プロムナードデッキ |
プロムナードデッキはその名の通りプロムナードに囲まれたデッキで、ぐるりと一周することもできます。
一番華やかかつ賑やかなパブリックルームの集まったデッキでもあります。
先端の「シアターロイヤル」はオーケストラボックスもある本格的な劇場で、毎日、ショウやコンサートが開かれます。二重になった扉の間のスロープにはミックジャガーを始め、英国出身のスターのパネルが並んでいます。観客席には車椅子用のスペースと同行者用の席が並んで確保されています。
ブティック「ナイツブリッジ」は、大型船としてはやや小さめかもしれません。お買い物好きの方にはちょっと物足りないかも。でも、雑貨やおみやげから化粧品、ドレス、靴、バッグと、一通り揃っています。
「アンダーソン」は本格的な英国風のバー。イギリスの小説に出てくる会員制クラブのラウンジはこんな感じかも。
「ハーレクイン」はダンスホールです。夜はダンスに興じる男女で賑わいます。（イギリスの人はクイックステップが好きらしい）深夜はディスコとして大騒ぎ。
昼は無料のダンスレッスンが行われていますが、希望者には元世界チャンピオンの個人レッスンも、（日本に比べればかなり安く）受けられるそうです。
「ローズ・タバーン」はスポーツバー風のパブ。壁にはクリケット場の絵が描かれ、クリケットの雰囲気いっぱい。美味しい生ビール「ビター」がハーフジョッキで１杯５０ペンス（現在はもう少し値上げ）。 ジュークボックスあり、歌う客あり、バーテンダーもとびきり陽気。（右の写真はバーテンダーのジョン君と、Ｐ＆Ｏの船の事なら何でもご存じ？のＮ先生）
毎日昼には１日の航行距離当て(DAILY TOTE)が行われ、１口５０ペンスで数ポンドを当てるチャンス。
後部のパシフィックラウンジでは、昼間は絵画や手芸教室など、夜はショウやコンサートも行われますが、何といっても楽しみなのは、毎日行われるビンゴです。私も、３ポンド（98年は3.5£）でやった最初のビンゴで見事６７ポンドほどを獲得！
イギリスの大障害レース「グランドナショナル」の馬主に（勝手に）なるホースレースなんてのもあります。レース当日はイギリスからのラジオ中継もあって賑やかです。
このデッキにはカジノ「モンテカルロクラブ」と、スロットマシンの「ジャックポット」もありますが、ご存じの通りカジノは撮影禁止なので、ドアの写真だけ。
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