仙山線車窓から  (作並〜山形)

東北最大都市仙台から、上山、天童、蔵王、などの有数の観光地を控えた
観光都市山形を結ぶ58.0kmの路線です。
沿線の車窓風景を写真と私なりのコメントで紹介します。
都市、農村、山岳地帯と多彩で四季おりおりの違った車窓が楽しめます。   

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作並 (仙台市青葉区) 
「さくなみ」 
作並駅は有名な作並温泉の玄関口です。 
こけしが下車客を迎えてくれます。 
又、ここは新幹線で採用されている、 
交流電化の発祥の地でここで試験運行が 
スタートしたそうです。 
東北地方のほとんどこの交流電化方式を 
採用しています。 
右の写真は上が夏で下が冬です。
 

 
 

(臨) 
八ツ森
奥新川 (仙台市青葉区) 
「おくにっかわ」 
作並から先はさらに一変。 
民家などの建物はほとんどなく、 
仙山トンネルまでは、険しい山間の路線で 
谷間をぬって走ります。
  紅葉川渓谷を走ります。 
しばらくこの車窓が続きます。 
四季折々の景色が楽しめる区間でもあります。 
 
面白山 
高原
(山形県山形市) 
「おもしろやまこうげん」 
長い仙山トンネルを抜けると、山形市に入ります。 
抜けるとすぐ「面白山高原」駅です。 
春はハイキングコース、 
夏はキャンプ場 
秋は紅葉 
冬はスキー場 
と四季それぞれ違った顔を持ちます。 
駅前にリフトの乗り場があり、 
そのまま山頂へ行く事ができます。 
冬は駅前がすぐゲレンデになっています。
 

  面白山高原を発車すると 
徐々に民家が増えはじめ、 
山を下っていきます。 
ほどなくすると山形方面左手 
山の中腹の方に茶色の建物が見えます。 
奥の細道で有名な松尾芭蕉が 
この地を訪れたことを記念して 
「芭蕉記念館」が建てられました。 
だれでも入館する事ができます。
山寺 山形県山形市) 
「やまでら」 
山形行き電車で右手をみると 
いかにもご利益のありそうなお寺 
が見えます。 
駅名のとおり「山寺」にふさわしく、 
正式には「立石寺」といいます。 
1015段の階段を登ると、 
そこは奥の院で、真夏でも心地よい 
風を感じることができます。 

右の写真は朝日を受けた「山寺駅」です

   

右、及び上の写真で山の中腹より上に 
立石寺のお堂が見えますが、わかりますか? 

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高瀬 山寺から先はのどかな田園風景になります。 
だんだん民家が増えていきます。 
この辺りはさくらんぼ園が多く 
シーズンになるとさくらんぼ狩り 
に訪れる人で賑わいます。 
 
楯山
羽前千歳 「うぜんちとせ」 
●奥羽線 天童、新庄、秋田方面 
奥羽本線との合流駅です。
北山形 「きたやまがた」 
●左沢線 寒河江、左沢方面 
左沢線はフルーツラインの愛称で 
親しまれており、沿線には 
さくらんぼ園などの各種果樹園が 
多くあります。
 
山形 時刻表 「やまがた」 
●奥羽線 天童、新庄、秋田方面 
●山形線 上山、米沢、福島方面 
●山形新幹線 福島、東京方面 
北山形からは、霞城公園を右手に見ながら 
市街地を抜け山形駅へと入ります。 
山形駅は山形新幹線開業に合わせ、 
今のような駅ビル、ホテル併設の 
おしゃれな駅に生まれ変わりました。 
私、個人的には前の趣きの方が、 
旅情があってよかったのですが、 
これも時代の流れでしょうか、 
平成11年12月には、 
新幹線が新庄まで延伸します。
 
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