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百人一首の決まり字を覚えよう!

競技かるたで早く取るためには決まり字を知っていることが大切です。
どこまで読めばその札を取ることができるかが決まる音を決まり字といいます。
例えば「むらさめの」は、百人一首の中で「む」で始まる歌は1首のみですので「む」で取ることができます。
百人一首の中で最初の1字を聞いて取れる札は全部で7首あり、「むすめふさほせ」といっています。




百人一首決まり字一覧(PDF)をご覧いただき、ステップにしたがって覚えると、100枚の取札と決まり字を
覚えることができます。
取札を見て目で覚え、それを見ながら声に出して口で覚え、その声を聞いて耳で覚えることで、
取札を見たらぱっとその札の上の句(決まり字まで)が言えるように、取札のイメージと音を一致させて覚えます。
また取札を実際に手を使って並べることで記憶の印象を強くします。

取札は友達の顔、上の句(決まり字まで)は友達の名前と思って、100枚の札がすべて友達となるように
がんばってください。
(えぇっと誰だったっけ?むらちゃん?ではだめですよね)

※覚えにくい札は語呂合わせなどで覚えるのもよいです。
(下の句が「き」で始まるのは「むらさめの」だけなので、「きむらさん」


■ステップ1 x枚札を覚える(1枚札〜8枚札,16枚札)
(準備) 百人一首決まり字一覧を見ながら、取札をx枚札別にわける。
 1枚札 「むすめふさほせ」
 2枚札 「うつしもゆ」
 3枚札 「いちひき」
 4枚札 「はやよか」
 5枚札 「み」
 6枚札 「たこ」
 7枚札 「おわ」
 8枚札 「な」
 16枚札 「あ」

1) 1枚札を一覧の通りに並べる。(百人一首決まり字一覧を見てよい)
2) 1枚1枚見ながら、上の句(決まり字まで)を声を出してリズムよく繰り返し言って覚える。
3) シャッフルして、百人一首決まり字一覧を見ないで順番に並べる。
4) 百人一首決まり字一覧を見ながら、正しく並んでいるか上の句(決まり字まで)を言いながら確認する。
5) 正しく覚えるまで、1または3から繰り返す。
6) 正しく覚えたら、順に2枚札、3枚札、…、16枚札を同様に行う。


■ステップ2 100枚を一覧の通りに並べる
1) 100枚をシャッフルする。
2) 百人一首決まり字一覧の通りに100枚を並べる。(一覧を見ないで並べる)
 ・すぐにわからない時は百人一首決まり字一覧を見てよい。
 ・この時、わからなかった札、間違えた札とその相棒の札を覚えなおす。
  (例えば"め"を"なつ"と間違えたら"め"と"なつ"を覚えなおす)

3) しっかり覚えるまで、1から繰り返す。


■ステップ3 100枚で札流しをする
・100枚しっかり言えるようになったら、札流しのスピードアップの練習をする。


以上です。