Evening Paradice
Fly&Lure Fishing in Chichibu
秩父のヤマメとイワナ


2010年5月〜

荒川本流 大滝強石地区のチチブイワナ (21cm エルクヘヤーカディス18番)


神流川C&R区間
上野村役場前ライブカメラ

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荒川上流部の雨量・水位

秩父漁協ホームページ

2010年4月以前へ

11月6日
荒川本流ニジマスCR(皆野町皆野中学校付近)

荒川本流ニジマスCRは、11月6日に放流があったようですが、たいへん増水していて、薄濁りがありニジマスがどこにいるのかわからない状況でした。
瀬をストリーマで探ってみましたが反応はまったくありませんでしたが、瀬脇の草が被った瀞場でアタリが数回ありました。
まだ、ニジマスは川になれていないため、フライへの反応は悪く、カゲロウ類の飛ぶ姿が見れるものの、ライズは全くありませんでした。
水量が平水に戻り、ライズするようになってからの楽しみと思っています。

なお、荒川本流ニジマスCRへは、皆野中学校西側の道路から川原の駐車場に降りれます。
入漁券は、川原でフライショップパレットのオーナーから買えますが、ダブルハンドのロッドで釣りしていることが多いので、川原にいる人に聞くか、パレットに行くと連絡先携帯番号が書いてあるので、駐車場のテントのところで電話すると川から上がってきてもらえます。また、親切にいろいろなことを教えてもらえます。

9月30日
荒川本流(大滝落合地区、川又地区付近)
入川 滝川合流点(大滝川又地区付近)

荒川本流の落合地区付近では、水量はほぼ平水でしたが、夕方早い時間帯では水生昆虫のハッチは
全くなくヤマメのライズは見れませんでした。
日没直前になると小型のカゲロウ類やミッジ類が飛ぶようになり、深瀬でヤマメ、ヒラキでウグイのライズが始まりました。
深瀬のヤマメのライズは少なく、エルクヘヤーカディス19番やCDCミッジに反応は見せるもののヒットせず、そのままヒラキまで流すとウグイがヒットしてしまう状況でした。

入川 滝川合流点付近(大滝川又地区)

大滝川又地区のイワナ
(27cm オレンジパートリッジ12番)

大滝川又地区のヤマメ
(25cm エルクヘヤーカディス19番)

大滝川又地区の入川 滝川合流点付近には2度ほど入ってみました。
ここでは、ヤマメやイワナのライズは全くありませんでしたが、オレンジパートリッジ12番を荒瀬の小さな
ポイントを丹念に探ると型の良いイワナなどのヒットがありました。
また、日没直になると深瀬で、エルクヘヤー19番にもヤマメのヒットがありました。
ここのヤマメは餌に乏しいことからかアワせそこなった同じ魚が何度もフライにでてきました。

なお、荒川上流域のマス類は10月1日から翌年2月末日まで禁漁です。

9月20日
荒川本流落合地区付近
神流川上野村役場付近

荒川本流の大滝落合地区付近では、水量が少ない状況が続いています。
しかし、水温が下がり水生昆虫類のハッチする時間帯が早くなったため、午後5時くらいからヤマメのライズが見れるようになりました。
ヤマメは瀬にはほとんどいないようで、平瀬でのライズはウグイばかりのようでした。
深瀬や渕では単発ながら20cm強のヤマメのライズが見れました。
ハッチしているのは、ミッジや小型のカゲロウ類が主であるため、ドライフライでは、CDCミッジや21番以下のエルクヘヤーなどしか反応を見せませんでした。
ヒットしてくるのはウグイが多く、ヤマメの場合でも口先にわずかにフッキングしていることが多く、バレたり空振りが多くなってしまいました。

神流川ヴィラせせらぎ前

神流川ヴィラせせらぎ下流

神流川の漁期は9月20日までで最終日とその前日に入ってみました。
ヴィラせせらぎ付近では相変わらずキャンプやBBQをしている観光客が多い状況でした。
ここでは下流に向かいウエットやストリーマは下りながらキャストして歩きましたがヤマメの姿は全く見れませんでした。
夕方早い時間帯から極小の水生昆虫類のハッチが少しだけあったためヤマメは水面近くに上がっていました。
この時間帯では、ドライフライではオリーブやダンカラーのCDCミッジに反応がありましたが、ヒットしてくるのは20cm以下の小物とウグイばかりでした。
しかし。荒瀬等では、水面直下のダウンストリームに引いた、オレンジパートリッジ12番等に30cmオーバーを含む比較的良い型のものがヒットしてきました。
日没後から大量のカゲロウ類がハッチするようになり、エルクヘヤーにヒットするようになりました。
ただ、また口先で抓むような食い方をするためバレたり、アワなかったりすることが多い状況でした。
また、ヤマメは痩せていてパワーや持久力がなく25cmオーバーがヒットしても簡単に寄ってきてしまうため、ランディングの楽しさは全くありません。

神流川上野村役場前

神流川上野村役場前の痩せたヤマメ(26cm)


9月12日
荒川本流三十槌地区付近

荒川本流の大滝三十槌地区付近は、8月に比較すると日差しが弱くなり、暑さも和らいできましたが水量が大きく減っていました。
水底に石には、カディスや小型のカゲロウ類が付いていましたが、ハッチはほとんど無く、日没前後に大量のミッジが飛びましたがヤマメのライスはほとんどありませんでした。
日中25cmクラスのヤマメを見かけましたが、エルクヘヤーカディスに反応を見せたものの、見切られてしまい、鼻先にCDCミッジやオレンジパートリッジを流しましたがこれには無反応でした。
日没直前には、エルクヘヤーカディスへ15cm前後のヤマメのヒットがありましたが、これは来年以降の楽しみにするしかない状況でした。

荒川本流大血川出合

荒川本流大滝温泉前

荒川本流三十槌堰堤

9月5日
荒川本流(大滝落合地区)
神流川(上野村役場)

荒川本流の落合地区付近では、水温が若干下がりつつあるようで、藻(川面泥)が減ってきました。
これは、滝沢ダムの放水による中津川の関係かもしれません。
ここの付近では、川石にヒラタカゲロウが付いていたりしますが、カゲロウ類のハッチは日没直前まであまりありません。
日没すると水生昆虫が飛び始め、ところどころでライズが始まりますが、大部分はウグイで、20番より小さいフライではこればかりヒットしてしまいます。
グリスリーキング12番を使用したところ23cmのヤマメが出ましたが、水温が高い影響であまりファイトしませんでした。
なお、秩父市大滝落合地区には、ルパン3世の銭形警部の初任地である埼玉県警西大滝町派出所の由来ではないかと言われている埼玉県警秩父警察署大滝駐在所がありますので、話の種に見ておくのも一興かと思います。

荒川本流大滝温泉前

埼玉県警秩父警察署大滝駐在所(銭形警部初任地?)


神流川の上野村役場付近は、日中川遊びの人たちが多いですが、土曜日を除けば夕方には人がいなくなり、フライマンが数人という状況になります。
休日は、昼間に川が騒がしいため、フライへの反応はほとんどありませんが、午後5時ころから暗色系のCDCミッジドライ等に反応をし始め、6時を過ぎると14番程度のドライフライにパターンに関係なくヒットするようになってきます。
ドライフライの場合は、ウグイや小型のヤマメが多いですが、ウエットフライは反応がいまひとつですが、25cmクラスがヒットしてくることも多いのが悩みどころになります。

神流川上野村役場前のカディスラーバ

神流川ヴィラせせらぎ前


8月29日
荒川本流(大滝落合地区)
神流川(ヴィラせせらぎ前、上野村役場)

荒川本流大滝落合地区は水温が高く、水中には秩父地方では川面泥と呼ぶ藻が生育するような状況です。
入った日は、午後に雷雨があったため、中津川は濁っていましたが、本流は水量が少なく、濁りはありませんでした。
水生昆虫のハッチは、水温の影響から夕方早い時間は全くなく、日没前後にカゲロウ類などが飛ぶようになりますが、ヤマメらしいライズは無く、ほとんどがウグイと思われます。
この時間帯でもヒットしてくるのはウグイばかりでヤマメの姿は見れませんでした。

荒川本流中津川合流点(落合地区)

荒川本流落合地区


神流川ヴィラせせらぎ前は、日中BBQや川遊びの人が多く、釣りにはなりません。
夕方早い時間帯にストリーマを流しましたが、何度かヤマメらしいアタリはありましたが、キャッチできませんでした。

上野村役場付近では、ヤマメの姿は見れましたが、水温が高いことから日没直前まであまり反応は良くありませんでした。この時間帯はCDCカディス21番等に時々出てきますが、フライをヤマメが見切ったり、慣れてしまったりでヒットする数はあまり多くありません。
暗くなると水生昆虫は、一斉にハッチするようになりヤマメも盛んにライズするようになりました。
17番程度のサイズのドライフライならはパターンにあまり関係なく出るようです。
サイズは、20cm前後のものがヒットすることが多いのですが、水温が高いことからヤマメは衰弱し引きは弱々しい感じです。

神流川上野村役場前

神流川上野村役場前の水生昆虫

8月22日
中津川大滑沢出合付近
神流川上野村役場付近

中津川の大滑沢出合付近は、国道から中津川地区に向かう道が数年前に良くなったため、行くのが楽になりました。大滑沢出合の上流は平瀬でポイントらしいポイントはありませんが、下流側の錦渕付近は、大きな石が転がり、深瀬や荒瀬に変化があり渓相はすばらしいです。
しかし、ヤマメやイワナの泳ぐ姿は見られるものの数は少なく、小さいものが多いようです。
水生昆虫のハッチはほとんど見られず、ライズは全くありませんでした。
日没直前に平瀬の中の流れに変化がある小ポイントでエルクヘヤーにヤマメの反応はありましたが、ヒットさせるのは難しいと思われます。

中津川 大滑沢出合付近

中津川 錦渕付近

神流川の上野村役場付近は先週と比較してさらに水量が減ってきました。
夕方5時過ぎまで気温は30度近く、日が水面にあたるため釣りにはなりません。
瀬の石には、カディスの小石を固めた巣がビッシリとついていますが、これのハッチはあまり多くなく、小型ぼカゲロウ類やガガンボ類のハッチが主になっています。
5時30分を過ぎるとCDCカディスに反応を見せ始め、6時を過ぎてからエルクヘヤーカディスにヒットが出始めました。25cmクラスのものの姿が見れるようになってきましたが、ヒットしてくるのは20cm前後のものばかりでした。
また、あまり小さなサイズのドライフライにはウグイが煩いほどヒットしてきますので、20番以下のものは使い難い状況でした。

神流川 上野村役場前 

神流川 上野村グランド前


8月15日
神流川上野村役場付近

群馬県西部、埼玉県西部は夕立があまりなく暑い日がいています。
神流川の上野村役場付近では、水量が減りつつあり、水温も高めになっています。
日中にハッチしている水生昆虫はガガンボ類が多くみれますが、
これがいるときは、どのような時期でもヤマメの活性はあまりよくありません。
ヤマメは夕方になると水面に姿を見せるようになりますが、ライズはあまり多くはありません。
夕方早い時間帯からエルクヘヤーカディスに反応を見せますが、食いが浅くヒットしなかったりバレることが多い状況です。
日没直前になるとヒットし易くなりますが、上がってくるのは、20cm前後のものが多く、大型ヤマメはあまりヒットしせん。
また、水温が高いことが影響していると思いますが、引きが弱く、あまりファイトしません。

神流川 上野村役場前 

神流川 上野村グランド前

8月8日
荒川本流(大滝落合地区)

荒川本流の落合地区付近は先週と比較して、二瀬ダムの放水量が減ったと思われ、水量が若干減っていました。
また、中津川は、滝沢ダムの放水量が少ないことから水位は低い状況です。
落合地区付近の神流川では、ヤマメの姿は全く見れず、フライに反応するのはウグイばかりでした。
荒川本流では、瀬はウグイばかりですが、深瀬のヒラキなどでストリーマにヤマメのヒットがありました。
ヤマメの魚影は薄いものの20cmを若干超えるサイズものが主です。
ただ、水温が高いことによると思われますが大きさの割りに引きはあまり強くありません。
なお、魚体は青みががっていて、ヒレが張りきれいでした。
この付近には以前から40cmを超える魚影を度々見ましたが、今回透視度が高く、よく確認したところ残念ながら野ゴイと判明しました。

荒川本流 落合地区堰堤下 

荒川本流 落合地区大滝中学校前


8月1日
荒川本流(強石地区付近)
神流川(上野村付近)

荒川本流の強石地区付近は水量が若干多めでしたが濁りはありませんでした。
ここの堰堤上流では、ライズは全くなく、魚影は薄いようでした。
瀬脇や流れの中の石周りなど小さなポイントで小型のヤマメの反応がありましたが、ヒットはしませんでした。
堰堤下流では、ヤマメのライズは無く水量が多く流れが速いことからドライフライは難しい状況でした。
ソフトハックルウエットに20cm前後のヤマメの反応はありましたがここも魚影は薄いと思います。


荒川本流 強石地区 

神流川 上野村グランド前


神流川の上野村役場付近では、ライズは少ないものの夕方早い時間帯からエルクヘヤーカディスに反応がありましたが、食いが浅くすぐにバレてしまうため、フライロッドよりティップの柔らかいテンカラロッドを使って見ました。相変わらず空振りは多いもののバレは無くなりました。しかし25cmを超えるサイズの反応はエルクヘヤーにはあまり良くなく、ヒットしてくるもののサイズは20cm前後のヤマメばかりでフックは口先にちょっとだけ掛かっていることがほとんどでした。
また、ウグイがヒットしてくることも多くなってしまいました。


神流川上野村役場前 ヘッドライトに集まったカゲロウ類 

滝川 埼玉県防災ヘリ墜落現場の約5km下流

7月25日
神流川(上野村役場付近)
荒川本流(落合地区付近)

荒川上流部、神流川上流部ともここのところ雷雨が多く、夕方のイブニングライズの時間帯に雷を伴う雨の日が多くなっています。
神流川の上野村役場前に入った日は午後5時過ぎから雷がなり始め雨になったため、夕方の早い時間帯のみのため、水生昆虫のハッチやヤマメのライズはありませんでした。
エルクヘヤーカディス19番にヤマメの反応はありましたが、食いが浅いためバレや空振りが多くなってしまいました。ソフトハックルやグルズリーキングなどウエットフライはファーストキャストには反応は見せましたがすぐに見切られてしまうような状況でした。


神流川 上野村グランド前

荒川本流大滝落合地区


荒川本流の落合地区付近に入った日は、午後4時頃から雷雨になりましたが、6時頃には上がりました。
所々でライズがありましたが、ほとんどがウグイのもので、ヤマメのライズは希でした。
比較的流れの速い荒瀬脇のタルミでドライフライに小型のヤマメがエルクヘヤーに反応を見せましたが、ヒットさせるのは難しく、流れの変化がある渕にストリーマーを流すほうがヤマメの反応が良いようでした。
このようなポイントでもヒットしてくるのが20cm以下の小型のものが多く、水温の影響で引きは弱い感じでした。


7月18日
荒川本流(川又地区付近、落合地区付近)
神流川(上野村役場付近、ヴィラせせらぎ付近)

荒川上流部川又地区の滝川と入川合流点付近は両河川とも増水していましたが、滝川は若干の濁りがあり、入川は濁りはありませんでした。
この付近では、水生昆虫のハッチは全くなく、ドライフライだけでなく、ウエットやストリーマにも全く反応がありませんでした。

大滝川俣地区 入川、滝川出合

大滝川俣地区 入川


荒川本流の大滝落合地区は、滝沢ダムからの中津川の水量は少なめなものの、二瀬ダムから流れる本流は増水していて濁りが入っていました。

中津川側は、小型のカディス類が飛ぶ姿が見れましたが、ライズはウグイばかりでヤマメの姿は見れませんでした。

大滝落合地区荒川本流中津川出合付近

大滝落合地区中津川


本流側は濁りが強く透視度は20cm程度でしたが、瀬脇でエルクヘヤーカディス17番にヤマメの反応がありました。サイズは20cm前後であまり大きなものは見れませんでした。

神流川の上野村役場付近ではやや水量が多い状況が続いています。
日中に川遊びや鮎釣師が多いためヤマメは警戒心が強くなっていて、夕方になっても深瀬などアユがいるようなポイントはドライフライには反応があまり良くありませんでした。
反面、アユがあまり着かない、瀬脇の草の周りなどでは無警戒になっていて、簡単にヒットしてきました。
このようなポイントであっても25cmより大きなサイズのものもいますので気が抜けません。

神流川川和地区上野村役場前

神流川ヴィラせせらぎ前


神流川のヴィラせせらぎ付近では川原に多くのオートキャンパーがいて、日中は川遊びしている人が多く見かけられました。
ここでも比較的深さがあるポイントは、ヤマメの気配がなく、日没直前になってもライズはウグイのものしか見れませんでした。
しかし何の変哲もない浅い平瀬で単発のライズが見られ、エルクヘヤー19番に20〜25cmクラスのヒットがいくつかありました。
日が暮れてから車のヘッドライトで水生昆虫を集めてみるとカディス類は少なく、大部分がフックサイズで20番以下のサイズの小型のカゲロウ類ばかりでした。

7月11日
神流川(上野村役場付近、ヴィラせせらぎ付近)

神流川は今月に入って時々ある雷雨によって水量が大幅に増えていましたが、濁りが無いためドライフライが使えました。

神流川川和地区グランド前

神流川のヤマメ 22cm エルク19番

上野村役場付近では、ヤマメは流芯脇のタルミについていることが多いですが、川に入りやすい側の岸は鮎友釣師が入っているため警戒心が強く、エルクヘヤー(ドライ)やパートリッジ系ウエットに反応や小さなアタリは見せても、ヒットするほど食い込むものはあまり多くはありませんでした。
しかし、増水により人が入り難い対岸はの流れが緩いポイントはフライコントロールが難しい反面、ヤマメは無警戒にドライフライに飛びついてきました。
ヤマメは増水で川石の水垢が流れたため、魚体が薄いブルーグリーン系の綺麗な色合いになっていました。

神流川ヴィラせせらぎ前 上流方向

神流川ヴィラせせらぎ前 下流方向

ヴィラせせらぎ付近でも増水のため水流が早くなり、ヤマメのポイントは対岸側の流れが緩い場所でヤマメが出易い状況でした。
エルクヘヤーかディスは通常より大きめ17番程度でも反応はよく、ヒットさせるのもあまり難しくはありませんでした。
ただ、ヒットさせてから流れの速いなかを横切ってランディングさせるため、ヤマメの引きは強く、あまり細いティペットでは無理が効かないのでやり取りは面白くなります。
日没後に車のヘッドライトに集まる水生昆虫を確認したところ、先々週と比較してカゲロウ類、カディス類ともにかなり少なくなっていて、特にカゲロウ類は、フックサイズで20番より小さいスピナーが主でした。

7月4日
荒川本流(落合地区付近、川俣地区付近)
神流川(三俣地区)

荒川本流の落合地区付近は、ここのところの雷雨により水量が増えにごりが入っていました。
中津川は先週と同様に水量は少なめですが、ヤマメの反応は悪く、ヒットしてくるのは、10cmクラスのヤマメの稚魚ばかりでした。

荒川本流落合地区

荒川本流川俣地区

荒川本流二瀬ダム上流の川俣地区も濁りはないものの水量は多めでした。
ここでは、水生昆虫のハッチは全くなく、オレンジパートリッジ等ウエットパターンに小型ヤマメの反応がありましたが、数はあまり多くはないと思います。


神流川中の沢出合

神流川北の沢出合

神流川は、雷雨の影響で楢原地区より下流は濁流になっていてフライができる状況ではありませんでした。
上流部三俣地区では、中の沢は水量が多く濁りが若干入っていましたが、本流や北の沢は水量が少なめで濁りもありませんでした。
三俣地区下流では水量が多いことからフライをキャストするポイントは少なく、ウエットフライに稚魚ヤマメの反応が若干ある程度でした。
中の沢は水量が多く、ここもドライフライを使えるようなポイントは少なく、20cmクラスのサイズのヤマメは泳ぐ姿が見られたもののフライへの反応は良くはありませんでした。
本流は、水量が少なめでエルクヘヤー等ドライフライを使うことができますが、ヒットしてくる魚はヤマメの稚魚とウグイばかりでした。


6月27日
荒川本流(落合地区付近)
神流川(上野村役場付近、ヴィラせせらぎ付近)

荒川本流の落合地区付近では、本流、中津川とも水量は少なめでした。
日中は、水生昆虫のハッチもライズもありませんでしたが、グリズリーキング10番等大きめのウエットフライにはヤマメの反応がありました。
午後7時過ぎには、カディス類のハッチがあり、単発ながら20cm超のヤマメのライズが始まりました。
ヤマメは、CDCカディス21番等小さなフックサイズに反応が良く、一般的なエルクヘヤーカディス等は無反応でした。


荒川本流落合地区発電所下流

荒川本流落合地区中津川合流点

神流川の上野村役場付近は、先週の増水はおさまりほぼ平水位で、渕や瀬に25cmクラスのヤマメの姿が見れました。
ヤマメは渕のものより瀬のものの反応が良く、小さめのエルクヘヤーは反応が良いもののフッキングしないことが多いため、オレンジパートリッジ等のウエットフライが釣りやすいようでした。


神流川ヴィラせせらぎ前のハグロトンボ

神流川ヴィラせせらぎ前のカゲロウ類


ヴィラせせらぎ付近では、背の流れに変化のある部分でエルクヘヤーに反応が良いようでした、以前と比較すると若干魚影が薄くなってきているようで、ヒットしてくるヤマメの数は減ってきました。
ヤマメのライズが増え、反応が良くなるのは午後7時過ぎからで、各種のカゲロウ類やカディス類の大量ハッチが始まり、エルクヘヤーカディス17から19番が釣りやすいと思います。


6月20日
荒川本流(大滝落合地区付近)
神流川(上野村役場付近、ヴィラせせらぎ付近)

荒川本流の大滝落合地区付近では、先週と比較し水量が2倍以上に増えていました。
渕では夕方早い時間帯から大きめのグリズリーキングに反応はありましたが、エルクヘヤー等ドライフライほの反応はありませんでした。
しかし、日没直前になるとカゲロウ類、カディス類のハッチがあり、渕の中の比較的流れの速い場所でライズが始まりました。
ヒットしてくるヤマメは比較的小型のものが多く、入った日は20cm止まりでした。

荒川本流大滝温泉前

シカと思われる足跡(荒川本流落合地区付近)

神流川も先週と比較すると大幅に水量が増えていました。
鮎友釣師が多い状況ですが、この人たちが上がった後、夕方早い時間帯から瀬でフライへの反応がよく、パートリッジ系ウエットフライに次々と型の良いヤマメがヒットしてきました。
水量が多いことから立ち込んでいる鮎師の影響が少なかったと思われます。

神流川上野村役場付近

神流川グランド前のヤマメ
 (27cm オレンジパートリッジ12番)

ヴィラせせらぎ前は、水量が増えたことにより荒瀬での釣りが難しくなった反面、ティペットを6X程度に太くしても釣果が変わらないと思えるほど活性は高くなっていました。
ここのヤマメは25cmを超えるものが元々多いのに加え、流れが強くなったことから手元までランディングしてきても、10m以上走られることが度々あり、 3番ライン程度のやわらかいロッドはCの字に撓りスリリングで、ネットを使わなければ更に面白いです。

6月13日
荒川本流(大滝三十槌地区付近)
神流川(上野村役場付近、ヴィラせせらぎ付近)

荒川本流の水量は少なめでした。
三十槌地区はの対岸に渡る橋から上流側は大きな2段の堰堤までの間がポイントになります。
橋下の渕では流込みや瀬で、エルクヘヤーにマメの反応がありましたが、サイズはあまり小さめでした。
堰堤では、水が落ちる時に巻き上がる風でフライのキャストは難しいため、重めのストリーマを試しました。
20cmクラスのヤマメが追う姿は見れましたがヒットには至りませんでした。
橋から下流では、落合発電所前の堰堤上まで間、ヤマメのライズは全く無くありませんでした。
堰堤下では、午後6時30分過ぎころからカゲロウ類のハッチがあり、ヤマメのライズが始まりました。
ダウンストリームにキャストしたエルクヘヤーに時々ヤマメの反応があり、20cm程度のサイズもののが幾つかヒットしましたが、魚影はあまり濃くはないと思います。

荒川本流大滝三十槌地区

荒川本流大滝落合地区

神流川の上野村役場付近は、水量がかなり減っていました。
また、夕方まで多くの鮎友釣りの人が大勢入っていて、フライをするために入る場所もない程でした。
日没前になると鮎友釣師が川を上がるとともに所々でヤマメのライズが始まりました。
しかし、エルクヘヤーはヤマメに見切られることが多く、パートリッジ系ウエットや小型のCDCカディスへのヒットはありましたが、やはり鮎釣りの影響で状況はあまり芳しくはありませんでした。

神流川上野村グランド前

神流川ヴィラせせらぎ前

ヴィラせせらぎ付近は、主に平瀬のため鮎釣師が多くは入らないため、ヤマメの活性は高い状況でした。
早い時間帯では瀬の流れが変化する場所でダウンストリームのエルクヘヤに大型のヤマメがヒットしてきました。
また、日没直前になると小型のカゲロウ類が多量にハッチを始め、カディスも混じるようになってきました。
この時間帯になると平瀬でのライズが多くなり比較的簡単にヤマメがヒットするようになってきました。
ここでは、水中に障害物が全くないため、ヤマメが警戒しない極細ティペットでの釣りがたいへん面白いです。

6月6日
神流川(上野村役場付近、ヴィラせせらぎ付近)

神流川は鮎が解禁になり、神流町周辺では友釣りをしている人が多く川に入っていました。
上野村役場付近はほぼ平水で瀬や渕で泳ぐヤマメの姿があちらこちらで見かけられました。
夕方早い時間帯からエルクヘヤーカディス18番への反応がありましたが、フライ見切るヤマメが多く、CDCカディス21番の方がヒットしやすいようでした。
また、オレンジパートリッジやグリズリーキングなどのウエットフライやハーズイヤーなどニンフへの反応もいまひとつでした。

神流川上野村グランド前

石に付いた大量のガガンボ 神流川ヴィラせせらぎ前

ヴィラせせらぎ付近は夕方早い時間帯では大量の小型のガガンボが水辺の石についていましたが、ヤマメのライズは単発で瀬の強い流れの部分では反射的にエルクヘヤーカディスに飛びつくものもいました。
しかし、日没直前になるとあちらこちらで派手なライズが始まり、緩い流れの中でもエルクヘヤーに食いつくようになりました。
ここのヤマメは餌が多いため引きが強く、ライトタックルの場合、30cmクラスのものは手元までランディングしてきても、何度も走られてしまうほどです。


5月30日
荒川本流(浦山川出合付近)
浦山川(浦山ダム流込付近)


荒川本流の秩父市街地周辺では、各種の大型カゲロウ類のほかヒゲナガトビケラなど大型のカディス類も見れるようになりました。
荒川本流浦山川出合付近は、本流・浦山川とも水量が少なめでした。岸辺では大型のカゲロウ類が大量に飛ぶ姿は見れましたが、ヤマメらしいライズはほとんどなく、瀬でエルクヘヤーカディスに15cm程度のヤマメのヒットはありましたが、魚影は薄いと思われます。

荒川本流浦山川出合付近

浦山川山掴地区付近

浦山ダム流れ込み付近の山掴地区の浦山川は水量がかなり多めで、ダム水位も月始めと比較して1mほど上がっていました。
水量が増えたことにより水生昆虫類のハッチはほとんどなく、ワカサギの群れも数が減っていました。
流れ込み付近のダム湖では、浮ゴミの周りに大型のコイの群れが泳いでいましたが、ニジマスやヤマメの姿は見れませんでした。
ダム湖で単発のライズが見れましたが、ほとんどがコイとウグイだと思われました。
流れ込みの浦山川部分では、ヤマメの単発ライズが見れましたが、数は少なく、エルクヘヤーカディス18番に20cmクラスのアタリがありましたが、ここもヤマメの魚影は薄いと思われます。

5月23日
荒川本流(大血川出合付近、落合地区付近)
神流川(上野村役場付近、ヴィラせせらぎ付近)

荒川本流は水量が少ない状況が続いています。

大滝地区の大血川出合付近では、カゲロウ類等の水生昆虫の飛ぶ姿は見れましたが、それを食べるヤマメ等の姿は見れませんでした。
しかし、荒瀬の石周りのタルミをパートリッジオレンジ12番で丹念に探ると20cmクラスのイワナがヒットしてきました。

荒川本流大血川出合下流

荒川本流大滝温泉前

大滝落合地区付近も水量は少なめですが、多くの水生昆虫類がハッチしていて、夕方早い時間帯からヤマメのライズが見れ、エルクへらーカディス18番等にヒットがありました。
サイズは20cm弱のものばかりでした。

神流川の上野村役場付近では、夕方早い時間のライズはミッジまたは小型のカゲロウを食べているようで、エルクヘヤーカディスへの反応は全くありませんでした。
しかし、CDCミッジ21番にはヒットがありました。ただこのフライはすぐに見切られるようになり、その後、パートリッジオレンジ等に時々ヒットがありましたが、以前のような入れ食いのようにはなりませんでした。

神流川上野村川和地区付近

神流川ヴィラせせらぎ前のヤマメ
(31cm エルクヘヤー18番)

ヴィラせせらぎ付近では、平瀬で日没1時間ほど前からライズ増え始まり、エルクヘヤーカディス18番等によく反応をするようになりました。
ただ、先週と比較すると食いが浅くなり、フッキングミスやバレが多くなりました。
しかし、ここは30cmクラスのヤマメが混じるため、3番ライン・8Xティペット程度のライトタックルでのランディングはたいへん面白く、特に一気に下流に走った時の手ごたえとスリルはたまりません。

5月16日
荒川本流(大滝強石地区付近)
神流川(上野村役場付近、ヴィラせせらぎ付近)

荒川本流は平水位で水温が上がってきたため、大滝強石地区では水生昆虫類のハッチが盛んになり、大型のアカマダラなどのカゲロウ類やストーンフライ、ガガンボ類が大量に飛んでいました。
ここの堰堤下流では20cm強のヤマメがグリズリーキング等ウエットフライに反応を見せましたが、魚影は薄く感じられライズは全くありませんでした。
上流の瀬でも全くライズはありませんでしたが、エルクヘヤーカディスにヤマメやイワナのヒットがありました。
ここのイワナはあまり大きくありませんが、ヒレに全く傷がないことから卵・稚魚放流か自然繁殖したと思われるチチブイワナでした。こちら側ではウエットフライには全く反応がありませんでした。

荒川本流強石地区堰堤下流

荒川本流強石地区堰堤上流

神流川は水温が上がってきたことにより、各種カゲロウ類が大量にハッチを始め、流れの緩い瀬では、モンカゲロウのハッチも見られフライフィッシングには絶好のコンディションでした。
上野村役場付近はたいへん多くのフライマンが入っていて、先に入った方の間に入るのに気がひけるような状況でした。
ここでは、ヤマメに強いプレッシャーがかかっていましたが、荒瀬脇の巻き込み等キャストが難しいポイントでは、フライパターンにあまり関係なく、エルクヘヤーカディス、CDCカディス、オレンジパートリッジウエット等にヒットがありました。
ただ、フライの外し方が不適当な方やバーブ付きフックのルアーを使ったと思われるヤマメの口周りの大きな傷は残念としか言えません。

神流川上野村役場付近

神流川ヴィラせせらぎ付近


ヴィラせせらぎ付近は入っているフライマンの数が少なく、平瀬のヤマメは難しいものの、日没前の荒瀬ではエルクヘヤーカディスに入れ食いといえるほどのヒットがありました。
アップストリームのキャストでは、反応はするもののヒットはありませんでしたが、ダウンストリームでアクションをかけたエルクヘヤーには簡単にヒットしてきました。
以前ウエットフライにヒットしていた25cmオーバーは減り、これより若干小さなサイズが多い状況でした。

5月9日
荒川本流(大滝三十槌地区付近、大滝落合地区付近)
浦山川(浦山ダム流込付近、荒川本流合流点付近)
神流川(上野村役場付近、ヴィラせせらぎ付近)

荒川本流は先週と比較して、水位が若干下がって水温も上がってきました。
大滝三十槌地区では、ガガンボ類に混じってカゲロウ類が飛ぶようになりましたが、ヤマメのライズはありませんでした。
ドライやウエットフライへの反応は全く無く、試しにキャストしたルアーには稀に反応やヒットがありましたが、魚影はかなり薄いようでした。

荒川本流三十槌地区付近

荒川本流落合地区付近

落合地区では、カゲロウ類も飛んでいますがガガンボ類を捕食するためにライズするヤマメの姿が見れました。
ドライフライには無反応でしたが、オレンジパートリッジ等のウエットフライにはヒットがありました。
ヤマメは春先より2〜3cm程度成長し、20cm弱のものが多くなってきました。

浦山川の浦山ダム流込には、大量のワカサギ稚魚が集まっていました。
しかし、これを捕食する大型のニジマスやヤマメは見られず、ストリーマやルアーへの反応は全くありませんでした。
流込みのやや上流の渓相域では、水生昆虫のハッチはありませんでしたが、19番程度の小さいエルクヘヤーカディスに稚魚ヤマメの反応が度々ありました。
ただ、成魚のヤマメは全く見れませんでした。

浦山川山掴地区付近

浦山川ダム流込付近のワカサギの群れ


浦山川際下流部の荒川本流出合い付近では、ウグイのライズやエルクヘヤーカディスへのウグイの反応はありましたが、ヤマメの姿は見れませんでした。
この付近の本流では、水温が上がってきたことにより、大型のモンカゲロウ、マダラカゲロウ類の飛ぶ姿が見れました。
対岸では単発のヤマメらしいライズが見れましたが、キャストしたフライに反応してくるのはウグイばかりでした。

神流川の上野村役場付近は、先週と比較して10cmほど水位が下がり、ドライフライでの釣りがし易くなった代わりにウエットフライへの反応が悪くなってきました。
ヤマメはガガンボを捕食していると思われますが、エルクヘヤーカディスへの反応は良く、ドライフライのみで十分楽しめました。

神流川上野村役場付近

川原で見つけた葉山葵
(葉を湯通しし醤油をかけると美味)

ヴィラせせらぎ付近は、水量が若干減ってしまったことなどにより、先週までウエットフライで比較的簡単にヒットしてきた平瀬のヤマメが難しくなってきました。
平瀬では、ヤマメのライズはそこかしこで見れますが、ドライフライへの反応もいまひとつでした。
変わって、荒瀬脇のタルミなどでは、ライズはほとんど無いものの、エルク等ドライフライを流すと簡単にヒットしてきました。
ここのヤマメのサイズは、25cmクラスも多いのですが、ドライフライの場合、これより小さいサイズがヒットすることが多い気がします。
ただ、荒瀬でヒットさせたヤマメは魚そのものの引きに加え水流の勢いも加わるため、小さくてもランディングは十分に手ごたえが伝わってきます。

5月2日
中津川(中津川地区、鶉平地区)
神流川(上野村役場付近、ヴィラせせらぎ付近)

大滝地区の荒川本流やその支流では水量が多い状況が続いています。
また、気温が上がってきたことからヤマブキが満開になってきたほか、大血川出合の大達原地区ではサルの群れが川岸や道路に盛んに出てくるようになりました。

中津川は、平水よりもかなり増水していましたが濁りはありませんでした。
この中津川流域では滝沢ダム付近は禁漁(立入禁止)により、大滑沢から上流の区域及び大滝小学校前から荒川本流までの間でしか釣ができません。
上流部の中津川地区ふれあいの森付近には管理釣場があります。
この上流や下流は、堰堤で流れは区切られていますがヤマメやイワナのポイントがいくつかあります。
入渓した日は水温が低く、水生昆虫のハッチやヤマメ等のライズは見れませんでしたが、丹念にオレンジパートリッジウエットを流していくといくつかヤマメのヒットが見られました。
また、ウエットフライに反応があるポイントでは、エルクヘヤーカディス等ドライフライへのヒットもありました。
ここでも、今年の大滝地区のヤマメと同様に15cm前後の稚魚が多く、同じヤマメが幾度も同じフライに反応してきました。
通常、ヤマメは同じ個体が何度も同じフライに反応することは無いことから、ここでは餌が少ないことが理由と推測されました。なお、ここは中津川地区は携帯電話が使える場所が少ないのですが、ここではドコモとAUの2社が利用できます。

中津川ふれあいの森付近

中津川小倉沢出合付近

中津川地区の下流部は、鶉平地区の大滝小学校付近では、解禁当初ヤマメのヒットがありましたが、今は魚影がかなり少なくなり、ライズは見れないほか、ウエットフライや試しにキャストしたルアーにも反応は全く見れませんでした。

神流川の流域も水量が多い状況が続いています。またゴールデンウィークになりC&R区間はどのポイントも大勢のフライマンが入渓しています。
上野村役場付近は、河原が駐車場になっていて、川に降りる道も整備されているため入り易く危険も少ないポイントです。
ここでも水量は先週から引き続き多めで、流れの速い場所では、対岸に良いポイントがあってもフライが流されて釣りにくかったり、簡単に対岸に渡たれなかったりします。
ヤマメは、解禁当初と異なり、瀬や渕に散っていて、ライズは夕方の比較的早い時間から始まり流れの変化があるポイントを探っていくとエルクヘヤーカディス等ドライフライにも時々ヒットしてきます。
なお、先週以前と比較するとウェットフライや16番より大きいドライフライへの反応が良くない気がしますが、これは人が多く入っていることから若干スレテてしまったのだと思われます。
また、ここでは、大量の稚アユが放流されていて、ウェットフライにヒットしてしまうのにも注意が必要です。

神流川上野村グランド付近

神流川ヴィラせせらぎ付近

ヴィラせせらぎ付近では、河原がオートキャンプに解放されていてここでも多くのフライマンが川に立ちこんでいました。
ハッチしている水生昆虫は、ガガンボを主にミッジ類やカゲロウ類等雑多ですが、ヤマメが捕食しているのは、ガガンボ類と思われます。実はガガンボを食べているときのヤマメがフライで釣るには最も難しく、他のパターンへの反応が極端に悪くなります。
ヤマメのライズは、夕方早い時間帯からガガンボへ単発のものから始まりますが、最盛期は、午後6時を過ぎてからで、この時間帯になると、19番程度のエルクヘヤーカディスやブラウンパラシュートなどドライフライにも反応し出します。
だた、ドライフライにヒットしてくるヤマメは20cm程度の小さめのものが多く、グリズリーキングやオレンジパートリッジ、マーチブラウン等の12番程度のウェットフライには30cm近い比較的大きなサイズがヒットしてくるような傾向があるようです。

2010年1月〜4月

※ 河川案内図、遊漁料、販売店等は秩父漁協ホームページ等でご確認ください。