河井英里 2003年5月11日 南青山マンダラライブレポート 


 製作日2003.06.10/最終更新日2003.06.10

 【日 時】 5/11(日) 19:00〜
 【場 所】 南青山マンダラ(東京 外苑)
 【料 金】 \3000(1ドリンク別) 整列順入場(予約優先)
 【出 演】 河井 英里            :Vo、Pf、リコーダー
       加藤 みちあき          :G
       由宇 あおい(ゆう あおい)   :Pf、Cho
       萱谷 亮一 (かやたにりょういち):Per
       立花 泰彦            :B

 【演奏曲】 1.Moon〜静かな海〜
       2.にわか雨
       3.時の汽車    (新曲)
       4.祭韻      (新曲)
       5.川下り     (弾き語り)
       6.NEVER AGAIN   (弾き語り)
       7.ユニバース   (弾き語り)

        (小休止)

       8.Edes lany    (弾き語り)
       9.Oh My Glory
       10.星の記憶
       11.風の道へ    (既発表曲、一部改変)
       12.青に捧げる
       13.シャ・リオン

      (アンコール)
       14.Prayer
       15.おやすみ

 【コメント】  今回、河井英里さんのライブを初めて見ました。
        個人的には今まで見たアーティストの中でもかなり質の高い、
        充実したライブだと思いました。

         また会場には、観客として「星の記憶」の作者オンドマルトノ
        奏者のハラダタカシさん、「ユニバース」の作曲家子龍さん、
        「川下り」の作詞を担当した藤沢晶子さんといった方々が集い
        豪華なライブでした(あとで大島ミチルさんのBBSで判明したのですが
        大島さんもアンコールの辺りで姿を見せていたそうです)。

         演奏や歌唱も安定しており、英里さんの歌声もCDとは比較できない
        ほどやさしく透明度の高いものでした。 CD「青に捧げる」の
        キストゥリナ以外の全曲、CD「Prayer」からもオリジナル曲を
        中心に3曲、発売になったばかりのCDから「ユニバース」「星の記憶」、
        また「時の汽車」「祭韻」「風の道へ(歌詞一部改変)」の新曲を3曲と
        充実した構成でした。

         「時の汽車」は大島ミチルさんに作ってもらった曲とのことで、
        日本語詞がとてもかわいらしく、サビで転調もありファンタジックな
        曲でした。
         「祭韻」はバリ島に旅行されたときにインスパイアされた曲との
        ことで河井さんのオリジナル曲。満天の星を仰ぎ見るような
        ゆったりとしたバラードでした。
         「風の道へ」は2002年3月9日(土)のミノトール2でのライブでも
        披露された曲で、歌詞等を一部直したそうです。
         「ユニバース」の弾き語りバージョンもCDとは違って、英里さんの
        ヴォーカルとピアノだけで、メロディーの良さと河井さんの美しい
        歌声がかえって目立っていました。
         「星の記憶」はバンドバージョンでギターの加藤さんが活躍し、
        オンドマルトノの音色を真似ていました。間奏もギターとピアノで
        リリカルに盛り上げていました。
         「シャ・リオン」はインプロヴァイズされた前奏から入り、
        民族音楽的なオープニングでした。
         アンコールの「Prayer」ではみんなが無事に帰れることを祈って
        歌ってくれました。
         「おやすみ」はライブでいつも歌ってる曲とのことで、無伴奏で
        マイクも通さず、切々と語りかけるように歌ってくれました。
        大きな会場では味わうことのできない曲だと思います。

         所々、河井さんが涙をぬぐうところもあり、見ているこちらも
        とても感動しました。約2時間弱のライブでしたが、
        本当にあっという間で、あと少なくても4〜5曲は聴いていたいと
        思いました。
                             (鶴田 様 執筆)


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