guitar PAGODAPIA IVguitar
FANTASIC CHRISTMAS
〜 Tain a Go! Go!〜

2001年12月14,15,16,18,19,21,23,24,25日
東京グローブ座


 1  サンタクロースがやってくる
 2  REAL
 3  未来乗車券
 4  向こうみずな瞳
 5  星空に歩けば
 6 (14日) フレンド
(15日) 真冬のランドリエ
(16日) 年上の彼氏によろしく
(18日) リップスティック・グラフィティ
(19日) 予感
(21日) 10
(23日) コンチェルト
(24日) MAN ON THE EARTH
(25日) 奇跡
 7  竹林をぬけて
 8  やっと気がついた
 9  きみはサンタに恋してる
10  白い雪まいおりた
11  クリスマスクリスマス
12  YOU
13  十人十色
E1  This Christmas
E2  もう一度X'mas
E3  エールをおくろう
E4  BEDTIME STORIES
E5  POWER
E6 (24日&25日) maybe tomorrow
E7 (25日) ありがとう

千里さんがあちこちで10年続けると公言しているPAGODAPIA
今年は4回目でまだまだ先は長い(笑)

今回のテーマは"Train a Go! Go!"で長距離列車に乗ってFANTASIC LANDまで旅をするというもの
ステージには列車の絵が描かれたアーチがかかり中央奥には天井まで届く大きなクリスマスツリー
その前にはビロードの背もたれがある椅子が4脚
これが列車の座席になるみたい
開演前には4人の車掌さんがステージ上や客席でパフォーマンス
いきなり笛を鳴らしたかと思うと「だるまさんがころんだ」をやったり(笑)

客電が落とされて暗くなると4人の車掌さんがステージ上に並び敬礼をする
どうやら列車が駅に入ってきたらしい
ザワザワと騒がしくなり音楽が流れ出すと客席の左右の扉からメンバーがアンティークな茶色い旅行カバンを持って登場
お揃いのタートルネックセーターにチェックのジャケットやベストがかわいい
(淳ちゃんもこういう服を着るとイメージが違うなぁ^_^;)
ウッディさんは自分の座席を探しながら客席をうろうろするなど演技が細かい
ステージに上がるとそれぞれの楽器の前にスタンバイ
次に同じ左右の扉からそれぞれダンサーのちさちゃんとムッチーが同じように旅行カバンを持って登場
ふたりともやはりチェックのジャケットで胸ポケットにはそれぞれ名前の頭文字のワッペンがついている
座席を探しながら客席をうろうろしたあとにステージに上がって車掌に切符を見せて椅子に座る
まだ発車時刻まで時間があるようでうとうとと居眠りをしたり…
次の客である濱田さんが客席の扉から登場すると大きな歓声
髪をアップにして紺色のビロードの裾が長いドレスでショールを肩にかけ手には大きな旅行カバン
同じように客席をうろうろしたあとに車掌さんに切符を見せてステージ上の椅子に座る
そして最後に千里さんが客席の扉から登場
(千里さんだけは毎回違う扉から登場するという凝りよう)
濃いグレーのツイードのジャケットに黒のマフラーで手には旅行カバン
自分の座席を探して客席をうろうろ
客席のちょうどひとつ空いてる席にいきなり座ってみたり…
車掌さんが「違いますよ」と客席まで呼びに来てステージ上の座席に案内し
ステージ上に全員が揃うと発車の時刻がきたことを知らせる汽笛が鳴り響く

(25日の千秋楽では全員が一斉に客席の扉から登場
千里さん、濱田さん、ちさちゃん、ムッチーの4人は旅行カバンをお客さんの膝の上に預け
しばらく客席の通路でオープニングの曲に合わせて踊ってました)

『サンタクロースがやってくる』
そして今年も1曲目はこの曲でアレンジはまさに"Train a Go! Go!"
濱田さんのコーラスも「シュシュッ!シュシュッ!」でこれがかわいいやら笑えるやら
間奏では千里さんと濱田さんとの「シュシュッ!シュシュッ!」のかけ合い
旅行カバンを車両にみなしたダンスもかわいい
最後はみんなで「Merry X'mas!」
『REAL』
間髪入れずにこの曲が始まり千里さんの「Welcome to PAGODAPIA!」の声に会場はヒートアップ
『未来乗車券』
そして続いて"Train a Go! Go!"にぴったりのこの曲
濱田さん振り付けのダンスがとってもかわいくて思わず一緒に踊ってしまう
4人が椅子の上に登って両腕が車輪代わりのダンスもあったり…

このあと千里さんの短いMCが入ってる間に椅子が2脚ずつ両端に移動され中央には木製の長椅子が設置され
千里さんがその長椅子に寝そべりながらせりで下がっていくと
椅子の前にテーブルが置かれてコックさんたちがその上にお皿やグラスを並べていく
ここからステージ上は食堂車というわけ

『向こうみずな瞳』
長椅子の背もたれが客席側に向けられて再びせりで上がってくると
千里さんと濱田さんの腕が背もたれの向こう側に見える
さっきまでぐっすりと眠っていたという様子
千里さんはジャケットを脱いでいてオレンジ色と緑色のベストに首には赤いチーフ
濱田さんは虹色のドレスに同じ色の布を頭に巻いていて、その姿はまるで浜崎あゆみ(^_^;
足元は銀色にキラキラ光るミュールでそのヒールの高さにビックリ
千里さんはテーブルの上のグラスを持ったり椅子に座ったりしながら歌う
(24日はスタッフから千里さんへのクリスマスカードが予告なしにテーブルに置かれていて千里さんも感激)
CDで大貫妙子さんが歌ったパートは当然濱田さん
曲が終わると濱田さんは長椅子と一緒にせりで下がっていく
『星空に歩けば』
下がったままのせりの周りをゆっくり歩きながら懐かしいこの曲を歌う千里さん
間奏で黒い衣装のちさちゃんとムッチーがせり上がってくると曲に合わせたゆったりとしたダンスが始まる
ケンカ別れしそうなふたりが最後は手に手を取ってクリスマスツリーに向かうラスト
ツリーの向こうに星空が広がり流れ星がひとつ流れる

列車は高原の駅に到着し、ここからは日替わりのMCタイム
ネタは大爆笑ものあり、関西人の目から厳しく見るとちょっと寒いんじゃない?というものあり
ただこれだけ毎回違う内容をよく思いつくなぁと感心
日程後半は最後に「〜な41歳でした!」と言うのがマイブームだったようで(笑)
そしてMCのあとはこれも日替わりのピアノ弾き語り
日によってはMCの内容と連動しているようなしていないような…(^_^;

「後半もよろしく」と千里さんが言って退場するとステージ上は赤い照明に大量のスモーク
(このスモークが前の席にいるととても煙たくて臭かった>_<)
列車が走っている音が大きく聞こえてくる
ドラムのリズムが流れ出すと濱田さん、ちさちゃん、ムッチーが踊りながら登場
みんな体にピッタリとフィットした赤のリブセーターに赤のジーンズという赤一色のいでたち
だんだんと早くなる曲に合わせて3人のダンスが繰り広げられる
まるで機関車のエンジンで燃えさかる炎のよう

『竹林をぬけて』
千里さんがステージ後方から登場し3人のダンスに加わって久々のこの曲が始まる
衣装も3人と同じ上から下まで赤一色で靴まで赤色
(この衣装、22日のMCによると12kgダイエットに成功したこれみよがしの衣装だったそうで^_^;)
しかも初日にはなかった赤色のチーフが2日目には首に巻かれ3日目からは赤色の手袋まで追加されるという念の入りよう
久々に踊る千里さんもカッコよかったけど最前列にいると千里さんに蹴られそうだったのでビクビク(^_^;
『やっと気がついた』
そしてこれもかなり久々に演奏される曲
16日はこの曲でいきなり千里さんが客席に乱入したり
25日は背中から何か白いものが出ていて
(2階席からは何かわからなかったけど赤い衣装なので目立った^_^;)
濱田さんが曲の途中でそれを直してあげたりと何かとハプニングが多かった曲
ラストはせりに乗って千里さんと濱田さんが退場

ここからは明石さんの鳴らす汽笛が何度も響くアレンジのクリスマスソングに乗せて
4人のホワイトサンタが踊りながらステージ上に雪の結晶が描かれた風船やホワイトツリー、サンタバルーンを並べていく
並べ終わったところでステージ後方のツリーを回転させると
白い雪が降り積もったツリーに変わる
背の高い高い白い雪の精が二人(ちさちゃんとムッチー)が現れて
ステージの上やお客さんの上にキラキラした雪を降らせる
とうとうFANTASIC LANDに到着!

『きみはサンタに恋してる』
千里さんと濱田さんがさっきまでの衣装とはうって変わって真っ白の衣装でせり上がって登場
千里さんは白色のコーデュロイぽい畝のある生地でたくさん白い羽が縫いつけられたスーツに白い帽子
濱田さんはまるで松田聖子のような衣装で片方の指には大きな赤いバラの飾り、もう片方にはバラのタトゥー
歌詞の内容がかわいいこの曲にぴったりのかわいい振り付けのダンス
雪の精が千里さんの上に降らせるキラキラした雪が千里さんの顔にひっついてしまい
それを濱田さんが取り除いてあげる一幕も(^_^;
『白い雪まいおりた』
PAGODAPIAでは定番のこの曲
でも今回はこの曲では雪は降りませんでした(^◇^;
ラストは千里さんと濱田さんが客席に降りてきて♪ラララララ〜と大合唱
『クリスマスクリスマス』
PAGODAPIAでは毎回意外な選曲がされるけれど今回はやまだかつてないWINKに提供したこの曲がそれ
背が元に戻った(笑)ちさちゃんとムッチーそして4人のホワイトサンタは丸いバトンを持ってかわいいダンス
CDに収録されているのは2番までだけど特別に3番が追加されているのはPAGODAPIAヴァージョン
『YOU』
『十人十色』
本編ラストは定番のこの2曲で大盛り上がり
そして最後は全員がせりに乗って客席に手を振りながらせり下がって退場

アンコールは全員自前の衣装ということで千里さんは『This Christmas』のジャケット写真で着ていたスーツ
(フリルのシャツは若干違うものだったけど例のエルメスはちゃんと手首に…)
千里さんとメンバーはほぼ毎日同じ衣装だったのに濱田さんだけは日替わり
アンコールに濱田さんが何を着るかはその時までわからないそうで
毎回のど派手な衣装に千里さんも目がくらんだりつっこんだり(笑)
『This Christmas』
一番新しいこの曲がアンコールの1曲目に
『もう一度X'mas』
『エールをおくろう』
そしてアンコールのラストで盛り上がりの絶頂に

二度目のアンコールに応えて登場した千里さんは白いダッフルコート
おじぎをするとフードが顔を隠してしまい「南極物語状態」(笑)
『Bedtime Stories』
「クリスマスソングとして発売されたけどクリスマスだけに限らず
特別な日に特別な誰かに向けて書いた曲です」
最後はステージと客席前方に白い雪が降り注いだ

メンバー紹介では毎回その人の個性が表れているものでかなり笑えたり…
千秋楽でウッディさんは「一度着てみたかった」という例の全身赤色の衣装を着てダンスしたり(笑)
明石さんのダンスもプリティ♪
『POWER』
ラストはグローブ座ならではの生演奏、生声
ダッフルコートの下は日替わりの私服だった千里さんが真ん中に座り
その周りをメンバーやホワイトサンタが囲みほのぼのとした雰囲気
やっぱりこの曲はいい曲だなぁ〜と実感

(24日はこのあと『maybe tomorrow』が
25日には『maybe tomorrow』と『ありがとう』がピアノ弾き語りで追加されました)

<余談>
今回のpagodapia 私的事件 BEST5
5. 5人で協力して15日以外はFC TICKETをゲットしたが、隣の席が知り合いまたは友達だったことが4回もあった
4. 終演後に友達と夕食を食べたあと12時近いのに混みあった新宿駅を歩いていたら明石さんとバッタリ会った
3. PAGODAPIAに今年初めて行く友達に「ノースリーブ着ないとチケット渡さない」と脅し
無理矢理ノースリーブを買わせたら当日彼女以外はみんな半袖だった
「騙された〜」と彼女は怒ったが千里さんに目の前で
「見えてますよ、そのノースリーブ」とつっこまれた。オイシイ
2. 初日最前列にいた私は汗びっしょりなくせにダッフルコートを着ている千里さんを見て思わず
「暑そう〜」
と口走ったら濱田さんに聞こえてしまいバラードの前だというのに笑わせてしまった
1. 私が最前列になると隣の友達が千里さんにマイクを向けられるというジンクスが守られた
しかも彼女は二度も向けられたが二度目は千里さんが
「あっ、こいつ、さっきもマイク向けたやつや」
という表情を見せ彼女が歌う前にすかさずマイクをひっこめてしまった
一度出したマイクはひっこめないで〜


☆パンフレット☆
背表紙には「ココア 大江千里×梶原杢太郎」と書いてある
パンフレットには珍しいハードカバー
千里さんのポートレートがメインだけど
真ん中に梶原杢太郎氏の「ココア」というエッセイ
16歳のときにつきあっていた彼女とココアにまつわる思い出が描かれています

☆メンバー☆
Guitar, Chorus : JUN YAMAZAKI
Bass, Chorus : WOODY WATANABE
Drums, Chorus : TORU TANAKA
Keyboards, Chorus : TOSHIKO AKASHI
Chorus, Dance : MIWAKO "Peco" HAMADA
Dance : CHISA MAEHARA, MUNEMICHI YOSHIDA
Extra Dance : SHINJI WASHIYAMA, TORU YOKOTA,
IKUYA WATANABE, KENICHI KOSEKO

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