家庭菜園を始めるにあたり

(左は我が家の家庭菜園(手前)・右は菜園仲間の近所のおじいさん)

私の家庭菜園奮戦記を始めるにあたり、家庭菜園をやるようになった経過を 思い出してみると、私の幼い頃は、現在のようなスーパーやコンビニはまだなかった。 小遣いもなく、おやつは近所の畑から頂いた(盗んだ?)野菜類(トマト、トウモロコシ、スイカ等) がほとんどだった。

幸いなことに零細ながら農家であり、野菜類はすべて自給自足だったので近 所の悪童とよく親の目を盗んで食べたものである。

この時食べたトマト、きゅうりの味が懐かしく、スーパーでいろいろ探したが 昔の味、匂いがするものは発見できなかった。

どんな味かときかれてもトマトやきゅうりの味としか言えないのであるが、 現在売っているものとはくらべものにならない美味しい味であったと記憶し ている。

ちょうどそんな時、家庭菜園をやらないかとの話があり、昔の味の作物を自分 でつくってみようと始めた次第である。



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