98年来日関係
製作日1998.06.07/

チケット販売広告(読売新聞)
98年3月18日朝刊掲載のチケット販売広告。

コンサート評(読売新聞)
1998年6月15日(夕刊)に掲載の
ライブリポート。
前回(81年)の評論は、良かったのに対して
今回の記者は、クラフトワークが判っていない!
音楽(平成10年6月15日(月)) 全文(そのまま)掲載
クラフト・ワーク公演 ”テクノの元祖”今風に復活
このドイツ出身の4人組は、シンセサイザーとコンピューターで作り上げた
ざん新な音楽を売り物に、70、80年代に活躍、”テクノ音楽の元祖”と
呼ばれる。ここ10年ほどは休眠状態だったが、最近活動を再開し、
17年ぶりに来日した。
録音スタジオからそのまま持ってきたような機械群の前に並んだ4人は、
宇宙服風の衣装に身を包み、ロボットを思わせるぎこちない動きで演奏する。
背景のスクリーンには、コンピューター・グラフィックスや実写映像が
目まぐるしく映し出され、舞台はSF映画の一場面のようだ。
アルバムに比べ、ビートを強調する。「放射能」は、原曲の無機質な雰囲気が
一変し、疾走感のあるダンス音楽に仕立て直された。旧曲を温故知新的に披露せず、
現代の音で再生させたのは見事だった。舞台で実際に演奏したのは、全体の1割程度。
あらかじめ仕込んでおいたフレーズや効果音がスイッチ操作によって、
合成、加工され、音楽が織りなされていく。
一歩間違えば、冷たい印象を与えてしまう機械音楽に血を通わせていたのが、
独特のユーモア感覚だった。ラルフ・ヒュッター経文を唱えるような無表情な
ボーカル、メンバーの人間臭さを消した所作、どことなくコミカル。アンコールで
披露した「ロボット」では、舞台にメンバーの姿はなく、代わって4人を模した
人形が曲に合わせて踊る。人を食った演出は痛快だった。
考えてみれば、彼らの活動休止中に、コンピューターやシンセサイザーは
長足の進歩を遂げた。しかし20年前の曲でも、全く古臭さを感じさせない。
このバンドが、決して機械に音楽を従属させなかったことの証明だろう。
西田 浩 −2日、赤坂ブリッツ。
現代風のサウンドで往年の曲を再生させたクラフト・ワーク(米田泰久撮影)

ポスター
98年来日時の公式ポスター。
基本的にチラシと同じデザイン。
「ぴあ」から交渉して入手した人もいるとか?
来日ファン集会
5/26新宿ロフト・プラス・ワンで開催された
ファン集会の様子。メカ野氏(左)と千田さん(右)
座談会の模様。
松谷氏、メカ野氏、佐藤氏、小柳氏。
詳細レポートは、ここ(ジェダイさんのHP)
を参照願います。
ライブ!

ビニルシート
ライブ当日、赤坂ブリッツの
グッツ売場に飾ってあった非売品。

VIPバッチ
ライブ当日、赤坂ブリッツの
VIPが付けていたバッチ。
皆さん、気づかれました?
ライブ会場で出会った有名人

巻上公一氏
説明の必要もないですが、
ヒカシューのボーカル。
80年代テクノブーム時には、
クラフトワークのカバーもやっていましたね。

MIRAI氏
キーボードマガジン誌で、トライバルの
ライブレポートを書いた人。
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