ミラノ


ドゥオーモ@ 荘厳なエマニュエル二世アーケードを抜けると、目に入るのがこのドゥオーモである。トンネルの向こうに青い海がみえたのと同じ感覚だ。そのあまりの大きさと美しさに圧倒されてしまう。ドゥオーモの周りはとてもにぎやかな場所で、ツーリストが多い。中にはそこかしこに大きなステンドグラスがはめ込まれている。中にはり付けにされたキリストの姿を描いたものがある。探してみて欲しい。
ドゥオーモA 正面に向き合って、左側にエレベータが有り、ドゥオーモの屋上にのぼることができる(階段を使えば無料)。天気の良い日には是非昇って欲しい。青い空と白い外壁がとても美しい。ゴシック様式の尖った塔を間近にみれるのもうれしい。

ドゥオーモの近くには、ブティック街がある。しかし、たいへんな混雑で歩くのも嫌になってしまうほどである。しかも、そこを歩くひとの多くが日本人でびっくりしてしまう。

スフォルツェスコ城@ スフォルツェスコ城の入り口にはジプシーのお兄さんとお姉さんがうろうろしている。手に新聞紙を持っているのですぐ分かる。よく見ていると主に老人や女性を狙っているようだ。相手をじっとにらみながらささっと進めばなんてことはない。老夫婦がまとわりつかれていたが、御主人が一喝すると、スッと離れて行った。

ところで、彼らは何故手に新聞を持っているのだろう。あれでは、逆に「僕たちはスリですよ。」といっているようなものではないか・・・。

スフォルツェスコ城A 城内の彫像の下にはカップルが・・・。

城の反対側はセンピオーネ公園が広がり、ゆっくり散歩するには格好の場所だ。そういえば、ヨーロッパの公園にはマロニエの木が多い。マロニエというだけあって、足元には栗に似たぶかっこうな実がたくさん落ちている。

サンタマリア・デレ・グラッツィエ教会 ここにはあの有名なレオナルド・ダ・ビンチ作、最後の晩餐がある。これを見るには30分は並ばなければならない。場合によっては1時間はかかる。この教会の前には日本語の達者(?)なおじさんが、日本人相手に写真集や絵ハガキをセットで1,000円で販売している。「全部で1,000円、全部で1,000円!」と叫ぶこれがバナナのたたき売りのノリで、飛ぶように売れている。ところで、このおじさん、だいぶ儲けているのか、BMWに乗っていたぞ。

このあたりは犬のフンが多い。足元に気をつけて歩こう。

ミラノ中央駅   ミラノ中央駅の中にはスーパーがあり、ビールや水が安く購入できる。値段も明示されているので安心して購入できる。駅の中にはチケットを買わなくても入っていける。尚、駅周辺はいろいろな人がごったがえしているので、スリにはくれぐれも用心のこと。レジで支払いをしたそのあとに、財布をどこにしまうか、相手は見ているぞ。
ベニスへの移動   ベニスへの移動の途中、ヴェローナなど教会とお城がセットになった街がいくつも現れる。小高い丘の上に美しい大きな城があったり、シャッターチャンスには事欠かない。楽しいバスの旅になる。

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