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 会の紹介

 私たち獨標登高会は1944年に山口耀久らにより創立されました。

 地域研究として、@越後水無川周辺、A八ヶ岳、B後立山不帰当面、等に先駆的な開拓を行い、 それらの記録は「年報獨標」や「八ヶ岳研究上下巻」等にまとめられています。 さらに、滝谷クラック尾根や谷川岳滝沢第2スラブ及び3ルンゼの冬季初登やヨーロッパアルプスグランドジョラス北壁ウォーカー稜日本人初登など、 創立以来1970年代前半まで一貫して先鋭アルピニズムを意欲的に実践してきました。

 その後、生活スタイルの変化とともに趣味の多様化が起こり、また登山講習会の普及による組織化されない登山者が増加しました。 その結果、当会を始めとする多くの社会人山岳会では会員数が減少し、会の総力が低下し、 岳界をリードする役割を担えない状態となってきました。
 そのような状況においても、当会は発足時の山に対する夢を持ち続け、無雪期・積雪期を問わずアルパインクライミングを実施し、 南北アルプスやその他の山域でのロッククライミング、アイスクライミング、雪稜・岩稜登攀及び沢登りを行っております。 1990年代後半には剣岳集中登攀が行われ、2001年正月激しい気象状況の中、剣岳源次郎尾根の登攀に成功しました。 さらに、ヨーロッパアルプス、ヒマラヤなどの高峰への登頂・登攀やフリークライミングを指向する会員もおります。 1998年にはカラコルム・マッシャブルム山塊、ヨーロッパアルプスにも数回遠征しています。

 当会の目的は、オールラウンドな山行を通して、山岳というフィールドの中でいかに会員が自らの夢を実現させるかにあり、 そのためには山行の形式にとらわれるものでもありません。一通りの山岳技術を習得する準会員の期間を経て、 会員それぞれが独自の山行スタイルを楽しんでいます。
 獨標登高会は50年以上の歴史をもつ山岳会です。 中心的な活動をしている30歳代のメンバーとともに年輩現役メンバーが積極的な登山活動を行っており、世代を越えた貴重な交流をしています。 歴史と伝統のある山岳会ではありますが、堅苦しい雰囲気はなく、 世代を越えて自由な雰囲気の中で各自が個性的な登山活動を行える会が、我々の山岳会、獨標登高会だと考えています。