高岡山星の森
JR星田駅を出て右手に進み、大谷橋を左に傍示川沿いに進むと左側の住宅の間にこんもりとした森が見える。ここが星の森之宮である。
星の森は人皇52代嵯峨天皇の御代、弘仁年間西紀810年頃、高僧弘法大師が交野地方にこられた折り、普見山獅子窟寺の岩屋にて、仏眼尊の秘法を唱えらた。すると天空より、七曜の星(北斗七星)がこの森と妙見山と 光林寺の三ヶ所に降るのを見た。以来、この三ヶ所を星の霊場とされ、弘法大師は妙見山に七曜星を祀られ、「北辰妙見大悲菩薩」と崇め「妙見山竜降院」と称され、天下太平国家擁護の霊場と敬われたと伝えられる。
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