Evening Paradice
Fly&Lure Fishing in Chichibu
秩父のヤマメとイワナ

2007年7月〜

神流川C&R区間
上野村役場前ライブカメラ

荒川上流部の雨量・水位

イブニングパラダイス
2007年5月〜

イブニングパラダイス2007

荒川本流川又地区のイワナ48cm
シルバーマーチブラウン12番)

9月23日
神流川(上野村役場前、三俣地区)
荒川本流(落合地区、三十槌地区)
中津川(中津川地区)

神流川上野村役場前

神流川三俣地区中ノ沢

神流川のヤマメ
(33cm オレンジパートリッジ14番)


神流川上流部の三俣地区では、台風による濁りがなくなりましたが、水生昆虫のハッチがないため、ヤマメのライズは見れませんでした。
しかし、小さな滝を超えようとしているヤマメの姿が確認できたほか、瀬脇のタルミ等には小ぶりなヤマメがついているようで、エルクヘヤーカディス19番等にはたびたびヒットしてきました。
上野村役場付近では、まだ濁りが濃く、ここでも水生昆虫のハッチやヤマメのライズはありませんでしたが、渕などの流れの中にオレンジパートリッジ14番等を流すとまれに型の良いヤマメが出てきました。
日没後、車のヘッドライトで昆虫類を集めたところ、多くは小さな蛾とマイクロカディスでした。

荒川本流大滝温泉前

中津川中津川地区 その1

中津川中津川地区 その2


荒川本流の落合地区では、相変わらず濁流でした。
ヤマメは、日没直前になるとライズを見られましたが、ドライ・ウエットフライともに反応は全くありませんでした。

中津川上流部の中津川地区では、濁りは全くなくなり午後5時頃から単発のライズが始まり、CDCミッジ21番やエルクヘヤーカディス21番に反応を見せました。
ヤマメのサイズは20cm以下の小物ばかりでした。

9月16日
荒川本流(大滝落合地区)
入川・滝川合流点

大滝温泉前

大滝温泉前堰堤下


荒川本流は、先週台風の影響による増水はおさまりつつありますが、二瀬ダムや滝沢ダムの放水が濁っているため、落合地区では濁流になっていました。
水生昆虫のハッチは、ほとんど無いですが、日没直前にはヤマメのライズがぽつぽつと見れました。
濁りの影響でドライ・ウエットともフライへの反応は全くありませんでした。
また、この付近も水が引いてきて判ったのですが、渓相が大きく変わっていて、ヤマメがつくポイントも幾分変化があるようでした。

入川・滝川出合

入川・滝川出合(国道140号から)


入川・滝川合流点付近では、入川の濁りは全く無くなっているものの、滝川は濁流のままでした。
滝川側の堰堤下は、上流からの土砂で渕が埋まっていました。
また合流点の堰堤下も土砂で埋まり、以前のようにイワナやヤマメがつくようなポイントでなくなっていました。
ここでは、ヤマメやイワナのライズや水生昆虫のハッチは無く、今シーズンは厳しいのではないかと予想しています。

9月9日
浦山川(県営キャンプ場付近)
大血川西沢
中津川(中津川地区)

荒川本流 大滝温泉前 2007.9.4

荒川本流 大滝温泉前 2007.9.9


荒川本流は、6日〜7日にかけて襲来した台風により濁流になり週末は入れるような状況ではありませんでしたが、支流や枝沢は濁りはすでに薄くなり多くの餌釣師が入っていました。

浦山川 山掴地区

荒川本流 大血川出合付近


浦山川の上流部には県営のキャンプ場と管理釣場があります。
この管理釣場の下流は、濁りの少ない状況でしたので、ウエットフライを流してみましたが、魚の反応はありませんでした。

大血川西沢

大血川西沢(無名の滝)


大血川は、管理釣場の上流で東沢と西沢に別れます。
西沢は、大増水しているものの濁りが薄い状況でした。
流れが速いためドライフライを使用することが難しかったため、オレンジパートリッジ等ウエットフライを使用してみました。
何匹か20センチクラスのイワナが出ましたが、あまり数は多くないようです。

中津川 こまどり荘前


中津川上流部の中津川地区は、台風の影響によりまだ濁流になっていました。
ここでもドライフライには全く反応がなく、渕の脇にウエットフライを流した時に1匹だけヤマメがでましたが、フライの場合透視度が10cm以上にならないとあまり面白くはありません。

9月2日
神流川(上野村役場付近、乙母ダム付近)
荒川本流(落合地区付近、三十槌地区付近)

神流川 上野村役場前

神流川のヤマメ(30cm・エルク19番)

神流川 乙母ダム下
神流川には、多くの鮎友釣師が入っていました。
9月になり鮎が成長し30cmクラスのものも出るようになっているようです。
上野村役場付近は水量少なめでしたが、水温が下がりつつあることから、ヤマメの活性が上がってきました。
水生昆虫類のハッチが始まる午後5時過ぎくらいから、ヤマメのライズが始まりした。 水生昆虫は、マイクロカディスのフックサイズで20〜24番程度のものや小型のカゲロウ類が主でした。
ヤマメは、エルクヘヤーカディスの19〜21番等に反応が良いようでした。
サイズは20〜30cmほどのものが主になりますが、ウグイも時々ヒットしてきてしまいます。
乙母ダム付近では、20cm前後のヤマメの姿を見ることはできましたが、フライにヒットしてくるのはウグイばかりでした。

荒川本流 三十槌地区

荒川本流中津川合流点
荒川本流も水量が少なめでしたが、ここでも水温が下がってきたことによりヤマメの活性が上がりつつありました。
落合地区周辺では、夕方早い時間帯の瀬でライズが見れましたがこれのほとんどがウグイによるものでした。
午後6時頃日没しますが、この頃からヤマメのライズが見れるようになります。
ヤマメのサイズは、15cmから大きなものでも25cmまでのようで、エルクヘヤーカディス19番に良く反応を見せてくれました。
落合地区のすぐ上流の三十槌地区では水量が大幅に減り、ヤマメは大きな渕でのみライズがありました。
ここでは、ドライフライへの反応が悪く、オレンジパートリッジ14番等に20cmクラスがヒットしてきました。
ヤマメの数はあまり多くはないようようです。

8月26日
荒川本流(大滝落合地区付近)

荒川本流(大滝温泉前)

荒川本流は先週と比較し水量が若干減り、水生昆虫の姿もかなり少なめでした。
夕方6時を過ぎになると小型ヤマメの活性が上がってきて、流れのある深い瀬の水面直下のウエットフライに反応を見せるようになってきました。
午後7時頃に渕のヒラキの浅いところで20cm前後のヤマメのライズが始まりました。
エルクヘヤーカディス19番に何度か反応があったものの、食いが浅くヒットさせるのは難しい状況でした。

8月19日
荒川本流(大滝落合地区付近、川又地区付近)
神流川C&R(上野村役場付近)

荒川本流(大滝温泉前)

入川(川又地区)

神流川(上野村役場前)

今週の荒川本流の落合地区は引き続き水量が多めの状況が続いています。
相変わらず水生昆虫のハッチは少なく、ライズは日没直前のみとなっています。
ヒットしてくるヤマメは、小型のものばかりでした。
入川・滝川合流点の川又地区では、水生昆虫のハッチは見れないものの、20センチ前後のヤマメが夕方の早い時間帯からライズする姿が見れました。
ヤマメは20番より大きいドライフライには、全く反応を見せませんが、24番より小さなドライミッジには反応がありました。

神流川C&Rの上野村役場付近では、先週と比較して水量が若干減り、ほぼ平水位になっていました。
入った日は、午後4時過ぎに雷雨があり、日没前に強い濁りが入ってしまいました。
ライズはウグイばかりで、ヤマメはドライフライには全く反応はありませんでした。
オレンジパートリッジ14番で水面直下をヤマメの反応がありましたが、かなり渋い状況でした。

8月12日
荒川本流(大滝落合地区付近、強石地区付近)
神流川C&R(上野村役場付近、乙母ダム付近)

荒川本流(大滝温泉前)

荒川本流(強石地区)

神流川(乙母ダム)

今週の荒川本流の落合地区では、先週より水量が減り濁りも薄くなっていました。
暑い日が続き水温が上がってきたため、ヤマメは瀬には出て来なくなっています。
日没前後になると大きな渕の前後で単発のヤマメのライズがあり、19〜21番の小さめのエルクヘヤーカディスに反応がありましたが、サイズは15〜20cm程度の小型のものばかりでした。
強石地区は、日中は増水していましたが、午後5時くらいから1時間ほどで水位が30cmほど下がってしまいました。
これは、水力発電による放水と予想されます。
ここでも、ヤマメのライズがあるのは午後7時頃になってからで、ヒットしてくるのは小型のものばかりでした。

神流川C&Rの乙母ダム下の渕は、以前と比較してかなり浅くなっていました。
瀬にはウグイしか出ていませんでしたが、深い個所には20〜25cm前後のヤマメがいるようで、ライズは無いもののオレンジパートリッジ12番等に反応がありました。
上野村役場付近は、水生昆虫にハッチが少なくなっているほか、水温の上昇とともに、ヤマメの反応は悪くなっています。
ハッチしているのは、マイクロカディスが主で、午後6時を過ぎると21番前後のカディスパターンに時々反応を見せます。
ヒットしてくるのはまれですが、30cmオーバーもいますので、ランディングを十分楽しむことができます。

8月5日
荒川本流(大滝落合地区付近、川又地区付近)

大滝温泉前

川又地区堰堤

荒川本流は水量が多めな状況が続いていて、水生昆虫のハッチはあまり多くありません。
瀬には15〜20cm程度の比較的小さいヤマメが主でしたが、渕の流れ込みには25cmクラスのものが出ていました。
ドライフライを使用する場合、増水により流れが強いため、浮力の強いものが良いようでした。

滝川・入川合流点の川又地区も水量が多めでした。
渕では比較的早い時間帯からストーンフライのハッチがありましたが、フライをキャストし難い場所でのライズがあったため魚の種類やサイズは確認できませんでした。
瀬では、日没直前からヤマメのライズがあり、19番程度のエルクヘヤーに反応がありましたが、15cm程度の小型のものばかりでした。

7月30日
荒川本流(大滝落合地区付近)
神流川C&R(上野村役場付近、蛇木滝付近)

神流川上野村役場前

荒川本流の落合地区では、ダムの放水により増水し、若干の濁りがありました。
水生昆虫類のハッチは少なく、ヤマメのライズもあまりありません。
エルクヘヤーの17番程度のものに10〜15cmにヤマメの反応がありましたが、これより大きなサイズのものは見れませんでした。

神流川の蛇木滝付近では、先週と比較して水量は減り、濁りも少なくなっていました。
夕方の早い時間帯に入りましたが、滝下の渕では、鮎の友釣師が多くフライをキャストできるような状況ではありませんでした。
下流の瀬ではヤマメのライズが少しばかりありましたが、サイズが小さいものばかりでした。
上野村役場付近では、19〜21番のエルクヘヤーへヤマメの反応が所々でありましたが、食いが浅くヒットさせるのは難しい状況でした。
日没後に水生昆虫のハッチの状況を確認したところ、体長5〜6mmのマイクロカディスが多いようでした。

7月22日
荒川本流(大滝落合地区付近、川又地区付近、大血川出合付近)
神流川C&R(上野村役場付近、蛇木滝付近)

荒川本流大滝温泉前

入川・滝川出合川又地区堰堤

荒川本流大血川出合

今週は、台風最接近の翌日から大型のヤマメ等を見つけに入渓してみました。
先週末に台風が接近しましたが、雨量は100ミリ程度であったため大増水にはならず、ダムの放水により荒川本流では水位1m程度上昇したのみでした。
台風直後の荒川本流の落合地区は、濁流になっていて当然ながら水生昆虫のハッチやライズは全くなく、フライではラインがすぐにながされてしまい魚の反応は全くありませんでした。
試しに使用したルアーへの反応やアタリもありませんでした。

川又地区の入川・滝川出合堰堤下流も増水による急流化により、フライでは厳しい状況で、ルアーへの反応もありませんでした。
堰堤上流については、水生昆虫のハッチは無いものの、流れにイワナが出ているようで、シルバーマーチブラウンの反応食いした25cmのイワナのヒットがありました。何度かソフトハックルのウエットフライへのアタリはありましたが、サイズはあまり大きく無い様ようでした。

大血川出合は、台風の数日後に入ったため、本流側に若干の濁りがあり、大血川の清水との混じる流れの境目で20cmクラスのヤマメのライズがありましたが、魚の数自体はあまり多く無いようでした。
ヤマメは、エルクヘヤーカディス19番等にアクションをつけた場合の反応が良いようでした。

神流川蛇木滝

神流川上野村役場前

神流川のヤマメ36cm
オレンジパートリッジ14番

神流川は、水位が50cm以上上がり、若干の濁りが入っていました。
蛇木滝付近は増水により、良いポイントには立ち入れない状況で、上流からウエットフライやストリーマを流してみましたが、ヤマメ等の反応は全くありませんでした。
上野村役場付近も増水によりドライフライが使えるポイントは限られていましたが、岸近くの流れが緩いポイントに30〜40cmクラスのヤマメが数匹並んでいる姿が見られ、エルクヘヤーカディス17番やオレンジパートリッジ14番等に反応が良いようでした。
通常このあたりのヤマメは30cmくらいまでのものが多く、これを超えるサイズは見れることが少ないです。
またヒットしてきたヤマメは、ヒレが擦り切れていたことから、最近放流されたか、下流から激流を上ってきてヒレが傷ついたかのいずれかかと思います。

7月15日
荒川本流(大滝落合地区付近、浦山川出合付近)
浦山ダム

減水した大滝温泉前

大滝温泉前の渕

今週の週末に台風が接近しました。

荒川本流の落合地区には台風影響が出る前に入ってみました。
水生昆虫類のハッチは、日没前からから多い半面、水温上昇のためウグイの活性が高く、ヒットするのはこればかりで、ヤマメの反応は日没後もあまり良くはありませんでした。

浦山ダム及び荒川本流の浦山ダムには、台風最接近の前日の雨中に入渓しました。
浦山ダム流れ込み付近では、浦山川の水量は増加しているものの、ダム湖は5月と比較して20mほど水位が低い状況でした。
浦山川は、流れの濁りは少ないものの雨が強くドライフライが使えなかったため、グリスリーキング16番、オレンジパートリッジ14番等を中心に使用してみました。
水生昆虫のハッチやヤマメのライズは全くなく、時々ヒットしてくるのは10cm程度の稚魚ヤマメばかりでした。
荒川本流の浦山川出合付近も水生昆虫のハッチはほとんど無く、希に見られるライズもウグイのものばかりでした。
ヤマメのヒットもありましたが、23cm程度のもので、増水によるサクラマスや大型ヤマメの遡上や反応は見れませんでした。

7月8日
荒川本流(大滝落合地区付近、川又地区付近)

大滝温泉付近

川又地区付近

荒川本流落合地区は水量が若干い状況が続いてました。
水生昆虫は、午後6時くらいから多くなり、渕尻や瀬でヤマメのライズが見れるようになります。
ヤマメのサイズは20cm程度のものが主になりますが、このあたりは川原に入りやすいため、かなりスレていて夕方の早い時間帯では、各種ドライフライを見切られてしまいます。
午後7時を過ぎると、ヤマメのが無警戒に水生昆虫類を捕食するようになるため、エルクヘヤーカディス等にヒットするようになってきました。

荒川本流上流部の川又地区は、ほぼ平水の状態で、瀬では夕方早い時間帯から稚魚ヤマメのライズがみれました。
午後6時を過ぎるとヤマメの他、イワナも見れるようになりました。
ヤマメはエルクヘヤー等のドライフライへの反応が比較的良いようでしたが、イワナは、シルバーマーチブラウンやオレンジパートリッジ等ウエットフライの方が反応が良いと感じられました。
ここで48cmのイワナ(メス)がヒットしましたが、腹の色が白く純血種のチチブイワナでは無いと思います。
ただ、ヒレはピンと張って大きく傷も無いことから、1年以上前に上流の管理釣場から落ちてきたイワナが渕に住み着いていて巨大化したものと予想しています。
不思議なのは、このような大イワナは渕の深いところにある穴の中や岩下にいて、人が入るような時間帯に表層に出てくることが考えらなく、ヒットしてきた理由がわかりません。

7月1日
荒川本流(大滝強石地区付近、落合地区付近)
神流川(上野村C&R区間役場付近、浜平地区)

神流川浜平地区付近

大滝強石地区堰堤上流

荒川本流落合地区はここのところ若干水量が多くなっています。
水生昆虫は、日没まで少ないですが午後6時ころから渕尻を中心に単発のライズが始まりますが、フライへの反応はいまひとつでした。
午後7時近くなると打って変わって16〜18番のエルクヘヤーに無警戒に飛びつくようになりました。
ここのヤマメも春と比較すると若干大きくなっていて、22〜24cmくらいなものも出るようになりました。
強石地区は、水量が多い状況が続いていますが、ヤマメのライズがあるのは日没直前のみで、活性が低く、数もあまり多くないことから単発なことが多いため釣り難くなっていました。

神流川は、最上流部の浜平地区から上流は特別釣区になっていて、通常の入漁券では入れません。
特別釣区の下流では、川に木が覆い被さり暗いため、夕方早い時間帯からフライへの反応がありましたが、稚魚や小型のものがヒットしたのみでした。
C&R区間の上野村役場付近では、水温が上がってきたため、ライズが増えてくるのが午後7時過ぎになってからでした。
午後6時を過ぎるとCDCミッジ等には、ポツポツと出るようになりますが、カゲロウパターンなどのスタンダードにヒットし始めるのは午後7時過ぎからです。
ここのヤマメも成長してきていて、30cmに若干足りないようなサイズのものも混ざるようになってきました。
なお、エルクヘヤーカディスを使用すると何故かスレでヒットしてしまうことが度々ありました。



イブニングパラダイス2006