期間が一番長かったのは千里さんだったとか(^◇^;
実技では大型免許保持者と間違われ
トレーチャーでの試験では気づかないうちに三人ひき殺し
性格判断テストでは「せっかちで焦りすぎ。運転に向いてない」
武庫川教習所で免許を取ってから20年間
自信たっぷりだった千里さんは散々な目に遭い合宿の終了した翌日には寝込んでしまったんだとか

『This Christmas』
直前までのMCの内容とはうってかわってロマンチックなクリスマスソング
『砂の城』
そして引き続いてロマンチックなラブソング

千里さんはここで一旦退場しメンバーの演奏へ
『砂の城』の前に退場していたPecoさんが衣装を着替え鈴を手に持って再登場
演奏はクリスマスソングをアレンジしたもの(最初だけは『真冬のランドリエ』)
Pecoさんは鈴だけじゃなく声でも演奏に参加って感じ♪
演奏が終わると再びエアーカーテンがステージ前方に広がる

『What A Silent Night!』
ライトが消えると今度は黒のパンツに白のTシャツ、黒のテールジャケットを着た千里さんが登場
シルクハットでも手に持っていればマジシャンのよう
もしかしてこの曲の歌詞に合わせた?
『きみはサンタに恋してる』
かわいいクリスマスソングが続いてステージ上はロマンチックな雰囲気
『吹雪におくれ毛』
一転激しくて切ないクリスマスソング
『REAL』
大量の銀色の紙吹雪が舞い降りてきてステージ上は銀色一色
「千里が街にやってくる」ツアーでこの曲を歌ったときにも同じような演出があったので
ずっと見ていると10年以上タイムスリップしたような感じ
『ありがとう』
オリンピックイヤーではないので歌詞は『たとえばもっと』ヴァージョン
本編最後は年末にふさわしいこの曲で締められた

アンコール中スタッフはステージの床に落ちている大量の紙吹雪を掃除するのに大忙し
掃除していなかった渋谷の初日では千里さん含め足をすべらせる人が続出だった
床の上だけでなくキーボードの上にも紙吹雪
あれっ?そういえば千里さんはキーボードをまだ一度も弾いていない…
『Do it』
アンコールは「まだまだクリスマスパーティは続くよ〜っ!」てな感じ
渋谷二日目は斎藤ノブさんがジャンベを持って飛び入り参加して大盛り上がり
『SEXUALITY』
うわぁ〜っ懐かしいっ!とビックリするほど久々
間奏ではステージ両端のリースから顔を出したりしておちゃめ(笑)
『BOYS & GIRLS』
そしてこの曲をみんなで大合
あれ?また弾かなかったよ、キーボード

『Bedtime Stories』
二度目のアンコールはバンド演奏でこの曲
いろんなことのあった2002年だけど最後はあったかい気持ちにさせられるクリスマスソング

『塩屋』
最後の最後にキーボードの前に座った千里さんの弾き語り
日替わりだったけど大阪では関西にゆかりのあるこの曲で2002年ラストのコンサートはしめられた

ニューアルバム『Untitled Love Songs』に収録されているクリスマスソング以外のほとんどが80年代〜90年代初めの曲で
中には久々にやる曲もあって意外な選曲
最近の曲も聴きたかったし(『群衆の中で』が良かった!)
あまり汗かくような盛り上がり系の曲も少なかったので面白い選曲だとは思ったけど物足りなかった部分も…
でも通常のツアーではなかなか組めないメニューだったので
PAGODA TREEというイベント的なコンサートとしては良かったのでは?
それにしてもMCが長かった(^_^;
あと渋谷の二日間はかつてないほど歌詞の間違いが多くて
歌詞の間違いにはかなり寛容な私でも苦笑する場面が何度もあり
特に『ありがとう』や『Bedtime Stories』であんなにひどく間違われるとちょっと…
それもあって大阪ではかなり気を遣ってたようで気にならない程度で良かった


☆メンバー☆
Guitar : JUN YAMAZAKI
Bass : WOODY WATANABE
Drums : TORU TANAKA
Keyboards : TOSHIKO AKASHI
Chorus : MIWAKO "Peco" HAMADA

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