般若心経

般若心経

般若心経は世界で最も慣れ親しまれているお経であり、その解釈も数知れず
存在しています。それが説かれている視点から、大別すると次のよう３つに
分ける事が出来ます。

１つめは、顕教の視点です。顕教とは、言葉の通り、表面に顕われている教え
という意味です。平たく言うと、人間にとって「無」とは何か、人が見る宇宙
とは何かを説く教えだと言えます。

２つめは密教の視点です。密教とは、表面に顕われている教えではなく、その
背後に秘められている教えという意味です。

３つめは般若心経を菩薩の次のレベルである仏・如来の視点から探るものです。

今回、皆様にご紹介するのは先の３つの視点で言うと、２つめの視点から、特
に弘法大師空海が体験された般若心経の世界、文殊、般若、彌勒、観音の菩薩
の視点から見た般若心経の世界が何であるかを探り体験したいと思います。

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