Evening Paradice
Fly&Lure Fishing in Chichibu
秩父のヤマメとイワナ


2010年2月〜

神流川 上野村役場付近のヤマメ (25cm CDCミッジ21番)


神流川C&R区間
上野村役場前ライブカメラ

荒川上流部の雨量・水位

秩父漁協ホームページ

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2010年5月16日以降

5月9日
荒川本流(大滝三十槌地区付近、大滝落合地区付近)
浦山川(浦山ダム流込付近、荒川本流合流点付近)
神流川(上野村役場付近、ヴィラせせらぎ付近)

荒川本流は先週と比較して、水位が若干下がって水温も上がってきました。
大滝三十槌地区では、ガガンボ類に混じってカゲロウ類が飛ぶようになりましたが、ヤマメのライズはありませんでした。
ドライやウエットフライへの反応は全く無く、試しにキャストしたルアーには稀に反応やヒットがありましたが、魚影はかなり薄いようでした。

荒川本流三十槌地区付近

荒川本流落合地区付近

落合地区では、カゲロウ類も飛んでいますがガガンボ類を捕食するためにライズするヤマメの姿が見れました。
ドライフライには無反応でしたが、オレンジパートリッジ等のウエットフライにはヒットがありました。
ヤマメは春先より2〜3cm程度成長し、20cm弱のものが多くなってきました。

浦山川の浦山ダム流込には、大量のワカサギ稚魚が集まっていました。
しかし、これを捕食する大型のニジマスやヤマメは見られず、ストリーマやルアーへの反応は全くありませんでした。
流込みのやや上流の渓相域では、水生昆虫のハッチはありませんでしたが、19番程度の小さいエルクヘヤーカディスに稚魚ヤマメの反応が度々ありました。
ただ、成魚のヤマメは全く見れませんでした。

浦山川山掴地区付近

浦山川ダム流込付近のワカサギの群れ


浦山川際下流部の荒川本流出合い付近では、ウグイのライズやエルクヘヤーカディスへのウグイの反応はありましたが、ヤマメの姿は見れませんでした。
この付近の本流では、水温が上がってきたことにより、大型のモンカゲロウ、マダラカゲロウ類の飛ぶ姿が見れました。
対岸では単発のヤマメらしいライズが見れましたが、キャストしたフライに反応してくるのはウグイばかりでした。

神流川の上野村役場付近は、先週と比較して10cmほど水位が下がり、ドライフライでの釣りがし易くなった代わりにウエットフライへの反応が悪くなってきました。
ヤマメはガガンボを捕食していると思われますが、エルクヘヤーカディスへの反応は良く、ドライフライのみで十分楽しめました。

神流川上野村役場付近

川原で見つけた葉山葵
(葉を湯通しし醤油をかけると美味)

ヴィラせせらぎ付近は、水量が若干減ってしまったことなどにより、先週までウエットフライで比較的簡単にヒットしてきた平瀬のヤマメが難しくなってきました。
平瀬では、ヤマメのライズはそこかしこで見れますが、ドライフライへの反応もいまひとつでした。
変わって、荒瀬脇のタルミなどでは、ライズはほとんど無いものの、エルク等ドライフライを流すと簡単にヒットしてきました。
ここのヤマメのサイズは、25cmクラスも多いのですが、ドライフライの場合、これより小さいサイズがヒットすることが多い気がします。
ただ、荒瀬でヒットさせたヤマメは魚そのものの引きに加え水流の勢いも加わるため、小さくてもランディングは十分に手ごたえが伝わってきます。

5月2日
中津川(中津川地区、鶉平地区)
神流川(上野村役場付近、ヴィラせせらぎ付近)

大滝地区の荒川本流やその支流では水量が多い状況が続いています。
また、気温が上がってきたことからヤマブキが満開になってきたほか、大血川出合の大達原地区ではサルの群れが川岸や道路に盛んに出てくるようになりました。

中津川は、平水よりもかなり増水していましたが濁りはありませんでした。
この中津川流域では滝沢ダム付近は禁漁(立入禁止)により、大滑沢から上流の区域及び大滝小学校前から荒川本流までの間でしか釣ができません。
上流部の中津川地区ふれあいの森付近には管理釣場があります。
この上流や下流は、堰堤で流れは区切られていますがヤマメやイワナのポイントがいくつかあります。
入渓した日は水温が低く、水生昆虫のハッチやヤマメ等のライズは見れませんでしたが、丹念にオレンジパートリッジウエットを流していくといくつかヤマメのヒットが見られました。
また、ウエットフライに反応があるポイントでは、エルクヘヤーカディス等ドライフライへのヒットもありました。
ここでも、今年の大滝地区のヤマメと同様に15cm前後の稚魚が多く、同じヤマメが幾度も同じフライに反応してきました。
通常、ヤマメは同じ個体が何度も同じフライに反応することは無いことから、ここでは餌が少ないことが理由と推測されました。なお、ここは中津川地区は携帯電話が使える場所が少ないのですが、ここではドコモとAUの2社が利用できます。

中津川ふれあいの森付近

中津川小倉沢出合付近

中津川地区の下流部は、鶉平地区の大滝小学校付近では、解禁当初ヤマメのヒットがありましたが、今は魚影がかなり少なくなり、ライズは見れないほか、ウエットフライや試しにキャストしたルアーにも反応は全く見れませんでした。

神流川の流域も水量が多い状況が続いています。またゴールデンウィークになりC&R区間はどのポイントも大勢のフライマンが入渓しています。
上野村役場付近は、河原が駐車場になっていて、川に降りる道も整備されているため入り易く危険も少ないポイントです。
ここでも水量は先週から引き続き多めで、流れの速い場所では、対岸に良いポイントがあってもフライが流されて釣りにくかったり、簡単に対岸に渡たれなかったりします。
ヤマメは、解禁当初と異なり、瀬や渕に散っていて、ライズは夕方の比較的早い時間から始まり流れの変化があるポイントを探っていくとエルクヘヤーカディス等ドライフライにも時々ヒットしてきます。
なお、先週以前と比較するとウェットフライや16番より大きいドライフライへの反応が良くない気がしますが、これは人が多く入っていることから若干スレテてしまったのだと思われます。
また、ここでは、大量の稚アユが放流されていて、ウェットフライにヒットしてしまうのにも注意が必要です。

神流川上野村グランド付近

神流川ヴィラせせらぎ付近

ヴィラせせらぎ付近では、河原がオートキャンプに解放されていてここでも多くのフライマンが川に立ちこんでいました。
ハッチしている水生昆虫は、ガガンボを主にミッジ類やカゲロウ類等雑多ですが、ヤマメが捕食しているのは、ガガンボ類と思われます。実はガガンボを食べているときのヤマメがフライで釣るには最も難しく、他のパターンへの反応が極端に悪くなります。
ヤマメのライズは、夕方早い時間帯からガガンボへ単発のものから始まりますが、最盛期は、午後6時を過ぎてからで、この時間帯になると、19番程度のエルクヘヤーカディスやブラウンパラシュートなどドライフライにも反応し出します。
だた、ドライフライにヒットしてくるヤマメは20cm程度の小さめのものが多く、グリズリーキングやオレンジパートリッジ、マーチブラウン等の12番程度のウェットフライには30cm近い比較的大きなサイズがヒットしてくるような傾向があるようです。

4月25日
荒川本流(大滝落合地区付近、大滝川又地区付近)
神流川(上野村役場付近、ヴィラせせらぎ付近)

荒川本流の大滝落合地区は先週と同様に水量が多めで水温は低く、水生昆虫類のハッチはほとんどありませんでした。
ヤマメのライズはほとんど無く、ドライフライへの反応は全くみれませんでした。
グリズリーキングウエットには、小型ヤマメの反応が見れましたが、活性は低いようでした。

大滝川又地区入川滝川合流点

大滝川又地区滝川方向


荒川本流の上流部、滝川と入川が合流する川又地区は、1ヶ月ほど前に入った時より大幅に水量が多くなっていました。
ここでも水生昆虫類のハッチやヤマメのライズはありませんでした。
入川側の砂防堰堤下では、ストリーマやウエットフライに20cm前後のニジマスのヒットがいくつかありました。
これは、上流の入川管理釣場から落ちてきたものと思われますが、餌が少ないと見えてかなり痩せていて、食い付き方も8番ロングシャンクのストリーマを飲み込むものもいました。

神流川の上野村役場付近は引き続き水量が多めで、ドライフライではあまり釣り易くないため、ウエットフライのみ試しました。
ここのところ、ここではフライマンが多くなってきていて、グリズリーキングやパートリッジオレンジへの反応が悪くなってしまいました。
時々ヒットはあるものの、以前のように午後の時間帯で多くヒットさせるのは難しいと思います。

神流川上野村役場付近のヤマメ
20cm オレンジパートリッジ12番

神流川ヴィラせせらぎ前の平瀬

ヴィラせせらぎ前の瀬もフライマンが多くはいるようになってきていて、ライズが増えてくる夕方は、100mほどのポイントに数人が入っているような状況です。
ただ、先週と比較して、対岸の浅瀬でのライズが増え、オレンジパートリッジ等ウエットフライへの反応が良いほか、エルクヘヤーカディス19番のドライフライへのヒットもありました。
なお、ここのヤマメは25cm前後で歯が生えているものが多いため、パートリッジをハックルに使うとすぐ丸坊主になることからグリズリーヘンハックルで代用しています。

4月18 日
荒川本流(大滝落合地区付近)
神流川(上野村役場付近、ヴィラせせらぎ付近)

荒川や神流川の上流部では、ヤマブキが咲き始めましたが、ここのところ気温が低い日が時々あり桜の花もまだ残っています。また、週の半ばから末にかけて雪や冷たい雨が降っているため水量は多めで水温が低くなっていて水生昆虫のハッチは少ない状況です。

荒川本流落合地区付近では、相変わらずヤマメのライズはありませんでした。
ドライフライには、全く反応はありませんでしたが、オレンジパートリッジやグリスリーキング等のウエットフライには15cm前後の小型ヤマメのヒットがありました。ただ20cmを超える成魚はみれませんでした。

神流川上野村役場付近

荒川本流大滝温泉前


神流川の上野村役場付近も先週に引き続き水量が多い状況でした。
ヤマメは流れに変化がある枕石まわりなどについて、水温の低さからドライフライへの反応はいまひとつでした。
ここでも、オレンジパートリッジ等のウエットフライのダウンストリームに反応が良く、25cm程度のサイズのヤマメがいくつかヒットしてきました。

ヴィラせせらぎ付近は、平瀬の流れのあまり変化のないポイントにヤマメがついています。
極小のカゲロウ類やミッジが飛ぶ姿は見られ単発のライズはありますが、CDCドライミッジへの反応はありませんでした。オレンジパートリッジへの反応は良かったですが、フッキングはあまり良くなかったです。

4月11日
荒川本流(大血川出合付近、大滝落合地区付近)
神流川(上野村役場付近、ヴィラせせらぎ付近)


荒川本流の大血川出合付近は、時間によって上流の発電所の放水があるため、水位が20cmほど上下して水量が安定していません。
入った日は、ほぼ平水でしたが、水生昆虫のハッチやヤマメのライズはありませんでした。
ストリーマやウエットフライに加えルアーをキャストしてみましたが、反応や魚影は全く見えませんでした。

荒川本流大血川出合付近

大血川最下流部付近


大滝落合地区付近でも水量は以前より減りほぼ平水になっていました。
ここでは、ガガンボのハッチがありヤマメのライズがありましたが、ドライフライへの反応は悪く、オレンジパートリッジ等のウェットフライに若干の反応がある程度でした。
ヤマメのサイズも10〜15cm程度の稚魚がほとんどで20cmを超えるものは見れませんでした。

神流川の上野村役場付近は水量が若干減り、瀬でのドライフライにヒットする状況に戻りました。
ハッチしている水生昆虫はガガンボに小型のカゲロウ類が少し混じる程度ですが、ヤマメは日中からライズがあり、CDCドライミッジやオレンジパートリッジ、グリズリーキング等のウェットフライにも盛んにヒットしてきました。
ヤマメのサイズは25cm前後が中心で放流してから期間が経過したため川に慣れ引きも強くなってきました。

神流川上野村役場付近

神流川ヴィラせせらぎ付近


ヴィラせせらぎ付近では、水量が若干減ったため以前ヤマメの多くいた瀬のポイントが移ってきていて、比較的流れの変化があるポイントでヒットしやすくなってきました。
ここでは、ヤマメはガガンボにライズしていましたが、CDC等ドライフライへの反応は悪く、グリズリーキングウエットにヒットがいくつかありました。
以前は、20〜25cm程度のサイズのものばかりでしたが30cmクラスも雑ざるようになりました。

神流川上野村役場付近のヤマメ
24cm CDCミッジ21番

神流川ヴィラせせらぎ付近のヤマメ
31cm グリズリーキング10番

4月4日
神流川(上野村役場付近、ヴィラせせらぎ付近)

神流川の上野村役場付近は相変わらず水量が多い状況が続いていて、流れが強いためドライフライのポイントはあまり多くなく、反応もあまりよくありません。
ヤマメは流れに変化があり、弱くなっているところに集まっているようでした。
ウエットやニンフで丹念に探ると、時々ヒットがありますが、活性はあまり高くないように思われました。


神流川ヴィラせせらぎ付近

神流川川和地区付近

ヴィラせせらぎ付近では、ミッジが飛んでいて単発のライズがありましたが、ミッジ系ドライフライへの反応は渋く、ダウンストリームに流す、オレンジパートリッジやハーズイヤー、グリズリーキング等ウエットフライへの食い付きの方が良いようでした。また、アクションをつけた方が反応が良いようでした。

3月28日
荒川本流(落合地区)
浦山川(山掴地区付近、本流出合付近)

荒川本流の落合地区へは雪混じりの雨が降る日に入りました。
雨の影響でヤマメのライズはありませんでしたが、渕の流れ込みや渕尻で、グリズリーキング等ウエットフライに度々反応がありました。
ただ、20cmを超えるサイズのものは見られませんでした。

荒川本流 大滝温泉付近

荒川本流 大滝温泉付近

浦山川は山掴地区付近が浦山ダムの流れ込みになります。
毎年、4月から5月にワカサギが流れ込みに集まってきて、これを捕食する大型のニジマスやヤマメが上ってきますが、今はまだ早いようでワカサギは見れませんでした。
流れ込みの上流では、水生昆虫のハッチはなく、ヤマメの姿は見れませんでした。
本流出合付近では、昨年の今頃、ヤマメが時々ヒットしていましたが、現在はライズは全くなく、ウエットフライや試しにキャストしたルアーへの反応はありませんでした。


浦山ダム流れ込み付近

浦山川本流出合付近

3月21日
荒川本流(大滝川又地区付近、同落合地区付近)
神流川(ヴィラせせらぎ付近、新羽地区付近、上野村役場付近)

荒川本流の上流部、入川と滝川の合流点付近の川又地区は、ほぼ平水でドライフライが流し易いコンディションでした。
ミッジの飛ぶ姿が見られ、単発のライズがありましたが、CDCミッジやストリーマにヒットしてくるのは、10〜15cm程度の稚魚ばかりでした。
試しにキャストしたルアー(スプーン)にヒットしてきたのも同サイズであったため、成魚は少ないか活性がまだ低いことが予想されます。
落合地区の大滝温泉付近では、水量がいつもよりは多めでドライフライを流し易い状況でした。
ミッジのハッチはありましたが、CDC等ドライフライには全く反応が無く、ストリーマにも稀にヒットする程度でした。
しかし、ルアーのスプーンには反応がすこぶる良かったため、大きめで沈むスピードが速いストリーマが良かったのかもしれません。

荒川本流 川俣地区付近

荒川本流 大滝温泉付近

神流川のヴィラせせらぎ付近は先週よりもさらに水量が増えていました。
強風にためドライフライは難しい状況でしたが、平瀬にヤマメが多く出ていたため、夕方にはグリズリーキングウエット10番に入れ食い状態になりました。

神流川上野村グランド前

神流川上野村役場前

特に真横にフライをキャストし、小刻みなアクションをつけると簡単にヒットしてきました。
新羽地区付近は、ドライ、ウエット、ストリーマばかりか試釣したルアーにも全く反応は無く、魚影も見れませんでした。

上野村役場付近は、強風でフライがキャストできない状況で、風の合間にキャストしても流れて来る大量の枯葉で、フライコントロールがままならなくヤマメに食わせることは難しい状況でした。
ただ、ルアーの試釣には連続ヒットしてくることからヤマメの活性そのものは良いと思われます。

神流川新羽地区付近

神流川ヴィラせせらぎ前のヤマメ
(21cm グリズリーキング・ウエット10番)


3 月14日
荒川本流(大滝強石地区付近)
神流川(ヴィラせせらぎ付近、上野村役場付近)

荒川本流の大滝強石地区では、上流の発電用水放水口から午後5時頃まで放水があり、この間水量が多かったですが、放水が止まると同時に水位が10cmほど下がりました。
ここには、放出された水を再度取水する堰堤があり、ここの付近は渓相が良く、例年、度々30cmオーバーのヤマメやイワナが出るポイントが点在しています。
ただ、今シーズンはまだここにはヤマメの放流は無いようでミッジのハッチはあるもののライズは無いばかりかストリーマや試しにキャストしたルアーにも反応は無く、泳いでいる魚影も見れませんでした。

荒川本流 強石地区付近

荒川本流 強石地区付近

神流川は、週の初めに降った雪で増水していました。
向屋地区のヴィラせせらぎ付近では、瀬にヤマメを放流したようで、ライズは単発であまり多くはないためドライフライへの反応はいまひとつですが、グリズリーキング等のウエットタイプのダウンストリームには時々ヒットがありました。
ヤマメのサイズは20〜25cm程度ですが、魚体はあまりきれいではありませんでした。
川和地区の上野村役場付近では、平水時よりも20cmほど水位が高く、流勢が強くなってしまったため、ヤマメは水底に張り付きドライやウエットフライにはには厳しい状況でした。
ストリーマにはアタリはありましたが、活性はあまり高くない感じでした。
もしかすると、団体がフライ教室的なことをしていたためヤマメがフライにスレてしまったのかも知れません。

神流川ヴィラせせらぎ前

神流川上野村役場前

3月1日〜3日7日
荒川本流(大滝落合地区、同三十槌地区)
中津川(大滝鶉平地区)
神流川(上野村役場付近)

荒川本流の水量はかなり少なく、落合地区ではわずかにミッジの飛ぶ姿は見れましたが、ヤマメのライズははありませんでした。
ストリーマや試しにキャストしたルアーには20cm前後のヤマメがヒットしてきましたが、ヒレや魚体に全くキズがないことから、ほとんどが川で冬を越したヤマメと思われました。
放流ヤマメの場所は確認していませんが、ある一部に固まっているのではないかと予想しています。

三十槌地区は、崖から滴り落ちる水が凍り氷柱を2月中旬までライトアップしていたようですが今は解けていました。
ここでは、ストリーマ・ルアーともに反応は全く無く魚影も見れませんでした。

荒川本流 大滝温泉前

中津川鶉平地区

神流川の上野村役場付近CR区間では、この時期にしては水量が多い状況で、大量に放流したヤマメは渕や瀬の石下のタルミなど流れが緩い場所に固まって泳いでいました。
稀にミッジの飛ぶ姿が見られ、時々ライズがありました。
ここのヤマメは、ミッジパターンへは時々ヒットしてくる程度ですが、全くスレていないため、ウエットやニンフにはパターンに関係なく食いついてくるようでした。
ミッジピューパ、ハーズイヤーニンフ以外にもオレンジパートリッジやグリズリーキングなどにも次々とヒットしてきました。
ヤマメのサイズは25cm前後が多いようですが、15cm以下の稚魚も混じるほか、ニジマスも放流されているようでした。

神流川 上野村役場付近

神流川 上野村グランド付近


2月1日〜2日28日
荒川本流(皆野町ニジマスCR区間)

荒川本流ニジマスCR区間は2月上旬から中旬までは水量が少なめでしたが、大量のミッジがハッチし日中から日没までニジマス、ヤマメのライズが続きました。

ダブルハンドのヘビータックルの人たちが川に立ち込んでキャストすることも無いので、これらのラインによって魚が散ってライズが止まることはありませんでした。
しかし、ニジマス、ヤマメとも捕食しているのは、ボディが数ミリで埃のように小さいミッジですので、フライへの反応は極めて渋く、ドライや水面直下のピューパでもボディを細く巻き、CDCの量を少なくしたフライでないと反応は良くはありませんでした。
フックサイズは24番よりも小さい方が良いようで、色はミディアムダンやオリーブ系を咥えてくれました。
ただ、フックサイズが小さいことから、アワセが難しくバレることも多々ありました。
ニジマス、ヤマメともヒットしてくるサイズは25cm程度までで、時々泳いでいる姿が見える40cmオーバーサイズはミッジへの反応は無く、これを狙うのはやはりストリーマということになると思います。

なお、2月下旬になり雨が多くなったことにより、水量が中旬と比較し20cm程度上がるとともに、水温が下がり、濁りも入ってきたため、ミッジのハッチが無くなり、魚のライズはかなり少なくなって、ドライフライへの反応はほぼ無くなってしまいました。

3月になるとここはキープできるようになるため、餌釣師が多く入り、1〜2週間でニジマス、ヤマメとも居なくなると予想されます。

荒川本流ニジマスCR(2月7日 濁りなし)

荒川本流ニジマスCR(2月7日 増水 濁り)

※ 河川案内図、遊漁料、販売店等は秩父漁協ホームページ等でご確認ください。