2005年10月14〜16日 | Blue Jay Way |
2005年10月17〜18日 | OSAKA Blue Note |
2005年10月21日 | Supper club太宰 |
2005年10月22〜23日 | Club IKSPIARI |
2005年10月24〜25日 | NAGOYA Blue Note |
2005年10月28日 | ジョイアミーア |
2005年10月29〜31日 | スイートベイジルSTB139 |
2005年11月4〜6日 |
モーション・ブルー・ヨコハマ |
17日 2ndステージ | 18日 1stステージ | 18日 2ndステージ | |
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1 | 十人十色 | Bedtime Stories | 十人十色 |
2 | "ほんもの"の生活 | "ほんもの"の生活 | "ほんもの"の生活 |
3 | Bedtime Stories | 秋唄 | Bedtime Stories |
4 | 六甲おろし | 六甲おろし | 六甲おろし |
5 | Autumn Leaves | Autumn Leaves | Autumn Leaves |
6 | Walts for Debby | Someday My Price Will Come | Walts for Debby |
7 | 星への階段 | 星への階段 | 星への階段 |
8 | 不機嫌な子供 | 不機嫌な子供 | 不機嫌な子供 |
9 | 世田谷攻防戦 | 世田谷攻防戦 | 世田谷攻防戦 |
10 | Dubidubiduo | Dubidubiduo | Dubidubiduo |
11 | 星空に歩けば | 星空に歩けば | 星空に歩けば |
E1 | REAL | My Foolish Heart | My Foolish Heart |
大阪Blue Noteは最近リニューアルされたばかりなので店内も比較的新しめ
整理番号順に入場すると手前でなぜかグッズが売っていて(笑)
一組ずつ丁寧に会場内に案内していくシステムのため待っている間にグッズを結構長めにチェック
会場内に入ると予想していたよりずっと広いフロアにテーブルが並んでいて
「相席なし」で案内されるため四人席でも一人とか二人しか座っていないところもあったりした
私の場合は先に入った友達が「お待ち合わせ」を店員さんに言っておいてくれたために
18日は1stステージも2ndステージもステージからは二列目に当たる真ん中より少し右寄りのテーブルに席が取れた
ステージが始まるまで少し時間があったので本日のスペシャルオリジナルカクテルをオーダーし
時間によっては夕食だったりおつまみを更にオーダー
オリジナルカクテルは二種類
『gohst note』の収録曲にちなんだ「秋唄」と「星への階段」
「星への階段」の方が甘めだったのでアルコールが得意でない友達はこちらの方が好きかと思ったら
みんなあっさり味の「秋唄」の方が気に入ったよう
どちらにしても私にとってはアルコールというよりジュースだったけどね(ヘ。ヘ)
ちなみに↓が「秋唄」(「星への階段」は撮るの忘れた)
中にもみじの葉っぱが入っているんだけど千里さんはライブ中に「いちょう」と言い間違ってしまい
客席からすかさず鋭いツッコミが(笑)
あと「秋唄」なのに「秋味」と言ってしまい「ビールとちゃう」と自らツッコミも(^◇^;
<1stステージ>
ステージに向かって右の方から三人揃って出てくると客席のテーブルの横を少し通り過ぎてステージへ
(店内はテーブルの横を通り過ぎないとステージにたどり着けないような配置)
千里さんはニコニコ笑顔
『Bedtime Stories』
それぞれ楽器の前に陣取ると千里さんは履いていたサンダルを脱いで裸足に
少しチューニングしてから特に挨拶もせずにこの曲がスタート
いつもはバラードで歌われることの多いこの曲もジャズアレンジではドラムが軽快なリズムを刻む
聴いているとメロディのいい曲はどんなふうにアレンジしてもその良さが損なわれないんだなぁと感じた
メンバー紹介を兼ねた短いMCをはさんで
『"ほんもの"の生活』
CDのオープニングを飾るこの曲はジャズの楽しさが詰まっているように感じる
でも「ほんものの」生活ってどんな生活だろう?
『秋唄』
Live Depotで初めて聴いたときにそのリズムにビックリしたけど
(千里さん自身も「みんなのうたの曲がこんな難しい曲になるなんてビックリでしょ?」と言っていた)
生でぜひ聴きたいと思っていたので演奏してもらえて嬉しい
『六甲おろし』
阪神優勝で盛り上がるなかライブのプロモーションで来阪したときに取材で演奏すると公言していたこの曲
ジャズバージョンということで『六甲おろスウィング』と言う千里さんにマイケルさんも大笑い
この曲をジャズアレンジにするのは難しいのかジャズにしては少々短めで終了
でも客席には阪神ファンも多いのか(笑)結構盛り上がった感じ
『Autumn Leaves(枯葉)』
ジャズの曲としては超有名なこの曲
晩秋にカサカサ舞う静かな枯葉というよりも木枯らしでクルクルと舞い上がっていく枯葉が思い浮かぶような激しいアレンジ
『Someday My Prince Will Come(いつか王子様が)』
ディズニー映画「白雪姫」からの曲
これも大人しく王子を待つというより自分で王子様を探しに行くくらいタフで元気な白雪姫っていうイメージのアレンジ(^_^;
『星への階段』
CDの中では一番好きな曲だったので選曲されていて嬉しい(=^.^=)
特に前半のベース主体のメロディが切なくて…
『不機嫌な子供』
この曲では千里さんの前説あり
大人が勝手に子供と思っていても自分は大人と思っているかもしれない
大人が勝手に決めた規則を大人しく守っているようでいて大人の行動をじーっと見ている
そんな子供らしくない不機嫌な子供がきっといるにちがいない…
そんな前説からスタートし軽快な演奏が繰り広げられラストは照明が音に合わせてついたり消えたり
最初から最後まで笑わせてくれる
『世田谷攻防戦』
そして千里さんと河上さんの攻防が繰り広げられるこの曲も笑いが絶えない
河上さんからはヨーデルまで飛び出し千里さんも太刀打ちがなかなか出来ないほど(笑)
『Dubidubiduo』
唯一ボーカルありの曲で最後の盛り上がりへ
『星空に歩けば』
ラストはこの曲
これも『Bedtime Stories』同様メロディの良さが損なわれないジャズアレンジ
退場するときにサンダルを履き忘れた千里さんが裸足のまま再登場
『My Foolish Heart』
アンコールは千里さんが大好きだというビル・エヴァンスの曲からセレクト
初めて聴いた曲だったけどメロディラインが穏やかで美しい
2ndステージも残しているし今回は終演後にバックステージご招待というイベントもあったため意外とあっさり終了
三人の中でひとり汗をいっぱいかいてた千里さんは笑顔のまま退場
(もちろんサンダルはちゃんと履いて(笑))
このあとしばらくするとバックステージご招待が当たった人の番号がマネージャーから告げられ
外れた人は次のステージのためのお片づけもあって何となく追い出されるような(笑)感じで席を立ち外に出ると
すでに2ndステージのお客さんが店の前にいたりして
すでに千里さんの音楽を堪能した人たちと今から楽しもうとしている人の表情はやっぱり違っていて
なんとなくその対比が微妙におかしかったりした(^_^;
<2ndステージ>
1stステージで汗をびっしょりかいていた千里さんは当然シャツを着替えていたけど他のお二方も当然のようにお着替え
1stステージと同じように客席のテーブル横を通り過ぎながらステージへ
千里さんは2ndステージでもやはりサンダルを脱いで裸足
『十人十色』
ジャズライブの一曲目にこれをもってくるかと少々驚き
アレンジも変拍子でリズムがころころ変わるので馴染みのフレーズもまったく違うフレーズに聴こえてくる
1stと同じように一曲終わったところでメンバー紹介の短いMCをはさみ
『"ほんもの"の生活』
CDの音が好きなんだけどCDと同じ音が目の前で生で繰り広げられるのに感動
でも進むにつれてCDよりずっと格好いい音になっていることに(特にドラムの音が好き)さらに感動(笑)
『Bedtime Stories』
1stではオープニングを飾ったこの曲が2ndではこの位置
『秋唄』がもう一回聴きたかったなぁっていうのはあるけどやっぱりこのメロディはいいなぁと再確認
『六甲おろし』
この曲はやっぱりはずせないんだな(笑)
千里さん自身は「阪神ってセリーグだっけ?」なんて言うくらいの野球音痴なんだけど今年に限ってはね(^_^)v
最初に聴いたときは「何の曲だ?」と思うくらいわかりにくいメロディだったけど
数をこなすにつれシンプルなアレンジに変わっていったような気がする
(私が聴かなかった1日目の1stステージでは間違えてしまって甥っ子さんにつっこまれたとか)
『Autumn Leaves(枯葉)』
何度聴いてもSenri Trioが奏でると通常のこの曲に対して持たれているおとなしいイメージがまったくなくて
激しく舞い上がる枯葉が思い浮かべられるのがすごく面白い
『Waltz for Debby』
千里さんはこの曲を聴くと決まって好きな人を思い出すのだそう
「好きな人って誰ですかー?」と客席から質問が飛ぶと「それは君です」とすかさず返す千里さんもなかなか
さすが20年以上もライブを伊達にやってないぞって感じ
そして「好きな人はいっぱいいるから」とつっこみ甲斐のあるトークを繰り広げる(笑)
『星への階段』
この曲は逢えない人に階段をかけて逢いに行くというイメージで作曲されたようで
その逢えない人は千里さんにとっては亡くなられたお母様のことだけど
聴く人によっては遠距離恋愛の相手だったり単身赴任の旦那さんだったりを思い浮かべてみてくださいというMC
一日にステージを二回行うこともあって
いつもなら時間を気にせず長い長いMCをする千里さんがピアノの上に時計を置いて気にしてるあたり
やっぱりステージが二回っていうのは大変なのねと思うけれど
千里さんのMCがないとやっぱり淋しい
(長ければ長いで「もっと短くして曲を増やしてくれればいいのに」なんて思うくせに(^_^ゞ)
ところが二日目の2ndだけは最後だと思ったのか結構喋る喋る
ホテルのスポーツジムに行ったときに出会ったおばさん(千里さん曰く新地のママ)の髪型の話で盛り上がる
「のぞみ」のような髪型って一体どんなのだろう(笑)?
『不機嫌な子供』
この曲は千里さんの前説が爆笑もの
小さい頃の自分がモデルらしいんだけど世の中の不条理やお仕着せの子供服に冷めた目を持つ不機嫌な子供
そんな不機嫌な子供の心を持ったまま34年ミュージシャンを続けているのがこの方!と
いきなり河上さんにスポット(笑)
その河上さんはベースの音が楽しいし口笛まで吹くし
ラストは照明が音に合わせて点いたり消えたり
千里さんの眉毛の動きも合図だったらしいんだけど千里さんの眉毛が見えにくいのか顔全体が動いているような気がして(^_^;
『世田谷攻防戦』
そしてやっぱり爆笑もののこの曲
この攻防戦で千里さんが河上さんに勝つことはあるんだろうか(笑)?
『Dubidubiduo』
唯一のボーカルが入ったこの曲でさらに客席が盛り上がると
『星空に歩けば』
最後はしっとりとしたメロディで締めくくられた
『REAL』
一日目の2ndステージでのアンコールは意外にもこの曲
リズムが変わるとこんなに曲の印象も変わるんだなぁと妙に感心
『My Foolish Heart』
二日目は穏やかなメロディがしみじみと心に染みる曲で秋の夜長がしっとりと締め括られた
ツアータイトルが「Autumn In Your House」だったんだけど
なぜかいつも「Autumn In Your Room」と間違っていたσ(^^;
間違ってしまうほどBlue Noteでのライブは自分の部屋にいるような居心地のいい空間で
以前からすごく行きたかったライブハウスに千里さんのライブに行けてすごく嬉しかったのと同時に
千里さんの新しい音楽世界は思っていた以上に楽しかった
大阪はツアーの最初の方だったのでまだちょっと演奏が固いかなぁという印象はあったけれど
三人の仲良さそうな雰囲気が伝わってきて本当に楽しい二晩だった
機会があれば演奏がリラックスしたツアー後半のライブにも行きたかったな
バックステージご招待企画は必要なかったかも
余韻に浸っていたいのに邪魔されたかなって感じだったので…
↑ Blue Noteの前にはこんなふうに飾られてました ↑
☆メンバー☆
Bass : OSAMU KAWAKAMI
Drums : MICHAEL S. KAWAI