9月某日(土)晴
なんか9月に入ってから、やたらと晴れの日が多い。
北陸じゃないみたいである。(笑)
前日までの出張で早起きのクセがついてたらしく、この土曜もけっこう早い時間に目が覚めました。
天気も良いので、ちょっと遊びに行くかなぁ?と思って駐車場で準備をしていると、なんかフラフラとポポが歩いている。
注) 私はバイク用品一式を車(REGIUS)に積んでいるので、駐車場で出撃準備をするのである。
ポポはGPZ1100の整備をするつもりであることが判明する。
こんな天気の良い日に整備もないだろうと思ったので、とりあえず出撃のお誘いをしてみる。
なんか、前回の楽しいツーリングでオフロードの味をおぼえたらしく、顔が嬉しそうであった。
というわけで、今回もポポを伴ってのツーリングとなる。
まずは国道8号線のバイパスから国道416号線を経由して山へと向かう。
県道阿手尾小屋線で峠を越えて大日ダムの北側におりる。
ここから県道小松鳥越鶴来線を北上する。
すぐに大山林道入口がある変電所の所までたどり着いたのだが、昼飯がまだなのでさらに北上する。
この辺はかなりのイナカなので、メシもジュース類も入手困難なのである。
次回からは弁当持参で走ろうと密かに決意する。
いかにも田舎のよろず屋風の店にて弁当と水分を入手できたので、引き返して大山林道に突入する。
とりつきから数キロは、川沿いの木々が繁って薄暗い道で、いつ来ても路面は湿っており、その水気のせいかちょっと小石がザクザクッとしている。
少し走ると橋の手前、左側へと登っていく分岐が現れる。
ここを直進すると大山林道で、大日ダム南の丸山へと抜けることができる。(後日確認済)
今回は左に折れて、鷲走岳林道を走ることにする。
うねうねと曲がりながら高度をあげていく多少荒れ気味な道で、ヘアピンカーブがちょっとコワイ。
ガードレールも無く、コースアウト即崖下なのでなおさらコワイ。
カーブは、私がCRM(2st)に慣れてなくって、アクセルワークがてんでダメだからコワイのだろうけど...(;o;)
しばらくお淑やかに登ると徐々に道が良くなってくる。
以前来た時にやってた工事の成果なのだとは思うが、こんな道整備してどないするつもりやねん!って感じである。
税金の無駄遣い的バラ撒き工事なんだろうなぁ...(--;
で、この整備(無駄遣い)記念碑のあたりまで来ると、かなり景色が良くなってくる。
眼下には今まで走ってきたウネウネ道、晴れてれば田園地帯とその向こうに広がる日本海までも見ることもできる。
まわりの木々が杉から広葉樹の雑木に替わるのも気持ち良さに拍車をかけてくれる。
あまりに爽やかなので、この辺で弁当をいただくことにする。
というのはウソで、崖崩れ跡があったので下見でバイクを停めたついでに弁当なのである。(笑)
あ。でも気持ち良い場所ってのはウソじゃないです。
弁当だって美味しさ2倍(単に腹減ってただけ?)だったのだから。
ガケ崩れ跡を過ぎたあたりから下生えが多くなり、幅も狭くちょっと荒れ気味のテクニカルな道になる。
結構楽しい。(^^)
鷲走岳登山口がある辺りから下り坂になる。
時々、下生えに隠れて深い轍が道を横切っているので注意深く下る。
ふと振り返ると、ポポが轍に思いっきり跳ねられていたので、とりあえず笑ってあげる。
道は、ゆるやかに下りながら山の裏へと回り込み、眼下には手取湖が見え始める。
普通の林道レベルの路面になってきたので、気持ち良く下る。
しばらくすると、三叉路に出て、ダートはお終いとなる。
ダート総延長約15km。
三叉路を直進すると更にダートが続いていたので、とりあえず進んでみるが、工事現場にて行き止まり。
途中にあった白抜山方面への分岐にアタックしてみる。
黒土系で良く滑る細い道である。
ちょっとした急斜面で嵌まってしまう。
フロントが段差を越えられなかったのだが、こういう路面で一度勢いを失ってしまうと、もはやお終いである。
バイクを戻して数度アタックするも、掘ったり投げたりするばかりで登れそうにない。
水も持ってないことだし、今日のところは撤退!とする。
リベンジに行ってみたいかも...(^^)
引き返して、先ほどの三叉路を下り東二口に降りる。
500mlのペットボトルを奇麗に飲み干す。(^^;
あとは国道360号経由で素直に帰る...つもりだったが、弘法池に立ち寄って水を飲んだついでに、某トンネル脇の旧道へと寄り道してしまう。
ひたすら階段状の道を下って行くと、浮き倒木が現れ、進路を阻まれる。
とりあえず、木を動かそう(地面まで落とそう)としたのだが、なかなかに頑固なヤツで言うことを聞いてくれない。
やむなく倒木の前にきっかけ石を置いてから強行突破をする。
ポポは、なかなかフロントを木の向こうまで送れずに苦労していた。
まぁオフ歴3ケ月くらいなんだからしゃーないわなぁ...と思いつつ見守る。
これ以上路面を掘られると難儀だなぁって状態になってきたので、私がバイクを投げてあげる。
DTは最低地上高が低いのでちょっと苦労したけれど、無事倒木を突破することができ、舗装路(国道)に復帰する。
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今度こそ本当に、素直に、寮まで帰る。
うーん。ビールが美味かったぜ。(^^)