guitar PAGODAPIAguitar
〜asian christmas〜

1998年12月14,15,16,18,19,20,22,23,24,25,26日
東京グローブ座

 1  サンタクロースがやってくる
 2  真冬のランドリエ
 3  六甲GIRL
 4  スーパーマンにはなれない
 5  大人POP
 6  ハレルヤ
 7  What A Silent Night!
 8  ゆめみるモダンクリスマス
 9  贅沢なペイン
10  Rain
11  真顔
12  MAN ON THE EARTH
13  雪の別れ
14  吹雪におくれ毛
15  もう一度X'mas
16  BOYS & GIRLS
E1  Bedtime Stories
E2  白い雪まいおりた
E3 (19,20,25日) 今日のきみに贈る歌
(23,24,26日) Do it
E4 (19,20日) This is my life
(25日) Do it
(23,24,26日) 今日のきみに贈る歌

二年ぶりのPAGODAはシェークスピア劇場として有名な東京グローブ座で11公演
グローブ座はJR山手線新大久保駅から徒歩5分ぐらいのところにあるのだけど
はじめて新大久保駅に降り立った時はちょっとビックリ
新宿駅とは1駅しか離れていないのに改札はひとつしかない小さな駅
しかも駅前の焼きイモ屋さんには4カ国語ぐらいで値段が書いてあり
あきらかに英語とは異なる(もちろん日本語とも異なる)言語を喋っている人が多い
そんな感じの商店街を抜けると閑静な住宅街の中に円形のグローブ座が見えてくる
入り口にはかがり火が焚かれ
ホワイエには雪だるまが置いてありスタッフはみんなサンタのいでたちで
館内はすっかりクリスマス

今回は二部構成で10分間の休憩を挟んだライブ
久し振りにショーアップされたライブで
二部からピアノがステージに置かれていたけどそのピアノを触る姿はほとんどなく
踊って動く千里さんがたくさん観れる内容
ROOM 802 TOURでは原曲とまったく違うアレンジを聴かせてくれたけど
今回はCDとほぼ同じアレンジで懐かしい感じがした

『サンタクロースがやってくる』
オープニングはアラビアンナイトのような衣装の濱田さんたちのダンス
そしてアラブの王様の衣装を着た千里さんがせりで上がってきて
「Welcome to PAGODA TREE!!」の第一声
『真冬のランドリエ』
前の曲の最後で後ろを向いた千里さんはいつの間にか濱田さんに変わっていて
千里さんはいきなり客席に登場
黒い帽子に黒いコートといういでたちでしばらく客席で歌ったあとステージに 戻る
『六甲GIRL』
飛行機の座席がせり上がってきてスッチー姿の濱田さんたちが登場
濱田さんのお局スッチーが妙にハマっていると感じたのは私だけ(笑)?
『スーパーマンにはなれない』
ネクタイ姿の千里さんを見るのは久し振りのような…やっぱり似合ってる(^.^)
バックには犬の映像などが映し出されている
曲の最後ではCDを指の先で回すという「単純な手品」を披露
『大人POP』
この曲が始まったときはビックリ
85年頃テレビやラジオで歌っていながら未発表となっていた曲
どうして今この曲をやる気になったのだろう?
しかもビジュアルはむちゃくちゃ怪しい(私達の間では「妖怪人間ベム」のようだと^_^;)
『ハレルヤ』
前の曲の最後で消えた千里さん達に代わりたくさんのろうそくがせり上がって
修道僧のような格好をした千里さんが登場
最後は再び客席に降り「ハレルヤ〜」と歌いながら客席後ろの扉から退場

ここで一部終了のアナウンスと
ロビーでメンバーがミニライブを行うというお知らせ
24日は千里さん自身がアナウンスをしたそうな

『What A Silent Night!』
二部はこの曲からスタート
千里さんは白のフェイクファーの上下に同じフェイクファーの帽子
濱田さんは紺のロングドレス
『ゆめみるモダンクリスマス』
濱田さんとダンサー2人の鈴を持ってのダンスが可愛い
曲の途中では「ジングルベル」が歌われた
(26日は「♪もういくつ寝るとお正月〜」)
曲の最後でビニール製の丸い風船のような椅子の上に座って飛び跳ねるんだけど
割れないか気にしながら飛び跳ねていた千里さんが印象的
『贅沢なペイン』
マイクスタンドを出してきたんだけどほとんど使っていなかったような(^_^;
『Rain』
「納涼のときは雨が降っちゃいけない。PAGODAは雪の方がいいよなってことで
なかなか選曲されなかった曲だけど今日は思いっきり歌います」
日程の後半へいけばいくほど演奏時間が長くなっていたような気がする
『真顔』
「マイナス零度以下の冬歌」
かなり感情を込めて詞の世界に入り込んで歌っていたため
この曲を歌い終わるとホッとしているような感じが
『MAN ON THE EARTH』
フェイクファーの上着を脱ぎ帽子はカウボーイハット
間奏でKeyboardの明石さんを除くメンバーが客席に降り
途中からは二階や三階にもメンバーが行き千里さんも客席へ降りて
一階は「シャラララ〜」、二階は「ジングルベル!」、三階は「メリークリスマス!」と
分担が決められての大合唱
『雪の別れ』
この曲からいよいよ後半の超盛り上がりへ突入
『吹雪におくれ毛』
客席のみんなも踊る、踊る
『もう一度X'mas』
この曲ぐらいになるともう体力勝負で何度ジャンプしたことか(^_^;
『BOYS & GIRLS』
「最後は絶対この曲を歌いたかった」
ROOM802 TOUR千秋楽のアンコールのときに客席のみんなでこの曲を大合唱したからかな?そう思いたいな

『Bedtime Stories』
アンコールはこの曲で幕開け
『WINTER JOE』のジャケットで着ていた白いセーターに白いぼんぼりがついた帽子
24日はお客さんにサイリウムが配られそれをこの曲で振ったら
なんと千里さんが「いか釣り船の唄」を歌いだした
(客席のサイリウムをほたるいかに例える千里さんの感覚って一体?)
『白い雪まいおりた』
やはり『WINTER JOE』のジャケットで着ていた白のダッフルコートを濱田さんに着せてもらう
曲の最後では客席に雪がまいおりた
私は直接かぶらなかったけどドライアイスの冷気がひや〜っと冷たかった
この曲でも千里さんは客席に降りみんなにマイクを向けては「メリークリスマス!」
『Do it』
最後のらんちき大騒ぎ
25日はSAXの山本一さんが、26日はSANTAさんが飛び入り参加で大盛り上がり
さらに26日は濱田さんとダンサーの二人そして千里さんのラインダンスまで披露
『今日のきみに贈る歌』
まったくのアンプラグド(生声、生演奏)
客席のみんなは静かに席に座って千里さんの生の歌声に聴き入ってた
曲が終わったときのスタンディングオベイションが印象的

MCは毎日変えていた様子
今回のMCは親父ギャグ炸裂と言えるでしょう(^_^;
覚えているのを列挙すると
ライトが当たるといきなり(ポーズをつけて)「大江千里です」
大阪弁を喋る、どこをどう輪切りにしてもフィンランド人
「千ちゃん」はダメです。「千さま」と呼ぶように
ドキがムネムネ(あまりにも懐かしすぎて涙が出た^_^;)
サンキューベラマッチャ
玄関開けるとご飯で2分
こんばんは、河村隆一です。ルックスが似てるって言われます
細かいところ(正解はかゆいところ)に手が届く
自分が堂本光一になったような。僕の方が渋いですけど
願いをこねて…。すいません、込めてですね。パン屋なもんで
(ギャグを言ったあとに)面白くなかったんで自分に腹立ててます
などなど…
これに影響されたのか私達の会話にも変なものが登場
首に喉巻く、とか
豆が鳩鉄砲くらう、とか

東京グローブ座はとてもアットホームな会館で
会館に到着したときからクリスマスっていう感じ
千里さんの15周年という記念すべき年の最後にふさわしい、とってもあったかなライブで
千里さんの言うとおり「ぬくぬくてんこ盛り」な気分になった
最終日はメンバーの人がグッズを販売
私は悩んだ挙げ句ベースのウッディさんからチョコを購入して握手もしてもらいハッピー

余談だけど私の勤めてる会社はメセナ活動として東京グローブ座の公演支援をしている関係上
社内報に東京グローブ座の公演予定が必ず掲載される
12月1日号にPAGODAPIA(大江千里コンサート」って書かれてた)のことが載っていて 妙に嬉しかったり
その社内報は保存版にしておこうっと


☆パンフレット☆
『WINTER JOE』の中ジャケを撮影しに訪れたフィンランドでの写真
フィンランドのネタだけでMCがいくつあったかって感じだったので楽しい旅行だったんでしょうね
とは言ってもMCによると非常に短期の旅行だったみたい
雪を求めての旅だったようだけどまったく雪のないフィンランドの街並がたくさん
サンタクロースと一緒に写っている写真も
確かにお肌つやつや
千里さんの言うとおり「ヘルシンキ大学4回生」かも(^_^;

☆メンバー☆
Chorus, Dance : MIWAKO "Peco" HAMADA
Guitar : JUN YAMAZAKI
Guitar, Chorus : HIDEMI YAMAMOTO
Keyboards : TOSHIKO AKASHI
Bass : WOODY WATANABE
Drums : TORU TANAKA
Dance : YOKO OTA, CHISA MAEHARA

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